異世界還りの聖女様!

檸檬桃緑茶

Ⅱ-18.ドワーフさん(脚本)

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〇巨大な城門
吉沢 奏楽(ソラ)「着いたーー!!!!」
高野 蓮(レン)「ここが・・・ ドワーフの国・・・!!!!!!」
高野 杏奈(アンナ)「すご〜〜〜い!!!! 人がいっぱいいるぅーー!!!」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ 毒の森抜けないとたどり着けないんじゃなかったっけ?」
吉沢 拓磨(タクマ)「皆耐性ありかぁ??」
高野 裕翔(ヒロト)「・・・ 多分だけど・・・ 船を使った海経由だったんじゃないかな??」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ そういえば・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「豪華客船でドワーフの国ツアーがあるって聞いたような・・・」
高野 裕翔(ヒロト)「・・・ 俺たちは、仕事だし・・・ お金かけられないから・・・ 難易度高めだったんだろうなあ・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「そんなんで難易度高い『毒の森』で冒険者バッタバッタ死なれちゃァ。 そっちの方がお金かかるだろ!!!!」
高野 裕翔(ヒロト)「まぁその辺は・・・・・・ 大人の事情だろ?」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・大人の事情??? ・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ まぁ、輸送の依頼を豪華客船で依頼なんてしたら・・・ 依頼料馬鹿にならんだろうな・・・」
高野 裕翔(ヒロト)「・・・ まぁ豪華客船ってのは1度乗ってみたいけどな!!」
門番「次の人〜〜〜!!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「はーい!!!」
  ドワーフの国に入る城壁の前で身分確認をしていたため・・・
  そこにならんで数十分・・・
  ようやく奏楽たちの番になったため、ギルド証を渡し・・・
  その間そらは門番をジーッと見つめていた。
門番「えっと・・・ どうしたのかな? お嬢ちゃん??」
吉沢 奏楽(ソラ)「え?? あー・・・ ドワーフ・・・さんですか?」
門番「・・・へ?」
高野 蓮(レン)「・・・ドワーフさん・・・」
高野 杏奈(アンナ)「ドワーフさん???」
吉沢 拓磨(タクマ)「どこにさん付けしてるんだ??」
高野 裕翔(ヒロト)「・・・プハっ! や、ヤバい・・・ 耐えろ!耐えろ! 俺!ククッ・・・」
  裕翔は笑い病が再発したようだ。
門番「ドワーフの門番してるから! よくドワーフかは聞かれるが!!!」
門番「ドワーフさんと聞かれたのは初めてだっ!!」
門番「ワッハッハ!!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・ へぇ・・・」
  質問したのは奏楽のくせに反応の薄い奏楽である?
門番「残念ながら、俺は人間だ!! ドワーフが気になるなら鍛冶屋にいくといい!!」
門番「そんじゃ!! 楽しんでくれ!!」
門番「ワッハッハー!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・」
  爽快に笑いながら聞かれたことの返事をした門番は・・・
  確認したギルド証を皆に返し・・・
  
  あっけなくドワーフの国へと足を踏み入れた奏楽たちであった。

〇ヨーロッパの街並み
高野 蓮(レン)「・・・ さっぱりした人でしたね!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・ ドワーフじゃなかったんだね・・・」
吉沢 奏楽(ソラ)「ドワーフだと思って・・・・・・ めっちゃジロジロ見ちゃったよ・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ まぁ・・・ ドワーフの国だとは言っても・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「ドワーフだけがいるわけじゃないしな!!」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ ふっ・・・」
吉沢 奏楽(ソラ)「お、お兄ちゃん??!?! 今の含み笑いは何???」
高野 蓮(レン)「・・・」
吉沢 奏楽(ソラ)「裕翔さん?? 大丈夫ですか??」
高野 裕翔(ヒロト)「・・・ククッ!! なんでも・・・ないよ!」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・・・・」
  裕翔は笑いをこらえるため、全身が震えていた。
吉沢 奏楽(ソラ)「裕翔さん!! ・・・・・・ もしかして笑ってます?」
高野 裕翔(ヒロト)「わ、笑ってるわけないよ!!!! な?? 俺を信じ、ろ・・・・・・ ククッ・・・」
高野 蓮(レン)「ヒロ兄が・・・・・・変!!」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・・・・ だよなぁー。蓮君も気づいちゃうよな・・・ー!!」
高野 蓮(レン)「・・・・・・」
高野 蓮(レン)「とりあえず荷物を依頼主のところに届けましょうか!」
高野 杏奈(アンナ)「は〜〜〜い!!!」
  緊張感のない会話をぶった切ったのは・・・
  最近成長の著しい蓮だった。

〇鍛冶屋
吉沢 奏楽(ソラ)「ごめんくださぁい!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「冒険者ギルドのものでぇーーす!!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「荷物届に──」
ドワーフさん「そんな大きな声出さなくても!!! 聞こえとる!!!」

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