ハチ公が鳴く刻  悲しきハロウィンのワルツ

良し

麻薬事件解決?そして•••(脚本)

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〇怪しい部屋
  話す▶️蜂須賀
鶴屋取締官「蜂須賀阿羅!!麻薬取締容疑で逮捕する!!」
蜂須賀阿羅「ちっ・・・マトリかよ・・・」
鶴屋取締官「もう逃げられんぞ!!大人しくしろ!!」
蜂須賀阿羅「大人しくしろって言われて、大人しく捕まる馬鹿がいるかよ!!」
  見る▶️窓
淀川宗真「なっ!?窓から!?ここ二階だぞ!!」
鶴屋取締官「蜂須賀が逃げた!!追いかけろ!!」
麻薬捜査官「はっ!!」
  移動▶️外

〇白いアパート
  見る▶️辺り
鶴屋取締官「何処へ行きやがった!?」
淀川宗真「かな!?クソ!!何処から!?」
麻薬捜査官「鶴屋さん、あっちです」
  話す▶️麻薬取締官
淀川宗真「かなは?」
麻薬捜査官「それが・・・」
淀川宗真「まさか!?」
  移動▶️悲鳴の方

〇住宅街の道
  探す▶️かな
淀川宗真「クソッ!!何処だ!?」
鶴屋取締官「淀川探偵、あそこだ!!」
  話す▶️蜂須賀
淀川宗真「かな!!蜂須賀、ソイツを離せ!!」
蜂須賀阿羅「おっと・・・これが見え無いか?」
淀川宗真「んな!?」
佐野かな「先生・・・」
蜂須賀阿羅「それ以上近づくと、この女の命は無いぞ?」
鶴屋取締官「蜂須賀、それ以上罪を重ねるな!!」
蜂須賀阿羅「お前らが近づかなければ、殺さねぇよ」
淀川宗真(クソッ・・・流石にマトリの横でアレを使う訳には・・・)
  その近くで
???(あれは・・・宗真?それにあのねぇちゃんは・・・?)
???(あん時のねぇちゃんか!!よく事件に巻き込まれるのぉ・・・)
???(んん!?蜂須賀まで!?どないなってんねん!?)
???(やれやれ・・・しゃぁないなぁ、助けたるか)
蜂須賀阿羅「痛てっ!!しまった・・・」
  話す▶️かな
淀川宗真「今だ、こっち来こい!!」
佐野かな「はい!!」
鶴屋取締官「今だ、捕えろ!!」
麻薬捜査官「はい!!」
蜂須賀阿羅「クソッ!!離せ!!」
鶴屋取締官「19時47分、蜂須賀阿羅逮捕!!連れて行け!!」
麻薬捜査官「さあ来るんだ!!」
  話す▶️鶴屋取締官
鶴屋取締官「淀川探偵、犯人逮捕に協力感謝します」
淀川宗真「いやいや、それより明日家宅捜査に立ちあっていいかな?」
鶴屋取締官「わかりました、ではこれで」
  話す▶️かな
淀川宗真「大丈夫か?」
佐野かな「怖かったです・・・」
淀川宗真「ところで、何故急に蜂須賀はナイフを落としたんだ?」
佐野かな「何か飛んできて、刺さったみたいですよ?」
淀川宗真「何か・・・?」
  見る▶️辺り
淀川宗真「ん?何だこれは・・・?」
淀川宗真(針・・・あ、アイツか!!)
  話す▶️かな
淀川宗真「かな、お礼に行くぞ」
佐野かな「え?何処へ行くのです?」
淀川宗真「あけみママのスナック」
佐野かな「え?え?え?」
  移動する▶️スナックあけみ

