その料理店は

会庫

次は強いのに(脚本)

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〇シックなバー
ファルハード「・・・」
ファルハード「あいかわらずのクズ野郎だな・・・」
店長「てっ!店長が!? そんな馬鹿な!!」
店長「店長はいつだって紳士さ!」
ファルハード「こんなもん人間によく使うよ」
ファルハード「どんな女か知らねーが最悪なとこ 迷い込んじまったな」
店長.「・・・」
店長「彼はこの世界を忘れたいらしいんだ!」
店長「・・・だから店長は・・・」
店長「・・・」
ファルハード「・・・ はは・・・」
ファルハード「なんか面白ぇからまた来るわ!」
ファルハード「俺もそのオニーチャンと 話してみたいしな〜」

〇地下室への扉
ファルハード「おっと!あっぶね!!」
「またな〜!」

〇シックなバー
店長「ぐうう・・・! ファルハードめ・・・!!」
店長「・・・」
店長「店長は「おまじない」をかけるだけさ・・・」

〇オフィスのフロア
旭「おつかれ〜!」
旭「この前話した変わった店長のいる店 行かない?」
旭「店長の料理うまいよ〜」
正木「あのさ・・・本当に大丈夫?」
旭「何が?」
正木「あいつにフラれておかしくなってない?」
旭「あははっ!大丈夫! 心配してくれてありがとう!」

〇狭い裏通り
「いや、なんかさ」

〇ビルの裏
「店長と話すと現実の辛いこと 忘れられるんだよね・・・」

〇可愛い弁当屋
旭「あ、ここ」
正木(シックなこじんまりしたバーだって 聞いてたけど・・・)
旭「あっ・・・あれ?」
正木「定休日かな」
旭「・・・しょうがない。他の店行こうか」

〇ファミリーレストランの店内
旭「残念だったけど・・・ 店長面白いでしょ」
正木「・・・は? 休みで見れなかったじゃん」
正木「・・・」
正木「お前・・・本当に大丈夫かよ・・・?」
旭「あれ、見れなかった?」
旭「ははっ、また行ってみようね」
旭「・・・?」

〇店の入口
旭「あ、ここ」

〇シックなバー
旭「こんばんはー!」
旭「友達連れて来ました!」
店長「・・・」
店長.「・・・悪いね。今日は定休日だ」
旭「え、でも開店してません?」

〇地下室への扉
店長「とにかく帰ってくれ。 店長は人見知りなんだ」

〇ファミリーレストランの店内
旭(追い出されたけど正木も店長見た はずなのに・・・)
(なんだろう・・・ 違和感がある・・・)

〇シックなバー
ファルハード「よぅ。 今日オニーチャン来ねーの?」
店長.「・・・」
ファルハード「全然常連じゃねーじゃん!」
店長「来たよ!今日も彼は来てくれた!!」
店長「でも・・・ もう1人連れて来た」
店長「仲が良さそうにしてた・・・」
店長「店長は人見知りなんだ・・・」
ファルハード「何が人見知りだよ 嫉妬して追い返したって話だろ」
ファルハード「ダッセー!」

〇地下室への扉
ファルハード「おーっとあぶね!」
ファルハード「オニーチャンいねーなら帰るわ〜」

〇シックなバー
店長「ぐうう・・・!! ファルハードめ・・・!」
店長「・・・」
店長.「大丈夫・・・。 店長の「おまじない」はまだ効いてる・・・」
店長「やはり次はもっと強いのにしよう・・・」

次のエピソード:間違ってないはず

コメント

  • 店長さんの挙動とムキになる様子が、今回はさらにキレッキレで可愛すぎます🤣🤣
    そして、ツッコミ役……ゲフンゲフン……理解者としてのファルハードさんの存在が、店長さんのパーソナルをクッキリと浮かび上がらせてくれますね😊

  • 店長さんwwwわかりやすく子供www😇

    ……そもそも、旭さんをフッたのが男か女かわからないのが実は地味ぃに気になってますけど、何か仕掛けていたり……?🤩

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