読切 伝説のハーメルン (コメディ)(脚本)
〇露天風呂
なる「うわあっ!気持ちィィ!!」
えた「だろっ!」
えた「やっぱり疲れをとるなら温泉に限るぜっ!!」
なる「そうだねっ!」
えた「‥!?!」
なる「‥って‥ 何をそんなに真剣に見てるの???」
えた「・・・ハーメルンだ‥」
なる「はい?」
えた「あいつは‥!!」
えた「【伝説のハーメルン】に間違いないっ!!」
なる「え‥あのぉ‥」
なる「状況が全く把握できないんだけど‥」
なる「あのおじいさんが、【ハーメルン】なの?」
えた「ああ」
えた「あのじいさんは、以前この温泉施設で ある伝説をつくったんだ」
えた「俺はその時のことを‥鮮明に覚えている‥」
なる「そんなに有名なんだ、あのおじいさん」
なる「でさ、どんな伝説作ったの???」
えた「【玉ハメ】だ」
なる「【玉ハメ】っ!!!?」
えた「ああ‥」
えた「お前の家の風呂イスには、中央に穴空いてないか?」
なる「う~うん‥」
なる「空いてるよ?それが何か?」
えた「ここの温泉の風呂イスには穴がないだろ?」
なる「ほんとだっ!?ないね!?」
えた「あのじいさん」
えた「風呂イスの穴に玉袋挟まって大騒ぎになってさ‥」
えた「それで、ついた名前が【玉ハメのハーメルン】ってわけさ」
なる「そうだったんだあっ!!」
なる「でも考えようには‥」
なる「玉袋もリラックスしちゃうほど、 気持ちいい温泉てことだねっ!!」
えた「‥あっはっはっは!!!お前ポジティブだなぁ!!」
えた「ウリウリっ☆」
なる「ちょ!やめてよ!もうっ!!」
えた「ふっははははっ! サウナでも行こうぜっ!!」
なる「あっ!! 待ってよぉ~!!」
笑いました!!🤣