〇スナック
  話す▶️あけみママ
あけみママ「あら、いらっしゃい」
佐野かな「ママさん、こんばんは」
淀川宗真「アイツは来てるか?」
あけみママ「ええ、奥にいるわよ」
  話す▶️赤田充
赤田充「よう、宗真」
淀川宗真「おう、充」
佐野かな「あ・・・充さん!?」
赤田充「よう、ねぇちゃん、よく事件に巻き込まれるのぉ」
佐野かな「何で知っているんですか!?」
淀川宗真「まだわからないのか?充が助けてくれたんだよ」
佐野かな「えっ!?そうなんですか!?ありがとうございます」
赤田充「気にせんでええよ、ワイも蜂須賀に用があったからな・・・」
赤田充「マトリにパクられてもうたけど・・・」
  聞く▶️蜂須賀の事
淀川宗真「何故蜂須賀を?」
赤田充「ある麻薬組織と、蜂須賀の取引の情報を掴んだんやけどな・・・」
赤田充「取引場所と日時が何処かわからへんねん・・・」
淀川宗真「それなら、明日家宅捜査に行くから、何か情報を探して来るわ」
赤田充「ホンマか!?頼むわ」
  聞く▶️麻薬組織
淀川宗真「ところで、何処の麻薬組織だ?」
赤田充「余り詳しくは言えんが、クライアントの対抗組織だけとしか・・・悪りいなぁ」
佐野かな「前から思ってたのですが、充さんって何者なんです!?」
淀川宗真「仕事人だよ」
赤田充「おまっ・・・!?」
佐野かな「???」
赤田充(わかってない・・・?)
淀川宗真(ああ、これでいいんだよ)
  話す▶️あけみママ
淀川宗真「ママ、すまないが充に酒を」
あけみママ「あいよ」
あけみママ「はい、宗ちゃんのもね」
赤田充「奢りか?」
淀川宗真「ああ、助けられた礼さ」
あけみママ「はい、かなちゃんのもね」
佐野かな「わぁ、ありがとうございます」
淀川宗真「ホットミルクでいいのに・・・」
  移動する▶️事務所

〇店の事務室
  見る▶️かな
淀川宗真「もう寝てやがる!?」
淀川宗真「やれやれ・・・今日も事務所泊まりか、仕方がないな」
淀川宗真「あんな目に遭ってんだしな・・・これで助手を諦めてくれるといいんだが・・・」

〇店の事務室
  よく朝
  話す▶️かな
佐野かな「おはようございます、今日も張り切っていきましょう!!」
淀川宗真「昨日、あんな目に遭ったのにかい!?」
佐野かな「助手の試練と思えば、なんて事無いですよ」
淀川宗真「なんてポジティブな奴・・・」
佐野かな「さぁ捜査に行きましょう」
淀川宗真「やれやれ・・・」
  移動する▶️蜂須賀の家

〇白いアパート
  話す▶️麻薬取締官
淀川宗真「よう、鶴屋取締官は中かい?」
麻薬捜査官「あ、淀川探偵さん、おはようございます、鶴屋取締官は、中にいます」
淀川宗真「入っていいかい?」
麻薬捜査官「許可は伺っています、どうぞ」
  移動する▶️蜂須賀の部屋

〇怪しい部屋
  話す▶️鶴屋取締官
淀川宗真「ご苦労様です、鶴屋取締官」
鶴屋取締官「淀川探偵、丁度いいところに」
淀川宗真「どうしました?」
鶴屋取締官「ちょっとコレを見てください」
  見る▶️メモ
淀川宗真「ん?米2合?」
佐野かな「お米2合炊く予定ですかね?」
淀川宗真「そんなのでメモ取るか!!」
鶴屋取締官「恥ずかしい話ですが、我々もサッパリでして・・・」
淀川宗真「なるほど・・・」
淀川宗真(米2合・・・おそらく何かのメモだろうが・・・)
  見る▶️辺り
淀川宗真(何かあるはずだが・・・ん?固定電話?あの若さで、独身で家に固定電話・・・?)
淀川宗真(ん?米・・・2・・・合・・・!?コレか!!)
  話す▶️鶴屋取締官
淀川宗真「鶴屋取締官、あの電話使っていいか?」
鶴屋取締官「ええ、ただし指紋は付けないでください」
佐野かな「何かわかったんですか!?」
淀川宗真「ああ!!」
  電話をかける▶️米2合
電話の男「おう、蜂須賀、今夜22時に晴海埠頭で」
  話す▶️鶴屋取締官
淀川宗真「鶴屋取締官、どうやら22時に晴海埠頭で麻薬の取引が行われるようだ」
鶴屋取締官「何だと!?」
淀川宗真「どうやら向こうは、蜂須賀と思って時間と指定場所を言ってきた」
鶴屋取締官「なるほど、すぐに人員を手配します」
淀川宗真「では、俺達はこれで」
鶴屋取締官「ありがとうございます、淀川探偵」
  移動する▶️スナックあけみ

