魔報士の戦場

ぽんたろう

第6話『目的』(脚本)

魔報士の戦場

ぽんたろう

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〇原っぱ
エイリ「今お忍びで旅してまーす!」
エイリ「モンスターもたまに出ますが 頼れるレイドのお陰で何も問題なし」
エイリ「たのしいー」
エイリ「ていうか、何で撮ってるん?」
  一応、仕事だし
レイド「レセ君は真面目だな」
エイリ「多分、手持ち無沙汰だよ」
レイド「確かにね」
レイド「平和すぎるか」

〇荒廃した街
エイリ「うわぁ、廃墟だ」
レイド「おそらく、モンスターに襲われたんだろう」
レイド「都市みたいに城壁と結界で守られていなければ、こうなってしまうのも仕方がない」
エイリ「そっか」
エイリ「僕たちって守られてるんだね」
レイド「モンスターの弱い地域で結界を張って 細々と暮らしている村とかはあるけどね」
レイド「都市が性に合わない人も少なくないからね」
レイド「今日はこの辺で野宿しようか」
エイリ「えっ!?まだ早くない?」
レイド「私もこの辺は何度か訪れてるけど ここが野営に適しているんだ」
レイド「それにもうじき夕方になる」
エイリ「そういうことなら、仕方ないね」

〇荒廃した市街地
レセ「まさか、こんなところまで来れるなんて 考えもしなかった」
エイリ「何してんのさ」
エイリ「物思いに耽ってんの?」
レセ「ああ、魔報士になれたものの 何がしたいんか分からないんだ」
レセ「あの時はエロ動画とは言ったものの」
レセ「戦場、探索、闘技、芸能、ゴシップ 魔報士にも色々と存在するけど」
レセ「明確には分からないんだ」
エイリ「あるよねー」
エイリ「目標をゴールにしちゃったけど そこからどうすればいいか分からないやつ」
エイリ「まさに、それなんじゃない?」
レセ「そうだな」
レセ「子供の頃から 魔報士に漠然となりたいと思っていた」
レセ「ただなったところで そこから何がしたいのか分からないんだ」
レセ「だから、エイリさんに付いてきた」
エイリ「呼び捨てにしろや」
エイリ「知らない仲でもないんだし」
レセ「分かったよ、エイリ」
エイリ「そそ」
エイリ「この旅で見つかればいいね」

〇空
「すごい!流れ星だ!」
「ああ、久しぶりに見た」

〇荒廃した市街地
エイリ「あの日を思い出しちゃうな」
レセ「10年前か」
エイリ「正確には11年前」
エイリ「僕が6歳の頃」
レセ「俺は7歳か」
レセ「ていうか、何であんなところに立ってたんだ」
エイリ「秘密って言いたいけど教えようかな」
エイリ「どうしようかな」
エイリ「その辺は今度話すとして 今回の旅の目的を教えてあげる」
レセ「ただの気まぐれ旅行じゃなかったのか?」
エイリ「半分正解」
エイリ「君は”情報伝達魔法”が どういうものか知ってる?」
レセ「20年前にメリティス・ロックスが 古代都市ジャルゼーンで発見したんだろ?」
レセ「それを独占することなく開示したんだよな」
エイリ「その代わりに”学園”を作って 大陸統一の資格化にした」
エイリ「何でだと思う?」
レセ「エセ魔報士が増えるのを防ぐため?」
エイリ「建前はそうだよね」
エイリ「それもあるけどね」
エイリ「他に理由があるらしいの」
レセ「そうなのか?」
エイリ「今回の目的はそれを確かめることなの」
レセ「そういえば、この先には ジャルゼーンがある」
エイリ「その通り」
エイリ「これで分かったよね?」
エイリ「僕はその理由と、、、」
エイリ「あと一つ確かめたいことがあるんだ」
レセ「あと一つ?」
エイリ「さあ、今日は寝ようか!」
レセ「ああ」

〇テントの中
レイド「・・・・・・」

〇岩穴の出口
レイド「はあはあはあ」
レイド「まさか、全滅するなんて」

〇荒地
冒険者A「お前のせいで 攻略失敗したじゃねえか!」
レイド「すまない」
冒険者B「てめえの判断ミスで 仲間が2人も死んだんだぞ!」
冒険者A「この疫病神が!」
冒険者B「有名だったから仲間に入れてやったけど ただの死神じゃねえか!」
冒険者A「お前なんて冒険者やめちまえ!」
レイド「・・・・・・」

次のエピソード:第7話『古代都市ジャルゼーン』

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