実話怪談かく語りき

会庫

大家さん(脚本)

実話怪談かく語りき

会庫

今すぐ読む

実話怪談かく語りき
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇ライブハウスのステージ
あいこう「そういや今まで生きてて最強に 怖かった話がある」
あいこう「最強の話と、意味があったのかなって話 ・・・どっち聞きたい?」
「・・・あれ?ヤマトと柚子は?」
瑠璃「コンビニ行った・・・」

〇コンビニ
ヤマト「長くなりそうだから買い出し行こー」
柚子「・・・俺あの部屋戻るの 嫌になってきたんだけど・・・」

〇ライブハウスのステージ
あいこう「・・・俺は霊がいるなら意味なんて持って 行動して無いと思ってるんだけどさ」
「一度だけ・・・」

〇アパートの玄関前
大家「ちょっと入院することになってねぇ」
大家「ごめんなさいね、よろしくねぇ」
  大家さんがそれきりアパートに
  帰ることは無かった・・・
  大家さんが家の前で育てていた
  観葉植物はみるみる枯れていった・・・

〇狭い畳部屋
柚子「息子が継いだみたいだけど何もしてない みたいだね・・・」

〇アパートの玄関前
(ギリギリ生き残ってるのもある・・・)

〇狭い畳部屋
柚子「えっ!?大家さんとこの植物に 勝手に水あげてんの?」
あいこう「2つしか救えなかったけど、水あげたら ピンピンしてきたよ!」
柚子「・・・いや勝手に・・・ それなんらかの罪にならない・・・?」
  それでも植物に水をやるのが日課になり
  1カ月と少し経った頃

〇安アパートの台所
あいこう「キミがいるからいつでもYEAR〜! (アニメのOP)」
あいこう「・・・」
  あ、誰かいる。

〇モヤモヤ
  姿が見える訳じゃない。
  でも、誰かいる

〇安アパートの台所
あいこう(気のせいか・・・?)
あいこう「・・・」
  いや、誰かいる。
  絶対に、いる。

〇狭い畳部屋
あいこう「怖い。もう台所行きたくない。 寝よ」

〇ライブハウスのステージ
瑠璃「でも意外と誰でもあるよね、 誰かいるかも、って怖くなること」
あいこう「うん。俺もよくある」
あいこう「でもこの時はレベルが違う」
あいこう「いいか、何度も言うが俺はあんまり 信じてない」
あいこう「その俺が「誰か絶対にいる」と 怖くて近づけなかったんだよ」

〇安アパートの台所
  玄関の隅にじっと動かず・・・
  こっちを見てたんだ。

〇ライブハウスのステージ
柚子「また、うちの話じゃん!!」
柚子「ちょっと!またうちの家の話じゃん!!」
あいこう「それでな・・・」
「いや!それでなじゃなくて!!」

〇安アパートの台所
あいこう「ココロ、あなた待ち構え〜 (アニメED)」
あいこう「・・・」
(あれきり何とも無いな・・・ なんだったんだろアレ・・・)
あいこう「・・・」
あいこう「あっ!! あの日って日にち的に・・・」

〇アパートの玄関前
  大家さんの四十九日だ・・・

〇ライブハウスのステージ
あいこう「水あげたお礼に来てくれたのかな・・・ って思ってんだけど」
あいこう「勝手にうちの植物に何してんだよって 文句だったかも知れない」
あいこう「だってさー!!めっちゃ怖かったん ですけど!? します?お礼にそういうこと!!」
瑠璃「俺はわかんないよ・・・!!」
柚子「・・・ヤマト ルームシェア相手変わって・・・」
ヤマト「やだよ。お前ら喫煙者じゃん 俺ら煙草吸わないもん」
柚子「・・・禁煙しよかな・・・」

〇ライブハウスのステージ
あいこう「そんでな、次が1番怖かった話なんだけど」
瑠璃「まだあんの!?もーいいよ!!」
柚子「・・・最強はうちの話じゃないよな・・・」
あいこう「・・・」
あいこう「うちの話だ・・・」

次のエピソード:神社の写真

コメント

  • ストレートにゾクリとくるお話で…😭
    しかも、実話ですか、コレ😰
    ピンポイントに恐怖が被弾する柚子さんの様子がカワイイ…いや、可哀想です😊

  • 柚子さんばかり大ダメージwww
    家、というかあいこうさんのせいで寄ってきてるんですかね😭

    ……にしても、幽霊いたらゲイビやエロ本おちおち見れませんよね……恥ずかしくて(*/ω\*)キャッ(棒読み)

ページTOPへ