エピソード20(脚本)
〇草原の道
〇トラックの荷台
チャド「まあまあ、お二人とも。 仲良くしましょうよ。 仲間同士なんですし・・・」
チャド「クリスさんもなんとか言ってくださいよ」
チャド「って、寝てますし・・・」
ギャロップ「チャド、お前は黙ってろ」
チャド「う・・・」
〇作戦会議室
ギャロップ「おいおい。冗談だろ?」
ローレン「本気さ。俺達はそのままガスピアを落とす!」
ケイト「ガスピア!!」
ケイト「ねえ、それはいつ? 僕も参加できるよね?」
ローレン「まあ、落ち着け」
ローレン「β版のギアを持っているクリスとケイトには、キュービアで偵察にあたってもらう」
ケイト「キュービアだって?」
ケイト「僕はガスピアに用があるんだ。 偵察なんて他の人に代わってもらってよ」
ギャロップ「黙ってろガキ」
ギャロップ「テメーにどんな事情があるか知らねーが、作戦の方が優先に決まってんだろ」
ローレン「最終的にガスピアを攻略するためのキュービアへの偵察だ。 決して無駄にはならない」
ケイト「でも・・・」
ローレン「ケイトにはガスピア攻略にはもちろん参加してもらうつもりだ。 貴重な戦力としてな」
ケイト「絶対だよ! ローレン!」
ローレン「ああ」
クリス「で、俺達はキュービアで何をすればいいんだ?」
ローレン「ああ。 2人にはGHが再びポルティアを攻める日を掴んでもらいたい」
クリス「では、俺はすぐにキュービアに戻った方がいいな」
ローレン「ああ、そうしてくれ。 あまり期間が開くと怪しまれる」
ケイト「僕はどうすればいいの?」
ローレン「クリスに付いて、一緒にキュービアに行ってもらう」
ローレン「うまくGHの軍に潜り込んでくれ」
ケイト「!」
ギャロップ「はは。バレんなよー」
ケイト「そんなミスはしないよ」
ローレン「ケイトはまだ初心者だ。 クリスと離れてからが心配なので護衛を付ける」
ギャロップ「護衛? 誰を?」
ローレン「ギャロップ、君と部下のチャドもケイトと一緒にGHに入隊してくれ」
ギャロップ「なにー!? 俺がこんなガキの護衛だと?」
ケイト「なんだと! こっちこそ、こんなゴリラに守られるのなんて願い下げだ!」
〇トラックの荷台
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