エピソード1 新井学園校則の理由(脚本)
〇学園内のベンチ
ここは、新井学園。
国の中でもトップクラスの中高一貫校だ。
〇お嬢様学校
ここは、日本で唯一廃墟となった校舎を使用している学校...だったはずだが、最近工事をして、このようにきれいになった。
ではなぜ、こんなに校則があるかを、お話しましょう。
〇明るい廊下
少し、「えっ?」っ言ってしまう新井学園。
ヤンキー1「ああん?」
「す、すみません!わ、わざとじゃないんです!」
ヤンキー1「うるせえな!」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「わ、私、わざとじゃ...」
ヤンキー1「なんで、挨拶してねえんだよ!」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「すみません!き、気をつけます・・・」
「いい心がけだな」
ヤンキー1「せ、生徒会長!」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「生徒会長!」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「その心がけ、忘れるでないぞ」
ヤンキー1「あ、ありがとうございます!」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「お前も忘れないようにするんだぞ」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「あ、ありがとうございます!」
ヤンキー2「もう一回やれ!」
ヤンキー3「もう一回!」
ヤンキー3「あ!もう、容量がねえじゃねえか!」
「何をしている!」
「生徒会長!」
ヤンキー2「し、新聞部の写真を...」
ヤンキー3「ハイそうです...新聞部の写真を...」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「見せなさい!」
「はい...」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「・・・」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「この写真いいじゃない!」
ヤンキー2「う、うわあああああああ...」
ヤンキー3「へ?ちょ、ちょっと待ってくださいや!師匠!」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「あらあら、可愛いったら、」
〇生徒会室
新井学園:蒼井密(あおいみつ)「生徒会長!変なヤンキーが増えています!このままじゃ・・・」
〇廃墟と化した学校
〇生徒会室
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「それだけは阻止したいと、私も思っている」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「っ!校則だ!校則を作って厳しくしよう!」
新井学園:蒼井密(あおいみつ)「それいいですね!早速校長に言いにいきましょう!」
〇校長室
新井学園:校長先生「なんだね、ナナセくん。私は忙しいんだが...」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「はい。こちらがその紙です」
校長は、校則を作り、ヤンキーを減らして、優秀な生徒を増やすことを約束すること。
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「これをしてくれれば、この学校をもっとよくできます」
新井学園:校長先生「いいよー!」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「え?」
新井学園:蒼井密(あおいみつ)「え!」
新井学園:校長先生「「え」とは何だ!せっかくいいといっているのだ!」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「あ、はい。有難うございます!」
このように、この学校の校則は出来上がったのです。