Cv有.8 喉が枯れるまで(脚本)
〇田舎の教会
ボイスあり、黒歴史確定!
それでも、いいなら進め
〇田舎の教会
空が赤く染まる頃、、、彼女は天使に捕まった
あかり「ヤダヤダ、死にたくない!!!」
ジタバタと暴れる私に、天使は苦笑い
それも、可愛い!!! キュン!
アキラ「死にませんよ、何で逃げたんですか?」
アキラ「お友達の事、探してたんですよね?」
あかり「会いたいけど、怒られるやん?」
あかり「何処行ってたんだ、ゴミカス、バ金髪etc 言われんじゃん?」
あかり「よって、会いたくない。 死ぬ、コロッコロされる、確実に」
アキラ「はいはい、行きますよ」
あかり「わぁ~お、私の扱いに慣れてきたね!」
でも、歩幅合わせてくれるし、可愛いし
手がやわこくて、温かい、あと可愛い
あかり「ちな、マジで行くんすか? 優の怒りゲージ、MAXなら死ぬが?」
アキラ「最悪、エリクサーを買いましょう」
あかり「いやいや、自分の命と等価交換よ?」
あかり「私のこと、好きか! 私は、好き!!!」
アキラ「数時間前の敵だ、信頼しないって、 私の記憶違い、、、何なんでしょうね」
あかり「あのさ、勝手に手を握ってるけど、最高なんですけど!?」
アキラ「そうですね、行きますよ」
あかり「デート行くんですか? そうなんですね、そうなんですよ!」
アキラ「私は、用事があるので」
アッ、羽のお姉さん! どこ行ってたの!!!
アキラ「ほわわっ!?!?」
周りを見渡せば、子供が集まって来ていた
遊ぼう、遊ぼうと手を引かれている天使は
優しい年上お姉さんのいる生活したかった、
と思わせるのに十分な────
あかり「お、これ逃げれんのでは?」
あかり「天使ちゃん、忙しそうだから。私帰るね」
アキラ「此処は任せて、先に行け! です」
アキラ「再会、するんですよね?」
アキラ「その為に、此処まで来たんですよね」
子供に手を引かれる天使は、抗うことも出来ず、庭に連れていかれる
アキラ「私なら、大丈夫! さぁ、先に行って下さい!」
あかり「クッ、、、そんな、此処でお別れなんて!」
アキラ「私なら、大丈夫──────」
アキラ「アナタが、お友達と会えることを祈っています””」
クッ、何でそんな、
もう、二度と会えないと達観した瞳を
あかり「絶対戻って来るよ!」
あかり「────優を連れて、必ず!!!」
・・・・・・
あかり「いや、待て、、、何か逃げ道が無くなった」
あかり「いつの間にか、優に会うことが確定した」
アキラ「ロールプレイに弱いのは知っています」
アキラ「特に、テンプレに弱いんです」
あかり「うい、まさか、、、 ロールプレイで行動を誘導されるとは」
アキラ「では、行ってらっしゃい」
「あいあぁ~、死にたくないよぉ~ー」
「あと、好きぃ~! 天使好きぃ!」
「マジで、結婚して、好き! ホンッッキで!」
「痛ッッッ!!?!?」
「え、なんすか? ヤキモチですか? カワィィィだだだだだだ!?!?」
エマ「おや、帰って来ていたんですね」
エマ「夕食の準備を手伝っていただいても?」
エマ「今日は、お肉が食べられますよ♪」
アキラ「あ、はい」
〇教会の中
教会『エセル・マ・フォルン』
ユウ「え、マジでやるの?」
私は、GMの言葉に呆れていた
そう、向こうは此処は任せて先に!
って、ロールプレイしたからね?
ユウ「いや、私のキャラと違うんだけど?」
ほら、来ます! 来ちゃいますよ!
ユウ「えぇ、ロールプレイとか無理なんだけど」
ユウ「・・・・・・」
ユウ「はぁ、遅かったわね」
ユウ「もう少し遅かったら、此処の人間」
ユウ「全員、皆殺しにしてたかも♪」
「・・・・・・遂に、狂った?」
ユウ「そうね、私は狂ってるのよ」
ユウ「黒歴史生産につき、電話おちるわ」
「アァァ~、待って待って、状況だけ教えて!」
ユウ「GMがやれって、、、 ラスボスロールプレイしろって」
ユウ「いや、ラスボスロールプレイってなんですか?」
ユウ「はい、私は魔王だよ 微妙な反応したお前を、処刑する」
「・・・・・・えぇ、じゃあ優しくして」
あれぇ~、ユウさん、急にどしたアダダダダダァァァ
ユウ「GMは、何も言うな?」
ユウ「はい、感動的なロールプレイしたいんでしょ? 譲るから、どーぞ?」
「え、ロールプレイ乗ってくれるとか珍ら!」
「じゃあ、探し求めた親友との再会まで」
3.2.1...アクション!
