音楽の奇跡

フィア🍀🐬

あおとの相談~彼との再開(脚本)

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〇男の子の一人部屋
こうた「ねぇ、あおとも来なよ」
あおと「う、うん」
こうた「あおと、何照れてるんだ?」
あおと「そ、その、久しぶり、だから///」
こうた「ふふっ、あおとも可愛いとこあるんだな笑」
あおと「っ///」
こうた「さて、からかうのはここまでにして あおと、何かあった?」
あおと「あ、えっと、これからの事をこうたと話しておきたくて」
こうた「これからの事か・・・ あおとは何がしたい?」
あおと「僕は・・・ 姉ちゃんとこうたと音楽をしたい」
こうた「俺とも!?」
あおと「こうた、ギターと歌上手いだろ? 僕、ドラム出来るけどギターや歌は姉ちゃんやこうたが上手いからさ」
あおと「だから、お願い!」
こうた「もちろんいいよ! それに、昔あおいに約束されたからね」
あおと「え? どんな約束だったの?」
こうた「いつか大人になったら、3人で音楽やろうっていう約束だよ」
あおと「えっ、姉ちゃん多分その約束忘れてるかも 夢と父さんの事で頭がいっぱいだったから・・・」
こうた「え!?」
あおと「母さんが願った「大きなステージで音楽を奏でる」夢はずっと言ってたけど、その事は聞いてないな」
こうた「あおい・・・ とりあえず明日聞いてみるか」
あおと「だね」
こうた「ん、そろそろ時間も遅くなってきたし、寝るようにしようか」
あおと「あ、うん」
こうた「おやすみ、あおと」
あおと「おやすみ、こうた」

〇アパートの台所
あおい「よしっと!」
あおい(今日の出来もいい感じじゃない?)
こうた「おっ、今日も美味しそうだね!」
あおい「こうた、おはよう!」
こうた「ふふっ、あおい、おはよう 今日はいつもより気合い入ってない?」
あおい「そうかな?」
こうた「んじゃ、あおとを起こしてリビングで待ってるよ」
あおい「うん!」
あおい「よし、今日も1日頑張るぞ!」

〇明るいリビング
こうた「あおと、寝てないで着替えてきて」
あおと「ん・・・ 眠いし、このままこうたの膝枕で寝る・・・」
こうた「うーん、困ったなぁ・・・」
あおい「ご飯出来たよって、え?」
こうた「あおとが眠くてどいてくれないんだよ・・・」
あおい「ふふっ、もしかして夜遅くまで2人で話してた?」
こうた「少しね でも、あおとがここまで甘えてくるとはね」
あおい「あおと、お父さんの事もあって色々気を使ってくれてたんだ だから、甘えたくても甘えられなかったのもあったからきっと・・・」
こうた「そっか」
こうた「とはいえ、朝食も出来てるし起こさないとな」
あおい「ふふっ、そうだね ここは姉である私に任せて! こうたは朝食を運んできてくれる?」
こうた「うん、わかった」
あおと「ん・・・」
あおい「あおと、早く起きないと~?」
あおと「わっ、お、起きるからくすぐらないで!!」
あおい「ふふっ、あおと、おはよう」
あおと「お、おはよう・・・」
こうた「あおと、おはよう 朝食持ってきたぞ」
あおと「お、おはよう・・・」
こうた「だ、大丈夫か?」
あおと「うん、大丈夫」
こうた「んじゃ、どうぞ!」
あおい「あおい特製「スペシャルブレックファースト」だよ!」
あおと「ス、スペシャル? えっと、ど、どこが?」
こうた「あ、あおと、それは言うな!」
あおと「え?」
あおい「余り物で作ったし、そりゃスペシャルじゃないのはわかってるよ でも、夜は期待してよね?」
「うん!」
こうた(怒ってなくて良かった・・・)
あおい「じゃ、食べよ!」
「いただきます!!」

〇明るいリビング
こうた「さて、これから何やる?」
あおと「そういえば、姉ちゃん、こうたとの約束覚えてる?」
あおい「う、うん、覚えてるよ?」
(これは忘れてるな・・・)
こうた「昔、大きくなったら3人で音楽やるって約束」
あおい「!!」
あおと「思い出した?」
あおい「うん、思い出したよ 幼い頃の私達だけの特別な約束」
あおと「?」
あおい「あれ、あの時あおとも居たよ?」
あおと「え!?」
あおい「あおと、幼すぎてきっと話聞いてなかったんだよ」
あおと「そ、そうだったのか・・・」
こうた(って俺もあおとが居たこと、忘れてたんだけどな・・・)
こうた「これからさ、スタジオ行ってやらない?」
あおと「今から借りれるの?」
こうた「俺の知り合いにスタジオ持ってる人居てさ 連絡したら借りれるはずだよ」
あおい「もしかして、はるくんのスタジオ?」
こうた「そう はるのスタジオなら色んな設備もあるし、時間もあまり気にせずに使えるからね」
あおと「はるくん?」
こうた「はるとはしばらく会ってなかったから、覚えてないかな?」
あおい「はるくんはこうたの友達で、昔よく遊んでたんだよ」
あおと「俺、色々忘れてるな・・・」

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