夏の家族旅行(その4)(脚本)
〇ダブルベッドの部屋
翌日。その日は家族旅行の最終日だった。
「おはよう」
「おはよう」
江川勝「着替えて朝ごはんにしようか」
江川るり子「その後、帰り支度をしないとね」
江川和樹「そうだね」
一行は着替えることにした。
〇ホテルのレストラン
江川和樹「ハワイの料理、僕好きになったよ」
江川和美「私も!」
江川るり子「それはよかったわ」
江川勝「飛行機のチケットは、空港に着いたら渡すね。それまではこっちで持ってるよ」
桐ヶ谷拓海「おじさん、昨日はいい式だったね」
桐ヶ谷輝「そうだな。一生の思い出だよ」
本田眞子「いいハネムーンにもなったわ!」
桐ヶ谷拓海「また、ジョンに車で空港に送ってもらうから!」
〇ダブルベッドの部屋
朝食後。
江川るり子「忘れ物はないわね?」
江川勝「飛行機のチケットはちゃんと持ってるよ」
江川和樹「フライトの時間もちゃんと調べたよ」
江川和美「ちゃんとカバンにしまったわ」
江川るり子「じゃあ、行きましょう」
〇ホテルのエントランス
桐ヶ谷拓海「ジョン!!来てくれたんだね!(英語)」
ジョン「なあに、友達だもん!(英語)」
桐ヶ谷拓海「今日の午後のフライトで東京に帰るから、それまで空港内を案内してよ!(英語)」
ジョン「ラジャー!(英語)」
〇セルリアンタワー東急ホテル
江川和美「お世話になったホテルにサヨナラも告げたわ」
江川和樹「また海外に行けたらいいね」
桐ヶ谷節子「また行けるわよ」
江川和樹「そうだね」
一行は空港へ向かった。
〇空港のエントランス
一行は空港に到着した。
ジョン「展望デッキ行ったりレストランめぐりとかして、最後の思い出を作っていこうか!おごるよ!(英語)」
桐ヶ谷拓海「ジョン!!ありがとう!(英語)」
一行は空港内をジョンの先導で巡った。
〇空港の屋上
空港の展望デッキ。
本田眞子「レストランでのマラサダ、おいしかったわ!」
桐ヶ谷輝「ああ!本場の料理はいいもんだなぁ!」
江川和美「免税店巡りも楽しかったわ!」
江川和樹「キーホルダーも買えたしね」
〇空港のエントランス
やがて、飛行機の時間が近づいてきた。
桐ヶ谷沙羅「もうすぐ搭乗時間ね」
桐ヶ谷隆「搭乗便を見てくる!」
数分後。
桐ヶ谷隆「もう登場オッケーだ。ゲートは向こうの端っこだよ」
桐ヶ谷沙羅「おじさん、そろそろチケットやパスポートを出さないとね」
桐ヶ谷拓海「これからセキュリティチェック受けて、飛行機に乗るから、ここでお別れだね。楽しかったよ!また来るからね!(英語)」
ジョン「こっちも楽しかったさ!いいフライトを!また会おうね!(英語)」
一行はセキュリティチェックを受けて、搭乗手続きをすることとなった。
空港係員「パスポートをどうぞ(英語)」
江川和樹「こちらです(英語)」
空港係員「わかりました。どうぞお進みください(英語)」
一行は、無事に飛行機に乗り込めた。
〇飛行機内
江川和樹「いよいよ出発だね」
江川和美「そうね」
キャビンアテンダント「それでは、間もなく離陸いたします」
やがて、飛行機はハワイを飛び去って行った。
江川和樹「いい思い出ができたね」
江川和美「そうね」
江川るり子「いい刺激になったんじゃない??」
江川和樹「そうだね」
江川和美「初めての海外旅行はいい思い出になったわ!」
江川勝「それは何よりだ」
〇飛行機の座席
やがて、飛行機は日付変更線を無事に通過。一行を乗せた飛行機は、順調にフライトを進めていった。
(ハイジャック、起きませんように・・・・)
和樹と和美は、無事に日本に到着できるよう、祈っている。
〇飛行機内
翌朝。一行を乗せた飛行機は無事日本に戻ってきた。
キャビンアテンダント「皆様、当機は無事、成田空港に到着いたしました」
江川勝「着いたみたいだ。降りよう」
江川るり子「そうね」
一行は、しずしずと飛行機を降りた。
〇空港のエントランス
成田空港に到着した面々。
空港のスタッフ「荷物をお受け取りください」
「わかりました」
こうして手続きは無事に終了した。
本田紀夫「いい思い出になったな」
本田優子「そうね。眞子をお願いしますね」
桐ヶ谷輝「はい」
桐ヶ谷昭雄「またこうしてみんなで出かけたいね」
桐ヶ谷昴「はい」
桐ヶ谷沙羅「じゃあまた会いましょう!」
「また会おうね!」
面々は昼食を摂った後、解散した。
〇シックなリビング
夕方。
江川勝「いい3泊5日の旅行になったね」
江川るり子「そうね。お土産のお菓子、ご近所さんに分けないとね」
江川和美「写真、夏休み明けに友達に見せるわ!」
江川和樹「夏休み後半には補習もあるし、うまく勉強を進めて新学期も頑張るよ!」
家族旅行を楽しんだジャスティスツインズ。本分の勉強もおろそかにせず、頑張ってほしい。
次回へ続く。