〈終〉HEAT(脚本)
〇秘密基地のモニタールーム
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「これで大体わかってくれた?」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「はぁ・・・ とんでもない事に巻き込まれてたんだな」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「姉ちゃんもヒデ兄も憂華も・・・ その烏丸って奴が黒幕なのか?」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「あぁ・・・たぶんな」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「どうするよ梓真?」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「俺はソイツを殺す・・・」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「そりゃ解ってるが・・・ どうやって会うんだよ」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「そこで僕やん 烏丸に梓真連れて来い言われてんねん」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「億斗を自由にするのと引き換えにな 舐めた話やでホンマ」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「寝返ったふりして懐まで連れてったるわ でもASHもワンサカおんねんなぁ・・・」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「大丈夫だ・・・ もうまとめて焼き払える」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「はぁ・・・ お前らとは縁を切るつもりだったが・・・」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「俺に出来る事はやってやる」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「何をするんだ?」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「連絡役と・・・ 前にお前が言ってた事さ」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「ほな梓真 俺が呼び出したら来てくれな」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「とびっきり意気消沈した演技頼むでぇ」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「なんで演技がいるんだ?」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「俺1人で行ける訳ないやろ ASHも同行させられるんやから信用させんと」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「やから思っきり嫌なことも言うけど・・・ キレんなよマジで」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「努力する」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「烏丸を殺るにしても ASHを突破するのが問題だな・・・」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「いや、厄介なんは烏丸や」
〇空きフロア
タケル「腕が刀みたいになって・・・ とんでもない動きをしてました」
タケル「梓真さんが来て・・・ まるでワープしたみたいに消えて」
タケル「なんなんですかアイツ・・・」
〇秘密基地のモニタールーム
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「異能を複数使えるなんて有り得んのか?」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「天才科学者さんやからなぁ・・・ いけそうか梓真?」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「手強さは関係ない・・・ 俺はあの日から決めてる」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「敵は一人残らず燃やして殺す」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「頼もしいなぁ こっちも親友の敵討ちやねんけど」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「まぁ討てる方が殺りゃええわな」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「俺はお前を信用してない 妙な動きをすれば殺すからな」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「なんか懐かしいなぁ 最初からそうやんけ俺らは・・・」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「利害が一致してるだけの 一時的な共同戦線ってやつの再開だな」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「ほなよろしくな・・・」
戸塚・レオン・忠勝(トヅカ≈タダカツ)「それでは瀬古君に留守を頼もう」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「え・・・? アンタはどこに?」
戸塚・レオン・忠勝(トヅカ≈タダカツ)「私も行くに決まっているだろう? ASHには礼をさせてもらう」
戸塚・レオン・忠勝(トヅカ≈タダカツ)「娘を殺されたんだ・・・」
戸塚・レオン・忠勝(トヅカ≈タダカツ)「目に映るASHの命は私が間引いておこう」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「じゃあそっちは任せます」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「なんかヤバいの増えたな・・・」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「た、頼もしいんじゃないかな・・・」
〇謎の施設の中枢
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「お前その右手・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「超速状態で、言わば捨て身で殴ったんだ そうなるのは自明だね」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「そこまでしても・・・ 大したダメージにはならなかったけど」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「右手はオシャカになったけど まだまだ闘れるでぇ」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「お前なぁ・・・」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「・・・ははっ」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「って言いたいとこやけど・・・ お前に譲るわ梓真」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「殺れんねやろ?」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「あぁ・・・」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「・・・」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「短い付き合いやけど・・・ 不思議とお前らには情が湧いてもたなぁ」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「・・・」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「おい! 梓真!」
〇開けた交差点
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「この状況で信用する方がどうかしてるだろ」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「それに顔も見えないしな」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「こっちも殺されかけて信用できてへんねん」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「そんな奴に顔見せるかい」
〇謎の施設の中枢
