〇高級住宅街
　　-下校中-
疾風「あー・・・今日も学校疲れたー・・・」
将「数学だるいよね分かる」
疾風「誰もそんなこと言ってないよw」
　　僕の名前は「篠崎　疾風」。
　　中学２年生。
　　今話しているのは僕の幼馴染、
　　「今西　将」。
疾風「家帰ったら暇なんだけどさー・・・ なんかすることないかなぁ??」
将「す、することー？ そうだなぁ・・・」
将「・・・あ！」
疾風「え？なになに???」
将「人狼しない!?!?」
疾風「え、ええー・・・？」
疾風「・・・ふたりで??」
将「２人で人狼はおもんなくて草」
将「人狼用のすっごくいいサイト見つけたんだよ!!これこれ!! オンラインでネットのみんなとチャットしながらできるの」
疾風「へ、へぇ・・・」
　　将が見せてきたのは「じんろ〜うぇぶ」
　　と言うサイトだった。
疾風（・・・サイト名ださいなぁ・・・）
将「あ、今サイト名ダサいって思ったでしょ 気にしない気にしない」
疾風「うっ・・・」
将「まあまあ、とりあえず機能性だけはどこのサイトよりもいいから!!ねっ！」
将「メールでURL渡すから来てね〜!!」
疾風「了解〜」
　　いつの間にか別れ道まで来ていたらしい。
　　僕たちは手を振って別れた。