第2話、オカルト回「米一丸の踏切」(脚本)
〇線路沿いの道
実はこの辺りはもう一つ
自殺の名所としても有名な心霊スポットがありました。
その名も
私(20代)「米一丸の踏切」
米一丸(よねいちまる)「俺じゃねーよ」
米一丸(よねいちまる)「本名は箱崎4号踏切って言うんだよ」
米一丸(よねいちまる)「よく覚えておこうね」
私はこの踏切には色々と思い出がありました──
私(20代)「もちろん──」
〇黒
嫌な方の思い出ですが💦
私(20代)「ちょ、ここ何か圧が違う💦」
と、言うのも──
ここは自殺の名所でもあると同時に有名な心霊スポットで
私(20代)「昼飯時、毎日ここを往復する度」
私(20代)「幻惑されるのか、クラクラする‥霊感持ちの私に取っては非常に危険な場所、それなのに」
坂本龍馬(霊)「助けねーぞ」
坂本龍馬(霊)「大事な、おまんの霊能者としての経験値を上げる為じゃき、」
坂本龍馬(霊)「あえて助けんのよ」
「ほいたら!️」
私(20代)(ほいたら‥💦)
私(20代)(しかし、通らないと昼飯買えずに飢え死にする・・・(コンビニが踏切の向こう側にしか無い!!️))
私(20代)「かくなる上は‥」
気合いでオバケブっ飛ばしてバイトの期間終わるまでの毎日何とか生き延びました・・・
ショパン君(僕だったら有無を言わさず助けるのに)
〇高層マンションの一室
私(20代)「父ちゃん」
父「ん?何や?」
私(20代)「米一丸の踏切って知っとう?」
父は夜勤の多いガードマンです
父「おゝ知っとうぜ。 自殺の名所たい」
父「俺は霊は信じとらんけど」
父「霊能者が見たら踏切の上に無数の影があって 中には大きな影と小さな影が並んで立ってるのも見えるらしいな」
父「多分それは親子連れだと」
父「今度高架になるらしいが」
父「もしそうなると今までそこにおった奴らは どげんなるっちゃろうな」
父「ぴょーん」
高架になった箱崎4号踏切のこれからに期待しましょう!!️!!️
〇通学路
その昔
箱崎の住民の方が言っておられました
米一丸さんは何でも願いを叶えてくれる──と
例の踏切はすっかり高架になりましたが
令和になった今でも
彼、米一丸は
箱崎の住民を見守り続けておられます──
米一丸(よねいちまる)「付近にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい」
八千代「お待ちしてます❣️」
(ナーナック‥)
八千代「終わり」
坂本龍馬(霊)「仲の良い夫婦だったな」
坂本龍馬(霊)「おまんもそろそろ身を固めんかい」
私(20代)「は?誰とですか!?️」
坂本龍馬(霊)「俺」
坂本龍馬(霊)「なんちゃゆうても おまんはワシの妻の生まれ変」
終わり──
〇黒
おまけ
字数が足りないので
テイク3😱
〇山の中
米一丸(よねいちまる)「はあッ、はあッ、」
箱崎の松林
従者「米一丸殿、お怪我はっ!?️」
米一丸(よねいちまる)「安心しろ、浅手だっ」
米一丸(よねいちまる)「何しろ私には、従者が44人も居るからな!!️」
「・・・」
よんじゅうよにん
キャラ10人しか出せないtapnovelでは
描けません──
なお、米一丸側の
お供の44人は全員討ち死にしたそうです!!️
44人て・・・
「ナイナイナイナイ」
私(20代)「どこのヤ⭕️ザの抗争だよ」
私(20代)「こうやって伝説は作り出されて行くのですね!️どちらにしても歴史って面白い!!️」
私(20代)「最後に米一丸さんと八千代姫その他犠牲者の方々のご冥福を祈って、この物語を締めくくらせて頂きます!️ありがとうございました」
ひゃー!やっぱり霊感ある方は感じるんですね〜😭💦
でも、高架になったらぴょーんて!!笑
こういうわからんさんイズム大好きです😂💕
優しいショパン君とグイグイ来る龍馬さんにもニマニマでした🤭✨
ローカル日常×伝承×心霊、この親和性の高い取り合わせを存分に楽しませてもらいました😊 体験談ならではの生き生きとした内容で、その空気が肌感覚で伝わってきますね✨
高架になった現在、あの影は目撃されているのか知りたいような知りたくないような…😱