〇兵舎
カリ「それじゃあ、今回の任務お疲れ様でした！」
カリ「かんぱーい!!」
　　かんぱーい!!
カリ「ホントにおつかれ～」
カリ「キラも来てくれてありがとう」
キラ「こちらこそ、誘ってくれてありがとう」
キラ「それにしても、こんな良い部屋どうしたの？」
カリ「教官に祝賀会の会場を借りたいって相談したら」
ユリ「今回の任務の功労者だから特別だぞ」
ユリ「って会議室を貸してくれたんだ！」
キラ「教官が貸してくれたの!?」
カリ「うん!!」
カリ「教官は見た目はちょっと怖いけど、話してみると以外と優しいんだよ」
キラ「知らなかった・・・」
ユリ「まぁ、カリだからって感じのところもあるけどね」
カリ「私だから？」
ユリ「ほら、カリって相手の心を和ませれるところあるじゃん」
カリ「そうかな、あんまり意識したことなかったな」
キラ「私もカリと話すときはなんだか心が落ち着く気がする」
カリ「えっ!?」
ユリ「私も！カリと話すのすっごく楽しい!!」
カリ「ふ、二人とも褒めすぎだよ～」
カリ「照れちゃうな」
カリ「そういえば、キラ」
キラ「?」
カリ「何か皆で食べれそうなもの、持ってきてくれた？」
キラ「持ってきたよ」
ユリ「おっ！何持ってきてくれたの？」
キラ「えっと・・・」
キラ「これぐらいあれば足りる？」
カリ「えっと・・・キラ、これは何？」
キラ「えっ？」
キラ「マグロだけど・・・」
キラ「も、もしかして！」
キラ「サバの方が良かった？」
カリ「いや、マグロで良いんだよ」
カリ「ただ、祝賀会にマグロ持ってきた人初めて見てビックリしただけ」
キラ「祝賀会なら鯛の方が良かったかも」
キラ「次は鯛釣ってくる」
カリ「う、うん！ 楽しみにしてるね」
ユリ「このマグロ、さばく前だけど誰かさばけるの？」
キラ「私がさばくよ」
カリ「えっ!!さばけるの？」
ユリ「すご!!」
キラ「ちょっと待ってて」
　　数分後
キラ「お待たせ」
カリ「美味しそう!!」
ユリ「お刺身とか食べる機会ないから、めっちゃ嬉しい!!」
キラ「おかわりあるからね」
カリ「やったー!!」
　　こうして、３人は軍少女であることを忘れ
　　ただの少女として祝賀会を楽しんだ
キラ「本当に片付け任せて良いの？」
カリ「大丈夫だよ」
ユリ「うん！ お刺身お腹いっぱい食べさせてもらったし！」
キラ「分かった」
キラ「今日は楽しかった」
カリ「またやろうね！」
キラ「うん、次の任務で」
カリ「うん！」
ユリ「ご武運を！」
キラ「ご武運を」

〇要塞の廊下
キラ（楽しかったな）