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「あっ・・・」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「死ぬなよ・・・梓真」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「”今度”は冗談ちゃうからな・・・」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「・・・あぁ」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「あと烏丸ちゃんにも一言・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「なにかな?」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「億斗はお前より先に・・・ 梓真が特別やって気付いてたみたいやで」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「・・・」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「じゃあまたな梓真・・・」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「あっ!」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「もし負けんねやったらフィニッシュ決めやすいようにしとってくれな」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「・・・わかったよ」
〇研究施設の廊下
ASH隊員「一体何と戦ってるんだ?」
ASH隊員「上が騒がしい・・・ 異能者が逃げたのかもしれん」
ASH隊員「・・・」
ASH隊員「静かになったな・・・」
戸塚・レオン・忠勝(トヅカ≈タダカツ)「あぁ、まだ居たのか・・・ 全部で何人いるのかな?」
ASH隊員「牧師・・・?」
ASH隊員「コイツが仲間を殺ったのか? なんか大したことなさそうだが・・・」
ASH隊員「丸腰に加えてその聖書・・・ 殺してやるから祈っておくんだな」
戸塚・レオン・忠勝(トヅカ≈タダカツ)「大したことないのは君達の方だよ まぁ流石に聖書は閉じようか・・・」
あぁ神よ・・・
私は聖書の一部は好きだが・・・
アナタは好きじゃない・・・
懺悔すれば何でも赦すその御心の大きさ
理解の外だよ
〇謎の施設の中枢
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「君の何が特別か解るかい?」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「さぁな 異能者じゃないのに異能を使えることか?」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「その前提が間違いだったんだ」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「君は異能者なんだよ 初めから」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「・・・?」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「異能の原料となるSH因子・・・ それが脳で反応することで超常的な力となる」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「だが、脳が異能者特有の構造でなければ 異能は発現しない」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「つまり君の脳は異能者のソレという訳だ」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「システム上・・・ 異能者ではないと判断されたが?」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「ステージ2なんだ・・・ 可能性はゼロではない」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「ステージ2以上の人間には、極度のストレス を与えて異能を引き出すテストがある」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「君はそれをすり抜けただけだ・・・」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「なら『加熱』の異能は元々あったと?」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「そうじゃない 君の異能は・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「『死者の異能の吸収』だよ」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「発現条件が特殊すぎたんだ それでテストをすり抜けることが出来た」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「そうか・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「おや? 自覚していたのかな?」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「まぁ2人もやれば自覚するか・・・」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「何のことだ?」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「ASHへの同時攻撃のとき・・・ 電磁波を放っていたね」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「あれは”健御 公英”の異能だろ?」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「彼の電磁波に加熱の異能を重畳させ・・・ 全方位への加熱を実現した」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「バレたか・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「だがひとつ気になるのは・・・ 仕切りが無ければ力がもっと拡散する筈」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「流石にそっちは気付いてないんだな・・・」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「最初からお前は虫籠の中なんだよ・・・」
〇渋谷駅前
リポーター「渋谷駅前からお届けしています」
リポーター「研究施設上階に謎の現象が確認されています まるで何かの結界の様です」
リポーター「先程、何者かに提供された情報によると 指名手配中の”甕速 梓真”の犯行とのことです」
リポーター「また、甕速 梓真をリーダーとするテロ組織からの犯行声明も独自入手しています」
〇病室
異能者は不当に虐げられている・・・
我々はそれを正したい・・・
その根拠をこれから示していく
AI診断システムに疑問はないか?
本当に適正か? 間違いはないのか?
甕速 梓真は異能者でないと診断された
だが、ステージ5の異能者だった
出生時AI診断システムには重大な欠陥
若しくは、意図的な欠陥がある
タケル「梓真さん・・・」
〇大衆居酒屋
さらにヒノカグツチのエネルギー源は・・・
『異能者の脳』である
政府主導で異能者は資源として扱われている
悪酔い客「マジかよ・・・」
〇明るいリビング
我々はそれを阻止すべく・・・
ヒノカグツチを含む異能者実験の中枢・・・
烏丸百慧の研究施設を襲撃する
「あの時の・・・?」
〇個別オフィス
我々は・・・
闇に虐げられてきた異能者の味方である
蘆田 総士(アシダ ソウシ)「すぐに止めさせろ」
第一秘書「は、はいっ!!!!」
〇秘密基地のモニタールーム
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「これで良いんだよな・・・梓真」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「ちっとは世論がマトモになれば良いが・・・」
瀬古 ヒカル(セコ ヒカル)「外に出れるようになる?」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「どうだろうな・・・」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「でも・・・ そうなると信じよう」
頼むぜ梓真・・・
勝ってくれ・・・
そんで、ちゃんと帰って来い・・・
〇謎の施設の中枢
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「なるほど ”鎮守 憂華”の異能も奪ったか」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「死者以外にも条件がありそうだと思っていたんだか・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「君達で言う”相思相愛”てやつかな?」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「・・・!!」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「そうだと・・・いいな・・・」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「最後にひとつ聞きたい 姉を殺したのはお前か?」
〇黒背景
甕速 梓咲 (ミカハヤ アズサ)「私は誰も──」
須藤 武(スドウ タケシ)(我ながら鮮度を保つ最適な仕留め方だね)
吉田所長「まだ生きてるじゃないか まったく詰めが甘い」
須藤 武(スドウ タケシ)「・・・」
須藤 武(スドウ タケシ)(はぁ わざわざ出張った甲斐が・・・)
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)(無くなったじゃあないか)
〇謎の施設の中枢
