ようこそ芸術的美容部へ

隍沸喰(隍沸かゆ/おかゆ喰)

3話(4/5)部員募集中(脚本)

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〇ハイテクな学校
  勧誘を始めてから1週間が経って、俺は”美容部に勧誘してくる1年生”として生徒たちに避けられるようになってしまった。
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(会長すらみんなに避けられてるらしいし。何より美容部が部員募集中だって噂も広まってるはずなのに──)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(──誰一人として来ないということは・・・ もうこの学園には美容部に入ってくれる人がいないんじゃないかな)
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「おはよう平田くん」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「お、おはようございます」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(めっちゃ落ち込んでるな・・・)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(この人がこんなに落ち込んでいるところを見るのは初めてだ)
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「白井くん、今日も勧誘頑張ろうね」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(そんな悲しそうな顔で言われても・・・)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「せ、先輩、諦めないでください! 今日の昼休みは勧誘しないことにして、作戦を立てましょう!」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「作戦?」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「先輩が怖くない生徒もきっといますよ!」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「私を怖がらない生徒はいるよ・・・ ただ、みんな部活に入ってるからな〜」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「やめて美容部に入ってってお願いしてもダメだったよ」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「さすがに、いきなり部活をやめてほしいって言うのはどうかと」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「でもこのままじゃ美容部の活動が始まらないんだよ? 志染先生も残念に思ってるかもしれないね!」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「うっ・・・でも他の部員を無理やり引き抜くのはどうかと思います!」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ(あともう少しで頷きそうだったのにな これからも志染先生の名前を出そう)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(こいつ・・・ 変なこと覚えやがって)

〇講義室
  昼休み
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「はあ〜この会議室、無駄に広くて、落ち着かないよ」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「旧部室棟の狭さが恋しいんですか?」
芭登 卓真 バトウ タクマ「広い方がいいだろ」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「だってこんなに広いと、部活動って感じがしないよ」
芭登 卓真 バトウ タクマ「講堂を貸している部活もあるが?」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「講堂を使う部活なんてあるの?」
芭登 卓真 バトウ タクマ「ホラー部だ 1番大きなスクリーンがあるから、月初めにはオカ研と取り合いになるが、人数の多いホラー部が使えることが多いな」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「ホラー部って、そんなに大所帯なんですか!?」
芭登 卓真 バトウ タクマ「町のゾンビイベントには必ず参加してるし、お化け屋敷ツアーに行けるし、学校で映画が見れるし、美容部よりは魅力的だな」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「美容部の方が魅力的だよ! そんなツアーだとかイベントだとか、私だって開けるし!」
芭登 卓真 バトウ タクマ「開くな まあ、活動が認められれば開いてもいいが・・・」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「美容部の活動方針よりも、今は部員の人数が足りないことで頭がいっぱいです」
芭登 卓真 バトウ タクマ「それなんだが・・・大御堂を怖がってない部活動にも入ってない生徒に心当たりがあるんだが・・・」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「本当かい!?」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「でも、これだけ噂になってるのに訪ねてきてくれないなら、部活に入る気なんてないってことでしょう?」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「何言ってるんだ田崎くん! ここまで来たら無理やり入れるしかないよ!」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「そ、それって──」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「君はいいの!? 志染先生と部活できなくても!?」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「う、うううう・・・!」
芭登 卓真 バトウ タクマ「やめろ、大御堂 白杜陽介をいじめるな」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「いじめてないよ?」
芭登 卓真 バトウ タクマ「安心しろ白杜陽介 そいつは不登校だから噂も知らない」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ(なるほどなるほど 確かに、私を怖がるような生徒ではないね)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「知り合いなんですか?」
芭登 卓真 バトウ タクマ「腐れ縁だ」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「私も腐れ縁」
芭登 卓真 バトウ タクマ「・・・と言うか、心当たりがあるんじゃないか? 白杜陽介」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(心当たり・・・?)
芭登 卓真 バトウ タクマ(志染理事長がこいつの保護者ってことは──・・・)
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ(”志染 月矢(つきや)”は冨山くんとも面識があるはずだ)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「そっか! 月矢お兄ちゃんなら確かに、先輩を怖がりませんね!」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「月矢──・・・」
芭登 卓真 バトウ タクマ(お兄ちゃんだぁ?)
芭登 卓真 バトウ タクマ「よし、やめよう」
芭登 卓真 バトウ タクマ(なんかムカつくし)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「やめませんからね? もう月矢お兄ちゃんしか頼れる人はいないんですから」
芭登 卓真 バトウ タクマ「仕方ねえな」
芭登 卓真 バトウ タクマ(出席日数そろそろ足りねえはずだよな。脅して学校に来させて、問題起こしたところを退学させるか)

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