魔王?俺達なら余裕っしょ!

フィア🍀🐬

古の冒険者の武器探し:なおと編(脚本)

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〇草原の道
ゆい「ソルさんもみらい様の所へ向かっちゃったし、私達はどこ行く?」
はる「そうですね・・・」
はる「あっ、ソルードタウンはどうですか?」
なおと「そこなら修行も出来るし、いいじゃん!」
はる「はい、それに歴史ある村なのできっと古の冒険者に関しての情報もあるかもしれないです」
ゆい「よし、ソルードタウンへ行こう!」
???「私もお供いたしますよ」
「だ、誰!?」
???「あっ、透明になってた!」
みゃーこ「いえ~い! 冒険者達のアイドル、みゃーこだよ♪」
「・・・」
みゃーこ「ちょっと、みんなどうしたの~?」
ゆい「貴方、いつから一緒に来てたの?」
みゃーこ「その杖をゆい様が持った時からかな・・・」
はる「もしかして、君って精霊様!?」
みゃーこ「気づいてくれた? そう、みゃーこはこの杖に宿る精霊だよ♪」
ゆい「どういう事?」
みゃーこ「みゃーこは古の冒険者に仕えた武器に宿る精霊で、ご主人様を支える役目があるんだよ」
みゃーこ「私の他にもあと3人精霊が居るんだけど、はぐれちゃたんだよね・・・」
みゃーこ「でも、なんとなくの居場所はわかるからいいんだけど」
ゆい「えっ、わかるの!?」
みゃーこ「うん、私達は精霊だけが持つ特別な魔力を感じ取れるんだよ」
「凄い・・・」
みゃーこ「ここからだと、ソルードタウンから感じる」
ゆい「なら、目的地は一緒だね これからよろしくね、みゃーこ!」
みゃーこ「はい、ゆい様!」

〇ヨーロッパの街並み
みゃーこ「久しぶりに来たけど、あまり変わってないなぁ」
ゆい「でも、古の冒険者の時代から100年以上は経ってるよ?」
みゃーこ「ここは歴史ある村だから、色々とあるんじゃない?」
みゃーこ(本当の事言ってもいいけど、時間ないし・・・)
ソルード王「そ、其方はみゃーこ!? ど、どうしてここに・・・」
みゃーこ「ソルード王、久しぶり!」
ゆい「えっ!?」
ソルード王「そうか、君がみゃーこの・・・」
みゃーこ「そうだよ、今はゆい様がご主人様なんだ♪」
ゆい「え、えっと・・・」
ソルード王「ふむ、ゆいか・・・ ヒスイのような力は感じないな」
ゆい「・・・」
みゃーこ「ソルード王、ゆい様はまだまだこれからだから!! みゃーこを甘くみないでよ?」
ソルード王「すまん、すまん・・・」
みゃーこ「ソルード王、ななおはどこに居るか知ってる?」
ソルード王「ななおが宿る武器はこの村には届いていないな・・・」
みゃーこ「うーん、この村辺りから感じるんだけどなぁ・・・」
ソルード王「もしかしたら、この村の近くにある廃坑なら可能性はあるかもしれん」
ソルード王「その廃坑は100年前、古の冒険者がコツコツと経験値を集めていたと言われている」
ソルード王「今思い出したが、古の冒険者が最後に廃坑を訪れ、秘密基地に武器を置いたと武器屋から聞いたな」
みゃーこ「なら、行くしかない! 今から・・・」
ソルード王「今日はこの村の宿で泊まりなさい 夜はモンスターも活発になる それに、暗いと味方か敵かの区別もしにくい」
みゃーこ「それもそっか・・・ 仕方ない、今日は諦めるか・・・」
ソルード王「君達、なかなか話せてなくてすまんな・・・ みゃーこや他の精霊の事、よろしく頼む」
ゆい「はい! では、失礼します」
みゃーこ「ちょっ、ゆい様達待って~!」
ソルード王「ははっ、仲が良さそうで良かった」
ソルード王(みゃーこ達精霊を頼んだぞ)

