助けるまで、何度でも……

レモネード!

3回目 逃れる方法(脚本)

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〇教室
野原勇斗「うわあああぁぁぁっっっ!!!」
先生「なんだ、いきなり叫んで」
野原勇斗「あ、愛花っ!!!」
先生「鈴木のことか?」
先生「鈴木ならそこにいるだろ」
鈴木愛花「・・・・・・・・・・・・」
野原勇斗「あ、愛花・・・・・・」
先生「とにかく、授業中に叫ぶなよ」
野原勇斗(また夢・・・・・・?)
  勇斗は、刺された背中を触ってみる。
野原勇斗(痛くはねぇ・・・・・・だけど)
野原勇斗(痛みは・・・・・・覚えてる・・・・・・)

〇教室
野原勇斗(天気・・・・・・悪くなってきたな)
野原勇斗(夢と同じ・・・・・・)
クラスメイト「なあ、勇斗」
クラスメイト「お前そんなに愛花のことが好きなのかよ」
野原勇斗「はぁ!?何の話だ!?」
クラスメイト「授業中いきなり名前呼ぶなんて」
クラスメイト「愛を叫ぶのはいいけど、教室ではやめとけよ?」
野原勇斗「愛を叫んでなんかねーよ!!」
野原勇斗(全く・・・・・・人が悩んでる時に・・・・・・)
鈴木愛花「ね、ねぇ・・・・・・」
鈴木愛花「ちょっと、話があるんだけど・・・・・・」
野原勇斗「ああ、俺も話したかったところだ」

〇屋上の入口
鈴木愛花「勇斗も・・・・・・もしかして、繰り返してるの?」
野原勇斗「繰り返してる・・・・・・?」
鈴木愛花「誰かもわからない人に殺されて・・・・・・」
鈴木愛花「また戻って・・・・・・殺されて・・・・・・」
野原勇斗「もしかして、あの夢か・・・・・・?」
野原勇斗「帰り道土砂降りになって・・・・・・雨宿りしたら・・・・・・」
鈴木愛花「うん・・・・・・」
鈴木愛花「前回は・・・・・・私のせいで、勇斗が刺された」
野原勇斗「違う・・・・・・!!」
野原勇斗「俺のせいだ・・・・・・」
野原勇斗「俺のせいで・・・・・・愛花が・・・・・・」
鈴木愛花「・・・・・・私のせいだよ」
鈴木愛花「私がちゃんと帰れるくらい健康だったら・・・・・・」
鈴木愛花「殺人鬼から逃げられるくらい走れたら・・・・・・」
鈴木愛花「死なずに済むんだから・・・・・・」
鈴木愛花「何で戻るのかは分からない・・・・・・」
鈴木愛花「何回戻れるのか・・・・・・いつまで戻り続けるのか・・・・・・」
鈴木愛花「そんな苦しみに勇斗を巻き込みたくない」
鈴木愛花「勇斗は、生き残れた時あったりする?」
野原勇斗「ああ・・・・・・最初の時、愛花が・・・・・・」
野原勇斗「愛花が・・・・・・身代わりになって・・・・・・」
鈴木愛花「そっか、あの時は勇斗のこと・・・・・・助けられたんだ」
鈴木愛花「良かった」
鈴木愛花「次また殺されそうになったら、勇斗は逃げて」
野原勇斗「は・・・・・・?」
鈴木愛花「勇斗1人でなら逃げられるなら、そっちの方がいいよ」
鈴木愛花「苦しむのは・・・・・・私1人で十分」
野原勇斗「ふざけんな!!!」
野原勇斗「刺された時の、あの痛み・・・・・・苦しみ・・・・・・」
野原勇斗「そんなの、お前に受けてほしくないんだよ!」
野原勇斗「それに・・・・・・」
野原勇斗「お前が苦しんだら・・・・・・死んだら・・・・・・」
野原勇斗「俺も苦しいんだよ・・・・・・」
鈴木愛花「勇斗・・・・・・」
野原勇斗「それに、そんな重く考える必要もないんじゃないか?」
野原勇斗「雨が止むまで学校で休ませてもらって、それから帰ればいいだろ」
鈴木愛花「・・・・・・それで解決するとは思えないけど」
野原勇斗「それで遠回りして帰れば、あの殺人鬼とは会わずに済むだろ?」
野原勇斗「答えは意外と簡単なもんなんだよ」
鈴木愛花「・・・・・・わかった、私もあんな雨の中歩くのは辛いし」

〇教室

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