夏の家族旅行(その2)(脚本)
〇飛行機内
前回の続き。
一行を乗せた飛行機は、ハイジャックされることなく、空中分解されることなく、無事に飛んでいた。
キャビンアテンダント「大変長らくお待たせしました。当機は間も無く、ホノルル空港に着陸いたします」
江川るり子「そろそろ着くわよ」
江川勝「シートベルトは、指示があるまで外さないでね」
江川和樹「わかった」
江川和美「いよいよホノルルね」
間も無く、着陸準備に入ります
やがて飛行機は、ホノルルに到着した。
キャビンアテンダント「皆様、投機はホノルル空港に到着いたしました」
皆様、快適な空の旅はいかがでしたか?またのご利用をお待ちしています。
一行は飛行機を降りた。
〇空港のエントランス
ホノルルについた彼らは、早速、入国審査を受けることに。
空港係員「アメリカに来られた目的は?(英語)」
江川和樹「観光です(英語)」
空港係員「どのくらい滞在予定ですか?(英語)」
江川和樹「3日間です(英語)」
空港係員「では、パスポートをお願いします(英語)」
江川和樹「こちらです(英語)」
空港係員「解りました。お進み下さい(英語)」
江川和樹「ありがとうございます(英語)」
和樹たちは手続きを済ませた。
桐ヶ谷沙羅「結婚式は次の日だから、今日は観光をいっぱいできるわね」
桐ヶ谷拓海「そうだね。そうだ!僕のペンフレンドが、車で観光してくれるって言ってたから、この後みんなで行けるね」
江川和樹「そうか。それなら助かるね」
〇地下駐車場
空港ターミナルビルの地下駐車場。
桐ヶ谷拓海「ジョン!お待たせ!!(英語)」
ジョン「拓海!大きいバスだから、乗って行きなよ!(英語)」
桐ヶ谷昴「拓海もいいペンフレンドが持てたな」
桐ヶ谷拓海「まあね。高校の時のホームステイで友達になったから」
一行は車に乗り込む。
〇海辺
車窓からは海の景色が見えた。
桐ヶ谷沙羅「ホノルルって、モノレールまでできてたなんて、知らなかったわ」
桐ヶ谷拓海「混雑緩和の切り札になるらしいからね」
江川和樹「僕らの街にもモノレールが走ってるよ」
江川和美「それで通学してるわ」
桐ヶ谷拓海(ジョンの父親がレンタカー屋で助かった!!)
〇セルリアンタワー東急ホテル
観光を終えた面々は、目的地のホテルに着いた。
桐ヶ谷拓海「ジョン、ありがとうね(英語)」
ジョン「気にするなよ。僕と君の仲だもん。また機会があったらよろしくな(英語)」
桐ヶ谷拓海「じゃあね(英語)」
江川和美「明日の結婚式、楽しみね」
江川和樹「しかも海外での結婚式なんて、素敵じゃないかな」
桐ヶ谷拓海「ワクワクするよね」
一行は中に入った。
〇ホテルのエントランス
ホテルに入った面々。
桐ヶ谷輝「眞子ちゃん、せっかくの結婚式だから、海外ウェディングにしてよかっただろう?」
本田眞子「私のために?ありがとう!」
桐ヶ谷輝「この後明日の打ち合わせだけどさ、打ち合わせが終わったらナイトプールに行こうよ」
本田眞子「そうする!ハネムーン兼結婚式だもんね! お土産も買っていかないとね!」
本田紀夫(眞子、お前をずっとかわいがってきたが、お前のことは忘れないよ)
本田眞子「お父さん、お母さん!今から打ち合わせに行ってくるね!」
本田優子「いよいよ明日ね、あなた」
本田紀夫「きっと彼なら、眞子の面倒を見てくれるさ」
一行は、指定された場所へと向かった。
〇ダブルベッドの部屋
部屋に入った和樹たち。
江川勝「4人みんな泊まれる部屋で正解だったな」
江川るり子「そうね。このホテルにはプールもあるから、ナイトプールも素敵だし、このホテルには結婚式場もあって正解だったわ」
江川和美「衣装とかもちゃんと持ってきたわ。制服、袋に入れてきたもの」
江川和樹「水着もあるから、ナイトプールも満喫できるね」
江川るり子「そうね。少し休んだら、夕食を食べにレストランに行きましょう」
メンバーは、しばし休息をとった。
〇ホテルのレストラン
夕食の時間になった。
江川和樹「本場のハワイ料理、本当に最高だね!」
江川和美「うん!このロコモコ、おいしいわ!」
桐ヶ谷沙羅「この後はファイアーダンスのショーもあるし、すっごく楽しみだわ!」
桐ヶ谷拓海「ナイトプールもあるから、思いっきり楽しめるね! ナイトプールとハワイアンダンスのパフォーマンス、楽しみだよ!」
食事を堪能する面々。
〇大きな公園のステージ
夕食を堪能した面々は、水着に着替え、プールサイドへと向かった。そこのプールでは、ナイトプールだけでなくステージもある。
「それでは、ショーをお楽しみください!(英語)」
フラダンスとファイヤーダンスは大いに盛り上がった。
桐ヶ谷輝「いや~、俺らもステージに立てるなんてな!」
本田眞子「うん!明日の結婚式も楽しみね!」
〇遊園地のプール
ナイトプールも大賑わいだった。
江川和樹「ナイトプールなんて、新鮮だね」
江川和美「そうね」
江川勝「こういうプールもいいもんだろう?」
江川和美「うん!泳ぎを教えてくれたお父さんとお母さんのおかげで、水泳が好きになったわ!」
江川るり子「そういってくれると嬉しいわ」
江川家は、プールを思いっきり楽しんだ。
〇西洋の大浴場
プールを楽しんだ面々は入浴することに。
江川和樹(プールの後のお風呂もいいもんだ)
壁の向こう側では。
江川和美(初めての海外旅行、穏便に進みそうね)
入浴を楽しむ和樹たちだった。
〇基地の廊下
ホテルの廊下にて。
江川和美「いよいよ明日は結婚式ね」
江川和樹「そうだね。明日は快晴だって」
その時だった。
アンドロイド「ジャスティスツインズ、お久しぶりです。ブライトネスで働くアンです」
「あの時の!」
構成員「僕は、ブライトネスのメンバーだ。アンのプログラムを書き換え、ブライトネス仕様にしている」
ウィッチ「実は、麻薬組織の情報をつかみ、運び屋もろとも壊滅させるために潜り込んだのじゃ」
江川和美「そうなんですか?」
構成員「君たちにも手伝ってもらおうと思ってね。明日の朝一番乗りでアジトに侵入して壊滅させる作戦さ」
構成員「明日の朝ロビーで落ち合おう」
「わかりました」
二人は急いで部屋に戻った。
〇ダブルベッドの部屋
ホテルの部屋にて。
江川勝「いよいよ明日だね、結婚式」
江川るり子「しかも花火大会もやるって言ってたわ」
江川和美「すごい偶然ね!」
江川和樹「そうだね。披露宴は夜だって言ってたしね。挙式はお昼ご飯の後だって言ってたから楽しみだよ」
江川るり子「天気予報調べたら、快晴だって言ってたわ」
江川勝「明日に備えて早く寝た方がいいね」
一行は就寝することにした。
次回へ続く。