吸血鬼の恋

レモネード!

番外編② リエラの過去(脚本)

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〇遊園地の広場
リエラ「とても美しい場所ですわね」
リエラ「ここが『ゆうえんち』かしら?」
佐原裕貴「ああ、デートスポットの定番!」
リエラ「デート・・・・・・」
リエラ「・・・・・・確かに、恋人達が目立ちますわね」
恋人「次どこ行こうかー」
恋人「わたし、お化け屋敷行きたい!」
リエラ「ここにはお化けが出るのかしら?」
佐原裕貴「ただの作り物だよ」
リエラ「それは残念ですわ」
リエラ「お化け共に吸血鬼の恐ろしさを見せてやろうと思ったのですが」
佐原裕貴「まるでお化けがいるみたいな言い方・・・・・・」
リエラ「いますわよ?」
佐原裕貴「えっ・・・・・・」
リエラ「まあ、わたくしも5回しか会ったことがありせんけど」
佐原裕貴「5回・・・・・・」
リエラ(裕貴さん・・・・・・お化けが怖いのかしら・・・・・・?)
リエラ「ま、まあ・・・・・・前に会ったのは200年前、今は心配入りませんわ!」
佐原裕貴「200・・・・・・リエラさんは何歳なんですか!?」
リエラ「そんなの覚えていませんわ」
リエラ「ですか、この国に流れ着いた頃には」
リエラ「石で作った道具がよく使われていましたわね」
佐原裕貴「うわ・・・・・・ずっと昔だ・・・・・・」
佐原裕貴「それから、ずっと日本にいるのか?」
リエラ「ええ、少し前は足利という名をよく聞きましたわ」
佐原裕貴「少し前・・・・・・」
リエラ「最近は織田信長という男をよく覚えていますわね」
リエラ「まあ、人間にとっては大昔・・・・・・流石に知りませんわよね・・・・・・」
佐原裕貴「知ってるよ!!織田信長!!」
リエラ「知ってますの!?」
リエラ「じゃあ、武田信玄は?」
佐原裕貴「知ってる!!」
リエラ「真田幸村はどうかしら?」
佐原裕貴「よく知ってるよ!!」
リエラ「驚きましたわ・・・・・・」
リエラ「現代にも伝えられているとは・・・・・・彼らも中々のものですわね」
佐原裕貴「そ、その・・・・・・色々聞きたいんだが・・・・・・」
佐原裕貴「流れ着いたってなんだ・・・・・・?」
佐原裕貴「それと、リエラさんはどこで生まれたんだ?」
リエラ「わたくしは、今でいうヨーロッパの方に住んでいたのですが」
リエラ「他の吸血鬼と喧嘩して、縄張りを追い出されてしまいましたの」
佐原裕貴「吸血鬼同士でも、仲間割れとかあるのか」

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コメント

  • 最後に遊園地でデートできてよかったですね!
    リエラが孤児というのも興味深いし、 ヨーロッパの仲間たちの話も知りたいなと思いました。
    連載を書くのは大変ですが、興味深いキャラクターと2人が接近していく様が楽しかったです。 お疲れ様でした🙇

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