オカルト研究部の日常

NEKOMARU

間章(夏休みの定番)(脚本)

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〇女性の部屋
  8月14日午後18時過ぎ
  今日は、学校の課題やる事に決めていたゆずはは、休憩を挟みつつやっていた。
ゆずは「何だろう?」
  スマホを見ると、さやちゃんからだった。
  さや 急なんだけど、明日予定開いちゃって、もしよかったらどこか遊びに行かない?
ゆずは「おうー!それはいいね!気分転換になるし」
  いいよ。どこがいい?
  さや 実は今日七瀬さんから市民プールの無料チケットもらってたんだ。
  さや 七瀬さんは用事で行けないらしいんだけどチケット4枚あって。のどかちゃんやのりゆきくんとかも誘ってもらっていい?
  おうー七瀬さんサンクス!OK!二人にも聞いてみる。
  グループLINE内で二人に聞いてみたら割りと早く返事が来てOKだった。
  二人ともOKだって明日何時頃に行く?
  さや 早めがいいよね。混んじゃうとあれだし。午前9時集合でどう?
  さや OKみんなにもそう伝える。集合場所は前に集まった駅でいい?
  さや うん、大丈夫!
  さや OK、じゃ二人にもそう伝えるね~

〇女性の部屋
  8月15日午前8時
  アラームの音がなり、少し眠いが背伸びをして起きた。
ゆずは「さてと、準備するか」
  そう呟いて、まずは朝ごはんを食べに一階へ。その時に親に出かける事を伝えた。
ゆずは「そういえばプールは夏休み入ってから一回も行ってないな~」
  とは言え、1年の夏休みには何回か行ったので、学校指定の水着以外もあった。
ゆずは「これでよし!」
  水着鞄に水着とゴーグルその他諸々入れて準備が出来た。時間は、8時30分だ。
ゆずは「やば!早く出ないと!」
  階段をバタバタを駆け下り急いで家を出た。

〇広い改札
  8月15日午前8時55分
さや「なんだか久しぶりな気がするな~」
  最近、現実離れなことが起きてたせいかこんな日常が嬉しく感じていた。
  暑い日差しの中、駅内で涼みながら、想いふけっていると3人の声が聞こえてきた。
ゆずは「おはよう~さやちゃん、ごめん待った?」
さや「ううん、全然!私もきたところだから」
のりゆき「さやちゃん、おはよう。今日は誘ってくれてありがとうね」
のどか「さやちゃん、おはよう~」
さや「二人ともおはよう~いえいえ、七瀬さんがくれたチケットのおかげですよ。 七瀬さんも来れればよかったですが」
のりゆき「確か、用事があるって言ってたね」
さや「はい。前、家庭教師に来てもらってた時に少し話聞いたですけど。この仕事、副業なんですって」
ゆずは「そうなんだ。その時、本業は何か言ってなかった?」
さや「ううん。はぐらかされて、結局教えてもらえなかったの」
ゆずは「そうなんだ・・・」
のりゆき「すごい食いつきだな。気になるの?本業」
ゆずは「いやまあそんなでもないけどなんとなく・・・」
  ゆずはが少し口ごもったような口調になってしまったタイミングで
のどか「そういえば、なんかゆず先輩とさやさん前より仲良くなってません、何かありました?」
ゆずは「あ~うん、まあちょっとね」
  ホテルの調査が終わった後の夜、さやちゃんと長い事電話していた事を話した。
のどか「へ~そうなんだ。なんかいいですね♪今度は私も混ぜてくださいよ♪どうせなら、女子会とかやります?」
ゆずは「おう-いいねそれ!」
のりゆき「男がいる前でそういう話するのか。まあいいけど、女子会とか言って、どっかにある廃墟探検とかするなよ~」
のどか「しないよ~そんな事。てか何おにぃ羨ましいの?」
のりゆき「ち、違うわ!」
  そんなこんなで、世間話をしていると、そろそろ目的地である市民プールに着こうしていた。

