引きこもりおじさんに転生したギャル

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〇CDの散乱した部屋
おじさん「ワアッ ここどこ」
おじさん「なんて嗄れた声 えっ」
おじさん「手がゴツゴツのしわしわ」
おじさん「誰このおじさん」
おじさん「知らない・・・ あたしは普通の引きこもりギャルだったはず」
おじさん「寝てる間に入れ替わったとか? 困るんですけど」
  グウー
おじさん「おじさん、ちゃんと食べてる? なにか作ろうか?」
おじさん「えーと冷蔵庫冷蔵庫・・・」
おじさん「・・・・・・」
おじさん「しおれた野菜が少しあるだけね・・・」
おじさん「ほかには・・・ 賞味期限切れのカップ麺か」
おじさん「とりあえず、いい感じに野菜混ぜてカップ麺をおいしくするから元気だしておじさん」
  ずぞー
おじさん「・・・あたし、いつまでおじさんなのかしら」
おじさん「部屋を見た感じ、おじさんも引きこもり?」
おじさん「本人に会ったことないからわからないけど、そんな感じするわ」
おじさん「引きこもりな自分に不満があったけど、自分の方がましね・・・」
おじさん「こんなこと言ったらひどいか」
おじさん「ごめんね お詫びに掃除するわ」

〇古いアパートの一室
おじさん「はースッキリ」
おじさん「自分の部屋もこのくらい綺麗にしてあげよう」

〇汚い一人部屋
引きこもりギャル「はっ」
引きこもりギャル「帰ってきた」
引きこもりギャル「掃除するか・・・」

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