一か八か-全てを賭ける世界

名乗る程の者でもない

エピソード1(脚本)

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〇数字
  20××年──
  テクノロジーの発展により、
  この世は大きく変わった。
青年A「さてと・・・」
青年A「いつものやつやりますかぁ~」
青年A「システム起動ー 対象内容は・・・」
青年A「明日の天気。 晴れに100万円べット──」
青年A「どうせ、予報通りだろ。 ちょろいな──」
  どんなときも、どんなことも賭け事にするシステムが発明された。
青年A「さて、明日晴れますようにっと。 じゃあ寝るか──」
  べットした内容を確定させ、俺は布団に入った。

〇数字
青年A「ちっ・・・」
青年A「なんで雨降ってんだよ・・・ 昨日の天気予報士、死ねよ~」
  『口座から100万円が引き落とされました。残高は3万円です』
青年A「くそったれ・・・」
  先週勝ち続けて得た100万円は、あっという間に消えた。
青年A「ま、いっか。また勝てるさ」
青年A「システム起動ー 対象内容は・・・」
青年A「明日の日経平均株価。 上昇するに2万円べット──」
  今月一度も下がることのなかった日経平均株価の上昇に賭け、俺は目を閉じた。

〇数字
青年A「マジちょろいぜ~」

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