【番外編】挨拶 龍之介(脚本)
〇結婚式場のテラス
〇結婚式場のテラス
春から専門学生になった
和彰「学校楽しい?」
龍之介「ん〜・・・普通です」
和彰「だから俺のメイドになれば良かったのに」
和彰「俺の命令でエロいことするりゅう・・・ 見たかった」
龍之介「相変わらず変態ですね・・・」
和彰「あはは!そんな所も好きでしょ!」
龍之介「いや普通に嫌いですけど」
和彰「かわいくね・・・ それよりさー」
和彰「そろそろ、りゅうのお母様に ご挨拶行かせてよ」
龍之介「でも・・・ ゲイバレもまだしてないし」
龍之介「和彰さん家に来たらお母さん びっくりするし・・・」
和彰「ん〜・・・子供連れ回してる身としては きちんとご挨拶したいんだけど・・・」
龍之介「誰が子供だ!」
〇整頓された部屋(ハット、靴無し)
・・・なんて話をしていた矢先
あっさりゲイバレしてた
龍之介母「男の人のそういう漫画とかベッドの下に あったから・・・」
龍之介母「センシティブなことだから高校を 卒業したら聞いてみようと思ってて・・・」
龍之介母「お母さんは龍之介が幸せならそれで いいから」
龍之介「・・・」
龍之介母「・・・恋人とか、いるの?」
龍之介母「もしいたら一度紹介して」
〇整頓された部屋(ハット、靴無し)
〇整頓された部屋(ハット、靴無し)
和彰「ご挨拶が遅れまして申し訳ありません」
龍之介(ガチで来た・・・)
和彰「きっかけは龍之介君からSNSでDMを 頂いて」
和彰「ありがたいことにファンだと 言って下さって」
和彰「私の作品を丁寧に拝聴して下さっていて とても好感が湧きまして」
和彰「何度かやりとりする内に仲良くなり まあ、一度食事にでもと。 男性同士ですしね」
和彰「会ってみると彼は未成年! 私のファンは2、30代が多いので てっきり!」
和彰「もちろんその時はそんな感情一切 ありませんでした。 私は女性が好きですし」
和彰「ただ、不思議なことに彼の内面に 触れていく内に心を動かされてしまい・・・」
和彰「ああ! 不届きなことはもちろん今でも一切!」
和彰「彼が二十歳を超えるまでは紳士を 貫くことをお約束します」
龍之介母「・・・・・・あ、 は、はい・・・・・・」
龍之介(ほら〜・・・ お母さん固まっちゃったじゃん)
(しっかし・・・息を吐くように嘘がでるな)
和彰「私は本業は作曲家ですが タレント業という水商売もしていますので」
和彰「お母様がご心配なさる気持ちもわかります しかし龍之介君とは真剣交際をさせて 頂いておりますので」
和彰「男女の結婚のように・・・ 私を三浦家の一員として迎え入れて 頂きたいです」
龍之介母「え・・・え・・・? りゅ、龍之介・・・」
龍之介「ーーーーー!????」
龍之介(はっ! 俺までびっくりしてたらバレる!)
龍之介「はは・・・ まあそんな感じ・・・」
龍之介母「あ、あの・・・ てっきり息子位の子が来るかと思って こんなものしか・・・」
和彰「ありがとうございます!嬉しいです!」
カタカタカタカタカタ・・・
龍之介母「あの、そ、粗茶ですが・・・」
龍之介(見てられない)
龍之介「和彰さん、もー挨拶終わったし 帰って下さいよ」
和彰「かわいくね・・・・・・」
和彰「可愛いな!君は」
和彰「お母様!私は幼少から甘やかされて きたので彼の軽口が・・・」
龍之介(詐欺師に見えてきた・・・)
〇男の子の一人部屋
龍之介「早く帰って下さいって・・・」
「ちょっと!勝手にいろいろ触らないで!!」
和彰「いいじゃん、夫婦だし」
龍之介「あれ、本気なんですか?」
和彰「豪華な結婚指輪買いに行こーね!」
和彰「・・・ さすがに今日は手出せないな・・・」
ゴソゴソ
龍之介「ちょっと・・・ 出してるじゃないですか・・・」
「んん・・・」
「んっ・・・んっ!??」
和彰「声出したらバレるでしょ・・・」
和彰さんの手が俺の口を塞ぐ
片方の手がするりと下着の中に侵入してくる
龍之介「う・・・」
(乱暴されてるみたいで興奮する・・・)
和彰「・・・お前ねぇ なんつー顔すんのよ・・・」
「こんなの我慢しろってほうが無理だわ・・・」
〇整頓された部屋(ハット、靴無し)
「お母様!」
和彰「私としたことが忘れ物をしてしまいまして! 取りに行って参ります!」
「龍之介君借りて行きますね! 帰り夕飯買ってきます!」
〇車内
〇繁華街の大通り
龍之介「強引・・・」
和彰「あんな顔するお前が悪い!」
〇地下駐車場
〇地下駐車場
和彰「んじゃ、10分後に来てね」
龍之介「・・・」
龍之介(10分経ったけど・・・ もう行っていいのかな?)
龍之介「・・・あっ!」
601号室
龍之介「・・・来いってこと?」
〇ホテルの受付
ホテルマン「ようこそお越し下さいました」
龍之介「あ・・・ えっ・・・えっとあの・・・」
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後日談でありながらラストに相応しい締め方で最高です🥰
そして「口八丁手八丁」という表現がピッタリな和彰さんの独壇場っぷりが😂
この回、お母さんの心中を慮りながら見るという楽しみもありますね😊 夕食買ってくると家を出られ、ホテルでお楽しみの2人に放置され続けるって…しかもカツ責め🤣
高校生の日常を変なおじさんに塗り替えられてしまう龍之介くんサイド、ラストまで存分に堪能させていただきました💕
息を吐くように詐欺wwwwwwwww
特に「私は女性が好きですし!」の爆裂ウソが好きです🤣
全く、世渡り上手な攻はよぉ!!!!🤣🤣🤣
そんなんなくせに、しれっとDMで大事な事を伝えるの何だ照れ屋か貴様ぁ……(^ω^)ってなもんでした。
……カツ系買いすぎてて(笑)。