はじめから存在しなかった人

はましず

読切(脚本)

はじめから存在しなかった人

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〇空
はじめから存在しなかった人「私ははじめから存在しなかった人です」
はじめから存在しなかった人「106。 一人一人の意識を感じる あなた自身の意識として」
はじめから存在しなかった人「だから、あなたの自己への懸念を離れて, それぞれの存在になります」
はじめから存在しなかった人「107。 この意識はそれぞれの存在として存在し, そして、他には何も存在しません」
はじめから存在しなかった人「最初の欲望。 知る。 これがなかったら宇宙も私もなかったでしょう」
はじめから存在しなかった人「なぜ最初の欲望が知るなのか? こうやってまた同じことを聞きたくなる 同じ、知るということ」
はじめから存在しなかった人「108。 この意識は指導の精神です それぞれの。 これになります」
はじめから存在しなかった人「────・・・」
はじめから存在しなかった人「知るしかないなら 善悪の人から目線を捨てて 全能に溶けましょう」
はじめから存在しなかった人「私は全能のスペースを感じるのがすきな人です」
はじめから存在しなかった人「からっとした 抜けるような」
はじめから存在しなかった人「完成」

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