決闘!(脚本)
〇闘技場
皇帝「これより皇帝を決める決闘を始める。まずは戦いに参加する皇子を紹介する。アルヴィス第一皇子、入って参れ」
アルヴィス皇子「はい、ハニーたち、私が勝つことは決まっているんだから心配はいらないよ。弟なんて一瞬で負かすからね。待っていてね」
貴族令嬢たち「きゃーかっこいいい。殿下ー愛しています。がんばってください」
皇帝「次、アルフレッド第2王子」
アルフレッド皇子「はい、必ずや戦いを勝ちます。諸卿、私を信じるが良い」
貴族子息や貴族当主「あのバカ皇子に国を任せるわけには行きませぬ。殿下、がんばってください。我々は殿下に忠誠を誓います」
皇帝「二人共、用意はできたか?」
アルフレッド皇子「はい」
アルヴィス皇子「はい」
皇帝「始める、」
そして二人の王子の決闘が始まった。アルフレッド王子は、剣に魔法をまとわせて、さらには何本ものやを魔法で打ち込んでいく。
対して、アルヴィス皇子は、ただ愚直に、アルフレッド皇子のもとに走って切りつけに行く。
アルヴィス皇子がアルフレッド皇子に切りつけようとした瞬間、アルフレッド王子が消えた。
そして次の瞬間には、アルヴィス皇子の後ろに立っていた。
アルヴィス皇子「なっ、魔法を使い騙すなど卑怯だぞ」
アルフレッド皇子「兄上、覚悟」
アルフレッド王子は、火をまとった剣で、アルヴィス皇子に切りかかった。アルヴィス皇子は火で真っ赤だ。
それどころかその姿も見れない有様だ。もうアルフレッド皇子の勝利は確定的だった。
アルヴィス皇子「アルフレッド、私が魔法が使えないのわかってやるな。卑怯だぞ」
アルフレッド皇子「決闘で魔法が使えないなど聞いたことがありませんが、卑怯と言われる理由はないと思います」
皇帝「アルフレッドの言う通りだ。決闘での魔法の仕様は許されている」
アルヴィス皇子「ちっ、アルフレッド今に見てろよ」
アルフレッド皇子「兄上、見苦しいですよ。わかっているでしょう自分が負けたことを。早く降伏しないと殺しますよ」
アルヴィス皇子「くそっ、再戦だ。こんなの認められない」
アルフレッド皇子「ダサいです」
皇帝「二人共、一旦止めよ」
アルフレッド皇子「はっ」
アルヴィス皇子「はっ」
皇帝「戦いはアルフレッドの勝利、アルヴィスの皇位継承権の剥奪、そして、アルフレッドを皇太子とする。珍は2年後譲位する」
皇帝「そして、アルヴィスの処遇はアルフレッドに任せる。話は以上である」
アルフレッド皇子「はっ、ありがたき幸せ 騎士たち、兄上を幽閉せよ今までの部屋に返して、絶対に出すな。正式な沙汰は後に出す」
騎士「はっ」
暴れるアルヴィス元王子は、近衛騎士たちに強引に連れて行かれた。
「私は王子だぞ、無礼だぞ」
皇帝「アルフレッド、これからは皇太子として励むように」
アルフレッド皇子「はっ」
皇帝「アルフレッド、今日はもう休むが良い」
アルフレッド皇子「はっ、ありがとうございます」
こうして皇位継承を決める決闘は終わった。
決闘者ってやっぱりゾクゾクして楽しいですね。
ファンタジー好きなので、どんどん作品を発表してください(^^)