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「吉田君を殺してくれたんだってね ありがとう」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「須藤の姿でお前が襲った その時点で・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「もちろん致命傷」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「その後、君の姉を解剖して驚いた 直ぐに吉田君の元へ向かったよ」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「そしたらもう死んでた 惨たらしく加熱されていた遺体を見て」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「甕速 梓咲に近しい者に 彼女の異能が移ったと仮定することにした」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「縛りプレイだけで獲得できる裏アイテムを 見付けた様な気持ちだったよ」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「ついでに後処理を保留してた須藤の遺体も 一緒に転がして──」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「もういい」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「さっさと殺ろう」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「ふふ・・・」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)(加熱が上手くいかない)
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「さっきの全方位加熱・・・ 私が無事だった原因を考慮していないのか?」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「はぁ やはり君じゃあ友人には成れない・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「私の身体は異能による作用をジャミングする 技術を施してるんだ」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「逃げたのは勝てないからじゃない・・・ 君を綺麗に殺すのが難しかったからだよ」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「規模を上げれば通用するさ・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「そんなタメを作らせる訳ないじゃん」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)(綺麗に仕留めるのは諦めて・・・)
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)(グッチャグチャにしてあげよう)
〇研究施設の廊下
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「おぉ・・・ 凄いな・・・これ一人でやったん?」
戸塚・レオン・忠勝(トヅカ≈タダカツ)「このフロアは全滅じゃないかな」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)(えぇ〜 やっぱ怖いなぁコイツ・・・)
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)「そや! あっちで梓真の姉ちゃん見付けたんや」
戸塚・レオン・忠勝(トヅカ≈タダカツ)「手伝おう」
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)(不当に解剖された証拠として 姉の遺体を公表するの許すなんてな・・・)
隼瀬 天馬(ハヤセ テンマ)(でも勝たんと全部覆い隠されてまう・・・)
気合いみせや梓真・・・
〇秘密基地のモニタールーム
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「梓真・・・ お姉さんの遺体は天馬達が回収した」
瀬古 高虎 (セコ タカトラ)「もういいぞ・・・」
〇謎の施設の中枢
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「ぐっ・・・」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「はぁ・・・はぁ・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「君、面倒な動き方するね まるで・・・」
〇空きフロア
〇白
健御 公英(タケミ ヒロヒデ)「どうした急に・・・」
梓真(アズマ)の幼少期「”俺”も強くなりたい 姉ちゃん守れるように」
健御 公英(タケミ ヒロヒデ)「お前らは俺が守ってやるよ」
健御 公英(タケミ ヒロヒデ)「だから無茶すんな・・・」
梓真(アズマ)の幼少期「じゃあヒデ兄を俺が守ってあげる」
健御 公英(タケミ ヒロヒデ)(ハゥッ!? カワッ!!!! じゃない・・・)
健御 公英(タケミ ヒロヒデ)「めちゃくちゃ痛いし、苦しいんだぞ?」
梓真(アズマ)の幼少期「2人が死ぬよりマシだもん」
〇謎の施設の中枢
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「そんなもんか・・・?」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)(彼程じゃないにしても面倒だね 見せてない『腕部刀剣化』で一息に・・・)
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)(少し緩急をつけてみようかな・・・)
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「ねぇ梓真君・・・わかったよ・・・ 君を殺さないと約束しよう」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「俺をヒノカグツチにするんじゃないのか?」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「正直、ソレに興味が無いんだ 私の興味は次世代の知能と異能」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「君は異能者としては最上級の存在 その身体を確かめさせてくれるだけで良い」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「それで仲間にも手を出さない・・・ 君も死なない・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「どうかな?」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「お前は何がしたいんだ?」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「異能は人類の進化によるもの・・・ おそらく私の知能も・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「いずれ強力な異能も社会を変える知能も 当然の世代がきっと来る」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「私はそれを早く見たい・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「その為にAI診断システムも改造した 異能者と旧世代の対立構造を作り・・・」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「進化を促進させる為に・・・ まぁこれは政府の既得権益も手伝ったけど」
甕速 梓真 (ミカハヤ アズマ)「そんな人間が現れれば お前は真っ先に淘汰されそうだがな」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「その為に異能を獲得したのさ・・・ そして君の協力で更なる高みへ」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「気付いているか? 君は持ち主よりも強く異能を引き出している」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「君はあらゆる異能に適合する・・・ マスターキーのような脳を持っているんだ」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「君を研究すれば実現する!!」
烏丸 百慧 (カラスマ モモエ)「『最強の異能』と『最高の知能』の両立!」
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やっと完結まで読みに来れました!✨☺️
読みに行くぞ...読みに行くぞ…となりながら、ダーク系は自分の心の準備が整ってからと思い、整ってきたので読みましたが、素晴らしいの一言です!✨☺️
完結お疲れさまでした!✨
この作品のダークヒーロー梓真はダークな魅力があって素敵ですよね✨
映画みたいな作品で凄かったです!✨😆仲間たちが助けてくれたくだりなんかもう!!!!最高でした😭✨
完結おめでとうございます🎉
スチルやエフェクト、構成などが素晴らしくて、映画を観ているようでした! 本当に面白かったです😊
そして、最後の方の絵師さんやサポーターの紹介も、映画のクレジット風でかっこよかったです!
名前出てくると、テンション上がりますね✨
春島さん、素敵な作品を完結させてくださり本当にありがとうございます
惜しくも途中で退場してしまったキャラクター達が守ってくれるなんて
ひかるくんがお父さんから教えてもらった
心の中?(想い続けている人の心の中)に生き続けるという言葉を思い出しました
ギフトの人やクリエイターさん達の最後の演出、粋です
自分の名前が出て来てテンションマックス、まさにHEATしました!
お疲れ様でした💕