〇スナック
  話す▶️赤田充
淀川宗真「おう、充、取引場所と時間がわかったぞ」
赤田充「何やて!?ホンマか!?」
淀川宗真「今夜22時に、晴海埠頭だ」
赤田充「そうか、おおきにな宗真」
淀川宗真「まだ時間はあるが?」
赤田充「いや、現場を下調べして来るわ」
淀川宗真「おう、わかった」
  移動する▶️晴海埠頭

〇港の倉庫
  その夜
  話す▶️赤田充
淀川宗真「よう、どうだ?」
赤田充「まだ時間ちゃうし、組織は来てないんちゃうか、ところで宗真・・・?」
赤田充「何でネェちゃんがおんねん!?」
佐野かな「先生の助手ですから」
赤田充「なぬ!?ネェちゃん、お前の助手やったんか!?」
淀川宗真「勝手に助手を名乗っているだけだ!!」
佐野かな「えー?」
赤田充「まぁええわ、ぼちぼち時間やし、配置に着くわ」
淀川宗真「おう、気をつけてな」
  話す▶️かな
淀川宗真「かな」
佐野かな「はい?」
淀川宗真「ヘタに動くと死ぬから、うろちょろするなよ」
佐野かな「ええ!?」
淀川宗真「おっと、そろそろ時間だ、隠れるぞ」
佐野かな「は、はい・・・」
  隠れる
  見る▶️辺り
???「ハチスガ・・・イルカ・・・?」
鶴屋取締官「お前ら、麻薬取締法違反で逮捕する!!大人しくしろ!!」
???「マトリ・・・!?シマッタ、ワナカ!!オマエタチ!!」
???「ハイ、ボス!!」
鶴屋取締官「ちっ、機動隊を配置に着かせろ」
麻薬捜査官「はい!!」
  聞く▶️銃声
佐野かな「ええ!?何が起きているんですか!?」
淀川宗真「銃声か・・・相手は何処かのマフィアか・・・」
佐野かな「ええ!?ヤバくないですか!?充さんは大丈夫なんですか!?」
淀川宗真(充は・・・あそこか)
  見る▶️赤田充
赤田充(アンタにゃ怨みは無いんやけど、コレも仕事や、堪忍な)
???「ボス・・・!?」
???「ダメダ・・・ニゲルゾ!!」
鶴屋取締官「待て!!お前達、追うぞ!!」
  話す▶️かな
淀川宗真「行ったか・・・」
佐野かな「はい・・・」
淀川宗真「どれ・・・おっと、かなは付いて来なくていいぜ」
佐野かな「は、はい・・・」
  見る▶️死体
淀川宗真「コイツがボスか・・・」
淀川宗真(しかし、あの距離から一発で仕留めるか、また腕が上がったようだな、おっと・・・)
  取る▶️写真
淀川宗真(誰かは、ママに調べてもらうとして・・・)
  移動する▶️かなの所
淀川宗真「よし、帰るか」
佐野かな「はい」
  移動する▶️事務所

〇ハチ公前
  同時刻
通行人C「あー、楽しかったな」
通行人D「そうね、誘ってくれてありがとうね」
通行人C「お、ハチ公」
通行人D「ねぇねぇ、こんな都市伝説知ってる?」
通行人C「ん?どんな?」
通行人D「ハチ公が鳴くと、何処かで殺人事件が起きるんだって・・・」
通行人C「ハチ公が鳴くだって!?だってコレ銅像だぞ、鳴く訳無いだろ」
通行人D「でも同じゼミに通ってる人が言ってたの、この前の歌舞伎の事件の時に、鳴き声が聞こえたって・・・」
通行人C「野良犬と間違えたんじゃねぇの?」
通行人C「え!?マジか!?」

次のエピソード:第二の事件

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