6回目 殺人鬼(脚本)
〇黒背景
初めてアイツを見た時・・・・・・
小憎たらしく感じた・・・・・・
〇開けた交差点
鈴木愛花「はぁ・・・・・・今日も疲れた」
鈴木愛花「学校って凄い疲れるね・・・・・・」
野原勇斗「だろ?」
鈴木愛花「でも、楽しいから頑張れそう!」
野原勇斗「いや・・・・・・楽しくはないだろ」
鈴木愛花「私にとっては楽しいの!」
鈴木愛花「そうだ、明日一緒に勉強会しない?」
野原勇斗「勉強・・・・・・会・・・・・・?」
鈴木愛花「今のうちから勉強したら、良い点取れるかなって」
野原勇斗「愛花・・・・・・テストなんて30点取れればいいんだぜ?」
鈴木愛花「そうやってだらけちゃダメ!」
鈴木愛花「わからないところは教えてあげるから、頑張ろう!」
野原勇斗「全く、わかったよ・・・・・・」
???「・・・・・・・・・・・・」
???「何なんだよ・・・・・・あの男」
???「なんで、愛花と一緒にいるんだ・・・・・・?」
???「アイツが好かれるなら俺が好かれても良いはずなのに・・・・・・」
???「ムカつく・・・・・・」
???「ムカつく、ムカつく、ムカつく・・・・・・」
〇開けた交差点
それから、俺が愛花をつける度に、奴の姿を見るようになった。
コイツらが互いのことが好きなのは、見ていれば分かった。
???(なんで俺じゃないんだ・・・・・・!)
???(俺はこんなに頑張ってるのに・・・・・・)
???(なんで、あんなだらけた奴の方が恵まれてるんだよ!)
???「許さねぇ・・・・・・」
〇川に架かる橋
鈴木愛花「じゃあ、また明日」
野原勇斗「ああ、気をつけて帰れよ?」
鈴木愛花「ありがと!」
鈴木愛花「・・・・・・早く帰らないと」
???「はは・・・・・・」
鈴木愛花「えっ、なんですか?」
鈴木愛花「ぐっ・・・・・・な、なにするんですか!」
???「苦しめばいいんだ・・・・・・死ねばいいんだ・・・・・・」
俺の心を弄んだ・・・・・・こんな奴!!
鈴木愛花「っ・・・・・・!」
鈴木愛花「・・・・・・助けてっ!!!!」
野原勇斗「どけっ!!」
???「っ・・・・・・!!」
野原勇斗「大丈夫か・・・・・・?」
鈴木愛花「あ、ありがと・・・・・・」
野原勇斗「危ないし、家まで送っていくぜ」
〇開けた交差点
???「クソっ・・・・・・!!!」
???(あの男・・・・・・俺のこと突き飛ばしやがって)
???「後悔させてやる・・・・・・」
???「俺の前でイチャつきやがったこと・・・・・・俺を突き飛ばしやがったこと・・・・・・」
???「俺の方が・・・・・・俺の方があんな奴らより凄いんだ」
???「そうだ・・・・・・俺の凄さをアイツらに、皆にわからせてやろう」
〇廃ビルのフロア
鈴木愛花「勇斗っ!!!」
鈴木愛花「どうしたの!?しっかりしてよ!!」
???「やった・・・・・・やったぞ・・・・・・」
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犯人側の経緯が見れて、次がどうなるのかすごく気になります!
もう少しでラストなんですね!
最後まで楽しみにしてます!