アングラ調査部へようこそ

飛行少年

第2話(脚本)

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〇学校の部室
  私は、色々あって”アングラ調査部”という謎の部活に体験入部に来ています。
  ところで一体、何をする部活なんだろう?
ユリ「初っ端から悪いけど、殺人依頼サイトの調査をお願いできないかしら?」
アカリ「!?」
アカリ「(殺人依頼サイト!? 絶対やばいでしょ・・・)」
アカリ「(どうヤバいのかというと・・・)」

〇住宅街
アカリ「ファ~疲れた~」
なんかヤバい人「貴様だなッ  我々の秘密を知ってしまった奴は」
なんかヤバい人「生かしてはおけぬぞッ」
アカリ「ごッ、誤解です!! 先輩に巻き込まれて・・・」
なんかヤバい人「知ったことかッ!! 喰らえッ!!!!」
アカリ「ぐはっ!!!!」

〇学校の部室
  ってな感じでヤバい
アカリ「(断らなきゃ・・・)」
アカリ「すいません、用事を思い出したので帰ります」
アカリ「(こんなの関わってられないよ・・・)」
ユリ「そうか、それなら・・・」
レイカ「ゴメン、ちょっとこっち来て」
アカリ「!?」

〇学校の廊下
アカリ「ちょっ!!一体どうしたんですか!?」
レイカ「ごめんごめん」
レイカ「もしかして誤解してるんじゃないかと思って・・・」
アカリ「誤解?」
レイカ「うん、依頼の事で・・・」
レイカ「殺人サイトと言っても」
レイカ「昔の詐欺サイトだよアレ」
アカリ「詐欺サイト? 一体どういう事ですか?」
レイカ「それはね、依頼が来たときに遡るんだけど・・・」

〇学校の部室
ユリ「依頼来たよ」
レイカ「どれどれ?」

〇SNSの画面
  昔掲示板で見たサイトを探してください
  20年ほど前にブラッドルーム(うろ覚え)というサイトが不気味なサイトとして紹介されているのを見かけました
  サイトのデザインは、黒い背景に赤い手がびっしりあるような感じだった気がします。
  サイト内には、10万円支払えばだれでも殺してくれるとも書かれていて、生年月日と銀行口座を打ち込む欄がありました
  ふと思い出したのでここに依頼しました。
  どうか調査よろしくお願いします

〇学校の部室
レイカ「(銀行口座とか怪しさ満々じゃん・・・)」
ユリ「これはどう考えても」
レイカ「(詐欺サイトだよね・・・)」
ユリ「殺人サイトだ!!」
レイカ「!?」
レイカ「そ、それは無いんじゃ、ないかな・・・」
ユリ「いえ、絶対殺人サイトよ」
ユリ「20年前の掲示板とか怪しさ満々だし」
ユリ「きっとそうよ!! 今回こそは!!」
レイカ「はははは・・・」

〇学校の廊下
レイカ「ってことなんだ」
アカリ「まぁ確かに、ありそうな話ですね・・・」
レイカ「だから調べたからって変なことに巻き込まれたりとかしないよ」
レイカ「安心して」
アカリ「はっ、ハイ!!(よかったぁ~)」
レイカ「それじゃあ戻ろう」
アカリ「はっ、ハイ!!」
アカリ「(詐欺サイトならそれはそれで危ない気がするけど・・・)」
アカリ「(べつにいっか!!)」
アカリ「(でも、なんで依頼に怖がって逃げようとしたことがバレたんだろう・・・)」

〇学校の部室
ユリ「何してたの?」
アカリ「まっ、まぁ色々・・・」
ユリ「ところで、用事はどうしたの?」
アカリ「よくよく考えたら大丈夫でした・・・」
ユリ「ならいいけど・・・」
ユリ「それじゃあ作業に取り掛かるよ」
アカリ「作業!? いったい何するんですか?」
ユリ「あぁ、今回は掲示板での書き込みだったからとりあえず・・・」
レイカ「過去ログを探すんでしょ」
ユリ「そう」
アカリ「過去ログ? なんですかそれ?」
ユリ「もう見れなくなった書き込みとかを集めたものよ」
アカリ「(結構ネットやってるつもりだけど全然知らなかった・・・)」
レイカ「やり方は私が教えるから」
アカリ「あっ、ありがとうございます・・・」

〇学校の部室
  それから私達3人は何時間も過去ログを探し回った
  正直大変だし凄く疲れる
  正直こんなに疲れるとは思わなかったよ
  適当に緩い部活でも探そう
  絶対そうした方が良・・・
アカリ「ん?」
アカリ「bloodloom?」
アカリ「これかな?」
アカリ「クリックしてみよう」

〇手
「(うわぁ・・・悪趣味だなぁ・・・)」
「(ん、でも待てよ・・・もしかしてこれじゃない?)」
「(どれどれ?)」
  殺人の依頼なら
  下の欄に個人情報と銀行口座のパスワードを記入してください
  ↓
「(絶対これだ・・・)」

〇学校の部室
アカリ「二人とも来てください!! それっぽいものを見つけました!!」
「どれどれ?」
アカリ「ほら、これです」
レイカ「おぉ~それっぽい」
ユリ「それじゃあ・・・」
チャイム「7時になりました 下校してください」
ユリ「ん、もう7時か・・・」
レイカ「続きは明日にしよう」
ユリ「そうね・・・」
アカリ「それじゃあ私は帰りますね・・・」
ユリ「アカリちゃんだっけ?」
アカリ「!?」
ユリ「今日はありがとう」
レイカ「明日も来てね~」
アカリ「はっ、はい・・・」

〇住宅街
アカリ「疲れた・・・」
アカリ「肩も痛いわ目も疲れるわ」
アカリ「他の所にしとこうか、」
アカリ「(ありがとう、か・・・)」
アカリ「(久しぶりに言われたな・・・)」
アカリ「(明日も行ってみようかな・・・)」

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