〇華やかな広場
みらい「ソル様、お久しぶりです」
ソル「あぁ、久しぶり みらい女王、ミスハランの方はどうかな?」
みらい「ゆい達のおかげで平和に過ごせてますよ 彼女達は魔王討伐に率先し旅立った あの頃は想像も出来なかったわね」
ソル「そうだね 彼女達は強くなった それは私もわかるよ」
みらい「そういえばソル様、ご相談というのは?」
ソル「それが・・・」
みらい「古の冒険者の武器、ですか・・・」
ソル「古の冒険者の武器は、魔王討伐の要となるはずなんだ 知っている事があるのなら、教えてほしい」
みらい「・・・」
ソル「お願いだ、みらい女王」
みらい「サファイアの武器はソルードタウン、ルビズの武器はドルーグタウンにあるのは知っていますが、ペリドリームの武器は・・・」
ソル「うーん・・・」
みらい「ペリドリームの武器は世界のどこかに置いて亡くなられたみたいなのですが、詳しい場所は、私でも知らないんです・・・」
ソル「そうか・・・」
みらい「ただ可能性があるとすれば、彼の故郷であるマスタードライトシティーの古代の神殿でしょう」
みらい「あの神殿はペリドリームを称えるために建てられました なら、可能性はあるかと」
ソル「ふむ、なら行ってみる価値はあるかもな」
みらい「ただ、普通に飾ってるようなことはないはずでは?」
ソル「そこは行ってから考えるよ」
みらい「わかりました」
ソル「では、そろそろゆい達の所へ戻るよ」
みらい「ソル様、お気をつけて ミスハランの近くのモンスター達もかなり強く、 怪我人も出ています」
ソル「ありがとう じゃあ、行ってくる」
みらい(ゆい、無事に彼と帰ってきてね・・・)

〇ヨーロッパの街並み
なおと「ふ~、今日もいい天気だ!」
ゆい「だね」
みゃーこ「Zzz・・・」
ゆい「みゃーこ、立ったまま寝てる・・・」
なおと「みゃーこは昨日、夜遅くまで起きてたからな」
ゆい「そうなんだね・・・」
みゃーこ「はっ、ごめん寝てた!」
ゆい「みゃーこ、大丈夫?」
みゃーこ「大丈夫、大丈夫! さっ、行くよ!」
ゆい「待って、みゃーこ!」
なおと「待てって!」
しゅん「俺達も急ごうぜ!」
はる「はい」

〇坑道
みゃーこ「はぁはぁ・・・」
ゆい「みゃーこ、大丈夫!?」
みゃーこ「っ、この廃坑から禍々しい魔力を感じる・・・」
ゆい「禍々しい魔力?」
みゃーこ「ななおとは違う・・・」
「!?」
ゆい「先に進めなくなった・・・」
しゅん「よし、やりますか!」
ゆい「しゅん?」
しゅん「ここは俺に任せろよ」
ゆい「うん、気をつけてね・・・」
しゅん「おう」
しゅん「これでどうだ!!」
ゆい「い、岩が壊れた・・・」
しゅん「これで通れるだろ?」
ゆい「ありがとう、しゅん 怪我は無い?」
しゅん「大丈夫だ さっ、行くぞ」
みゃーこ「この先、危険かも・・・」
なおと「よし、ここからはより、気を引き締めて進もうぜ」
ゆい「うん・・・」
スローバン「オマエら、何しに来た? まさか、サファイアの武器を取りに来たとか言わねぇよな?」
ゆい「そうだけど?」
スローバン「なら、ダスト様のため、ここで消えてもらおう」
なおと「来るぞ!」
みゃーこ「ゆい様、あの杖を私の前に・・・」
ゆい「わかった」
みゃーこ「・・・」
みゃーこ「はっ!!」
ゆい「力がみなぎってきた!! これはみゃーこの力なの?」
みゃーこ「うん! この力は精霊オーラといって、ご主人様の力を高める効果があるの!」
みゃーこ「今ならあいつもすぐに倒せるよ!」

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