軍少女

いも

刺客(脚本)

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〇後宮の回廊
キラ「!」
「わたくしの攻撃を回避するだなんて」
「あんた強いっすね!」
キラ「あなたは?」
ロイ「あたしは、ロイ」
ロイ「あんたの刺客っす!」
キラ「あっそ」
キラ「私、急いでるの」
キラ「どいて」
ロイ「おー!!これが魔法っすか!!」
ロイ「初めて見たっす!」
キラ「!?」
キラ(私の魔法を物理で消した!?)
キラ「あり得ない」
ロイ「?」
キラ「魔法に物理技なんか効かない」
キラ「何したの?」
ロイ「多分妖力のお陰っす」
キラ「ようりょく?」
ロイ「はい! あたしの出身であるナチャには魔法という技術はないっす」
ロイ「そのかわり、妖力という魔法に似た力は使えるっす」
ロイ「妖力は自分の体を強化することができるっす!」
キラ「そんなに私に自分の能力を喋っても大丈夫なの」
ロイ「おっと!そういえば喋っちゃいけないんだった!!」
ロイ「あっ!でも・・・」
ロイ「あんたをここで殺せば、言ってないのと同じっす!」

〇大広間
  一方その頃
カリ「わぁ、広い部屋」
カリ「誰?」
「あら、まだ生きてるわよ」
「すいません、お嬢様 仕留め損ねました」
カリ「あなたたちは?」
ミア「わたくしはミア」
ミア「最年少で大佐になった女よ」
ミア「以後お見知りおきを」
ミア「そしてこっちは」
ウメ「ミアお嬢様のメイドのウメです」
カリ(大佐!? 格が違いすぎる)
ミア「あら、怖じ気づいたのですか?」
ミア「今降参すれば、傷1つつけず捕虜として捕まえてあげるわよ」
カリ「怖じ気づいてなんかないよ」
カリ「武者震いかな」
ミア「あら、口が達者なこと」
ミア「ウメ、殺りなさい」
ウメ「かしこまりました」
カリ「うっ」
ウメ「これで終わりです」
ミア「よくやったわね、ウメ」
ウメ「ありがとうございます」

〇後宮の回廊
  一方その頃──
ロイ「あれれ?」
ロイ「最初の威勢はどうしたんすか?」
キラ「っ!!」
ロイ「そろそろ終わりにしてあげるっす」
ロイ「楽しかったすよ」
ロイ「さようなら!!」
ロイ「なんすかこれ!?」
ユリ「まにあって良かった」
キラ「ユリ」
ロイ「増援っすか?」
ロイ「まぁ、いいっす」
ロイ「二人同時に相手するっす」
キラ「傷が治った!?」
ユリ「私は戦えないけど、サポート頑張るから」
キラ「ありがとう」
ロイ「もう、再開してもいいっすか?」
キラ「ええ、待っててくれてありがとう」
ロイ「それじゃあ!」
ロイ「第2ラウンド開始っす!」

〇大広間
  一方その頃──
ウメ「この少女はどうしますか?」
ミア「捕虜として国に連れて帰るわ」
ウメ「かしこまりました」
ミア「・・・」
ミア(何か違和感がある)
ミア(さっきより魔力が増えたような)
ウメ「!!」
ミア「ウメ!危ない!」
ミア(馬鹿な、何でこの子が花魔法を使えるの!?)
カリ「ごめんなさいね、この少女に死なれたら困るの」
ミア(さっきの少女じゃない!?)
ミア「あなたは誰?」
カリ「私は・・・この子の第2の人格みたいなものね」
ミア「そう」
ミア「ウメ!」
ウメ「はい!」
カリ「この子には傷1つつけさせないわ」

〇地下室
  一方その頃──
  ──尋問室──
ロップ「・・・」
ロップ「・・・ここは?」

次のエピソード:ロイ

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