なほさん、いつも通り~突然訪れる番外編2~

八野なな

先輩の背中は……(脚本)

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〇学校の下駄箱
先輩「痛っ!」
なほ「痛いのはこっちです!」
先輩「何を言ってんだ、キミは」
なほ「人にぶつかっておいて何ですか、その態度は!」
なほ「・・・・・・」
先輩「いやいや!! 後ろからぶつかってきて『何ですか! 』 じゃないよね!? 何でキレられてんの俺!?」
なほ「先輩の背中はショルダータックルしたくなる背中なのです!」
先輩「ないよ!?そんな背中は! この世に存在しないんだよ!?」
なほ「それがあるんです。目の前に」
なほ「・・・・・・って、先輩は自分では見れませんよね♪」
先輩「やってんな!?やりにきてるな!! というか『♪』って何よ!?」
なほ「まぁまぁ、落ち着いてくださいよ! いつもの事なんですから」
先輩「いつもやっちゃダメなんだよ、こんな事!」
先輩「まったく・・・・・・ まぁ、いいよ。じゃあ、帰るわ!」
なほ「はい、行きましょう!」
先輩「はっ?えっ? いやいや!えっ、何!? 俺は『帰るわ』って言ったんだよ!? 『帰るぞ』って誘ってないよ!?」
なほ「えっ? じゃあ、誘ってくれないんですか?」
先輩「いや、そういう訳じゃないよ・・・・・・」
なほ「じゃあ、帰るぞ!」
先輩「・・・・・・はい」

コメント

  • ラストの主人公が…🤣 思わず吹き出してしまいました✨
    この文字数で、なほちゃんのこの破壊力😂 彼女の魅力が濃縮されていますね😊

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