見覚えある、金髪が走ってくる
何処行ってた、どうして、飛び掛かってくる。
色々言いたいけど、まず回避する
あかり「逃がしませんわ、お姉様~~~♪」
ユウ「グベッ!?」
首に重力を乗せられた体は、傾き、地に伏した
「すーは、すーは、、、会いたかったですわ!」
ユウ「イタタ、感動的の解釈違いが起こってる」
ユウ「へい、GM。ヘルプ」
私は、押し倒した相手の唇に、
そっと、キスをした
ユウ「──────全力で拒否する」
あかり「美少女のキスだぞ、喜べ。抵抗すんな」
ユウ「やめろ、やめろ、やめてぇぇぇ-!?!?」
あかり「あら、所々傷がありますわね、お姉様?」
ユウ「舐めるとかいいだしたら、KILLする」
ユウ「あと、その言葉遣いは、突っ込んでいいの?」
あかり「あら、お姉様。突っ込むだなんて厭らしい」
あかり「でも、お姉様ならよくてよ?」
あかり「この身も、心もお姉様のものですわ!」
ユウ「へい、GM。ヘルプ」
R18は駄目、気絶させるよ?
あかり「あら、突っ込むって、ツッコミの事でしょう?」
あかり「それとも、まさか、まさか!? ナニを想像したのかしら!?」
あの言い方は、性行為でしょ?
あかり「恥ずかしがれよ。言い淀めよ、、、」
悪いけど、嫌悪感はあっても恥じらいはない
あかり「成る程、、、」
あかり「天使ぃぃぃぃ~!!! 正しい、反応見せえ下さいませ!」
「、、、話を振らないで下さい」
あかり「えぇ、ツッコミの話でしょ? それとも、せーこーいと勘違いしたの?」
「ひゃ、、、だから、、、えと」
あかり「GM、、、こう言うことやぞ?」
はいはい、おけおけ。シナリオ続けるよ
ユウ「え、ホントに、この流れで再会するの?」
あかり「あ、ワンモアチャンスください~ませ」
ユウ「余計なこと言った。話進めればよかった」
〇教会の中
やっと、会えた.....
私は、嬉しくて、、、
巻き込んだ事に、罪悪感があって────
それで、、、それで!!!
ユウ「無事みたいだね。良かったよ」
それで、、、
感情的になるな、、、現実をみろ
、、、それで、ユウの姿の、アナタはダレ?
ユウ「誰って、本気で言ってるの?」
・・・・・・
ユウ「あぁ、いつもの冗談ね?」
ユウ「全く、驚かせないで」
──────警戒して、一歩下がる
ユウ「いや、ホントに?」
ユウ「まさか、、、記憶喪失?」
ユウ「自分の名前は言える?」
それよりも、先に答えて!
アナタは何なの!?
何で優の姿をしているの!
ユウ「誰とか、何でとか聞かれても、 私は、私なんだけど?」
違う、違う筈だ──────
アナタは、お前の魂の色は
敵だ、敵だ、敵敵敵敵敵敵敵──────
──────痛ァァッ!?
ユウ「ちょっと、大丈夫!?」
アナタは、ダレ? 優は、何処?
敵、、、敵なの?
ユウ「いや、違うけど──────」
ユウ「・・・・・・」
ユウ「あー、爆・閃・流と書いて?」
え、爆閃流?
ユウ「あ-ね、、、あーね?」
ユウ「もしかして、別世界線?」
別、、、世界線?
なに、その世界はいくつもあるような言い方?
並行世界が、あるの!?!!
ユウ「まぁ、一応たぶん?」
優は、別の世界線の優ってこと!?!?!?
ユウ「私、まだ何も説明してないんだけど?」
なるほど、私の世界では、
魔法とかファンタジーだけど。そっちは日常
何それ!? めっちゃ面白!?
ユウ「そうだけど、不便な点も」
人が簡単に死んじゃうんだ。うむむぅ-
ユウ「いや、説明してないのに理解しな────」
なるほど、転移の影響で、
私にも特殊な能力があるかもしれないんだね!!!
ユウ「理解がはやい、一すら教えてないけど」
転移した理由は、悪魔が原因かも知れない?
ユウ「原因かは知らないけど──────」
えぇ、教会の地下に悪魔がイルゥゥゥ!?!?
ユウ「えー──」
えぇっ!? 既に倒しちゃったあァァぁ!?!?
ユウ「そうね、悪魔の心臓があれば、 帰還の書と交換してくれるらしい」
ユウ「何だったら、一緒に使ってもいいけど?」
交換って、あの行商人とでしょ?
信頼出来るのかな?
ユウ「まぁ、あれは黒幕だけど、味方の時もあるし」
うむむ、所で悪魔の心臓は何処に?
ユウ「それなら、その椅子の辺りに──────」
・・・・・・
ユウ「何で、なくなってるの!?」
そう言えば、聖女ちゃんが
今日は、お肉が食べられ────
・・・・・・
悪魔の心臓食べたら、どうなる?
ユウ「そりゃ、悪魔の心臓だか────」
ハシレェェェェ!?!?!
ユウ「話を聞けぇぇぇ!!!」