The Justice Twins

どんぐり

夏休み終盤の事件(脚本)

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〇シックなリビング
  夏休み終盤。
江川和樹「食休みしたら、和美とプールに行ってくるよ」
江川和美「できるだけ早めに帰るわ」
江川るり子「気をつけてね」
  二人は昼食を取り、食休みした後にプールに行くと決めていた。

〇一軒家の玄関扉
江川るり子「それじゃあ、気をつけてね」
「行ってきます!」

〇スポーツクラブ
江川和樹「到着したね」
江川和美「今日も賑わってるわ」
  彼らがやってきたのは、市民プール。
江川和樹「小さい頃、ここにきてよく練習したよね」
江川和美「そうね」

〇スポーツクラブのプール
  回想。
江川るり子(若かりし頃)「2人ともやるじゃない!」
江川勝(若かりし頃)「すっかり上手くなったね」
江川和美(幼少期)「お父さんとお母さんのおかげだよ」
江川和樹(幼少期)「これで学校でもいい成績が取れるよ!」
江川るり子(若かりし頃)「そうだといいわね」

〇スポーツクラブ
江川和美「思い出すわね」
江川和樹「じゃあ、行こうか」
  2人はプールへと向かう。

〇スポーツクラブのプール
  更衣室で着替えた2人は、プールサイドへ向かう。
江川和樹「まずはカギを預けなきゃ」
江川和美「そうね。お願いします」
プールの管理人「はい、お預かりします」
  コインロッカーのカギを預けた2人はさっそく準備運動をすることにした。
  そして、休憩時間が終わった。
プールの監視員「それでは、プールに入ってください」
江川和樹「入ろうか」
江川和美「そうね」
  2人はプールを楽しんだ。

〇学食
  ひとしきり水泳を楽しんだ二人は、おやつを食べてから家に向かうことに。
江川和樹「ひとしきり泳いだ後のパフェはおいしいね」
江川和美「そうね。一口食べたらリラックスできるわ」
江川和樹「この紅茶も実に美味しいね」
江川和美「そうね」

〇スポーツクラブ
  やがて2人はプールを後にした。
江川和樹「もうすぐ夏休みも終わりだね」
江川和美「そうね。いろんな事件があったわ」
江川和樹「でも油断は禁物だ」
江川和美「そうね。いつ事件が起こるかわからないもの」

〇神社の石段
江川和樹「もうすぐ我が家だ」
江川和美「そうね」
  その時だった。
「神はアラーだけだ!」
江川和樹「あれは!?」
江川和美「行って見ましょう!」

〇神社の本殿
イスラム教徒「アラーは偉大だ!」
  なんとイスラム教徒が、賽銭箱を破壊したりしていた!
江川和美「こんなことするなんて、罰当たりよ!」
江川和樹「変身するぞ!」
江川和美「そうね!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇神社の本殿
イスラム教徒「神は偉大なのだ!」
住職「やめて下さい!神様になんて罰当たりなことを!」
お坊さん「人の願いを踏み躙ることなんぞ、言語道断でず!」
神主「すぐに警察を!」
尼「わかりました」
巫女「やめなさい!」
イスラム教徒「うるさい!」
巫女「キャァ!」
ジャスティスボーイ「やめろ!自分勝手な理由で神様を貶すなんて!」
イスラム教徒「知ったことか!」
ジャスティスガール「大丈夫ですか?」
  ジャスティスボーイが交戦する中、巫女の手当てをするジャスティスガール。
巫女「あなたたちは?」
ジャスティスガール「通りすがりの正義の双子です」
住職「まさか本当に正義の味方がいたとは・・・」
ジャスティスガール「応戦するわ!」
ジャスティスボーイ「すまないね」
イスラム教徒「何がわかるんだ! アラーは偉大なのだ!」
ジャスティスガール「そんなこと言わないで!神様は人それぞれなのよ!」
ジャスティスボーイ「世界には宗教がいっぱいある!お互い手を取り合うべきじゃないのか?」
イスラム教徒「お前らに何がわかる!」

〇幻想空間
「コスチュームチェンジ!」
「神社モード!」

〇神社の本殿
イスラム教徒「ケッ!逃げるしかないか!」
ジャスティスボーイ「逃すか!」
  彼が用意したのは、お札だった。
ジャスティスボーイ「喰らえ!」
  それを犯人に向かって投げつけると、炎の効果が現れた。
イスラム教徒「うわー!熱い熱い!」
ジャスティスガール「覚悟しなさい!」
  彼女も応戦した。
イスラム教徒「うわー!」
  男はその場で動けなくなった!
ジャスティスガール「やったわ!」
ジャスティスボーイ「ああ!」
  やがて警察が駆けつけた!
警察官「一切合切話してもらいますよ!」
女性警察官「お賽銭箱を破壊してお賽銭を盗み、神社の施設を破壊するなんて、なんてことを!」
イスラム教徒「うううう・・・」
  男は連行された。
住職「いやぁ、助かりました」
ジャスティスボーイ「いえ、僕らはヒーローとして当然のことをしたまでです」
巫女「助かりました」
神主「礼を言います」
ジャスティスガール「こちらこそ」
巫女「でも、お賽銭箱のお金は人々の願いがこもった大事な私たちの収益なのです」
神主「盗むなんて言語道断です」
ジャスティスガール「私、絶対賽銭泥棒なんてしません!」
ジャスティスボーイ「僕も絶対しません!」
  二人はその場を去った。

〇シックなリビング
「ただいま」
江川るり子「お帰りなさい」
江川和樹「いっぱい泳いできたんだ」
江川和美「楽しかったわ」
江川るり子「そうそう、さっき神社で暴れていた男をジャスティスツインズがやっつけたというニュースがあったの」
江川和樹「それ知ってる。犯人は「アラーは偉大だ」って言ってた人でしょ?」
江川和美「さっきあの2人に会ったの。「賽銭泥棒はあってはならない」って言ってたの」
江川るり子「2人とも、賽銭泥棒は言語道断よ」
「うん!」
  いよいよ夏休みも大詰め。まもなく2学期だ。ジャスティスツインズよ、油断するな!
  次回へ続く!

次のエピソード:2学期最初の事件

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