〇遊園地のプール
  市民プールに着き、早速チケットを使い中に入っていく。
ゆずは「それじゃ、のりくん、また後でね~」
のりゆき「はいよ~」
  更衣室にそれぞれ分かれて入っていた、そして。
ゆずは「おうー!プール久しぶり!」
さや「今年はまだプール行ってなかったんだね。楽しそうで良かった」
ゆずは「うん!最初にどこ入る?」
のどか「おにぃ!あっちに流れるプールあるよ♪行こ!」
のりゆき「わかったから、慌てるなよ。あぶないぞ。それじゃ、俺たちは先に行っている」
ゆずは「OK♪私たちはどうしよっか?」
さや「うん、そうだね。私達は~あそこ行かない?」
  さやが指さした場所は円形型のプールだった。
ゆずは「いいね♪行こう!」
  二人は、はしゃぎながらプールサイドを歩き出す。
  円形のプールに辿り着き、二人で泳いだり漂ったり、バシャバシャと水を掛け合ったりしていた。
  数十分後
  バシャバシャバシャバシャと足で水しぶきを立てる。
ゆずは「う、はぁ~気持ちいいね~」
さや「そうだね~天気もいいから水が冷たくて気持ちいい♪」
  少し休憩するためにプールサイドに上がり、足を水につけながら座っていた。
さや「そういえば、長期休みって、部活のみんなとこんなふうにどこか出かけたりするの?」
ゆずは「うーん、たまにかな~大体いつも廃墟探検とかしちゃうからね」
  少し笑いながら話を続ける
ゆずは「最近は私達とよく出かけるけど、まりかとは遊んだりしないの?」
さや「ここ最近は会ってないけど、前はしてたよ。ショッピング行ったり、ゲーセン行ったり、夏は、こんなふうにプール行ったり」
ゆずは「へ~ゲーセンとか行ったりするんだ。今日はまりかは先に誘わなかったの?」
さや「今日は、用事があったみたいだよ」
ゆずは「そうなんだ~残念。ゲーセン行った時は、何やったりしてるの?」
さや「うーん、クレーンゲームと音ゲーかな。まりか何気に音ゲー上手いだよ」
ゆずは「そうなんだ!ちょっと意外」
さや「あ、そうだ。そろそろあっちの方に行ってみよ?」
ゆずは「そうだね♪」
  指さした先には、ウオータースライダがあった。やっぱり人気なのかかなりの行列が出来ている。
  行列に並ぶと二列前に、のりくんとのどかが居た。
ゆずは「あの二人もやるんだ。ちょっと面白そう♪」
さや「あの二人っていつもあんな感じなの?」
ゆずは「ん?まあね。のどかがはしゃいで、のりくんがそれを止めるみたいな感じ? なんだかんだで仲いいよね~」
さや「ふふ♪確かに」
  ズシャーーーーバ、シャン
  私達の番が来てスライダの滑り台の近くまで繰るとかなり大きく二つの滑り台が見えていた。二人までは同時に滑れるタイプだった。
  二人は、横にいる監視員さんから説明を受け、滑り始める。
  滑り始めてからすぐに勢いがどんどんまし少し弧を描きながら滑っていくそして。
  ズシャーーーーバ、シャン
ゆずは「んはー!」
さや「ぷはー!」
  すぐにプールサイドまで上がり、二人で、あははは!と笑った。
ゆずは「はぁー面白かった。すごい勢いだったね」
さや「うん♪最後、飛び込んだ時の水しぶきがすごい気持ちよかった」
  そんな事を話していると、のりくんとまどかが来て、合流し、昼食にすることとした。
  昼食は、近くにある売店で焼きそばとかたこ焼きとかホットドックとかを買いみんなで食べる。
  そして、またプールサイドに戻り一通り遊んだ。
  午後17時00分
のりゆき「そろそろ帰ろうか」
  みんなで頷き、更衣室に向かう。

〇繁華な通り
  17時30分
ゆずは「いやー今日は、楽しかったねー!後で七瀬さんにお礼言わなきゃ」
のどか「そうだねー!こういう感じの久しぶりだったし、楽しかった~」
さや「ふふ。私もみんなと来れてよかったよ♪」
のりゆき「そうだな!機会があったらまた来たいな~」
  帰り道、話しながら歩いていると手前から見知った顔が見えた。
さや「ん?まりか?」
  その声にその子が振り返ると
まりか「お、さやじゃん!久しぶり~それにオカ研のみんなも久しぶり~」
ゆずは「うん!久しぶり~こんなところで偶然だね」
まりか「そうだね♪みんなは・・・あ、プールか♪」
  まりかは、みんなが持っていた鞄や、タオルを見てそういった。
ゆずは「そうそう~」
まりか「そっか~いいなプール♪私も行きたかったんだけどね~」
ゆずは「そういえば、用事だったんだっけ」
まりか「うん、お盆の間、母方の実家に帰省していたんだ」
ゆずは「あ~なるほど」
まりか「そういえば、夏休みもオカ研って活動してるの?」
ゆずは「活動しているよ♪入ってからすでに一個調査しているからね~」
まりか「帰りの道中、動画サイトで動画見てたら変なの見つけてさ」
ゆずは「どんなやつ?」
まりか「LINEでURL送るね」
ゆずは「わかった」
  送られてきたURLをタップする。動画サイトに飛び表示されたタイトルは、
  魅了される花が咲いている場所があるらしいので行ってみた。

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