夏が終わっていくメロウ

ガムシロップ

夏が終わっていくメロウ(脚本)

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夏が終わっていくメロウ
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〇駅のホーム
心広(みひろ)「痛っ!」
心広(みひろ)「なんで叩くんだよ..」
海唯(かい)「もう、夏休みも終わるな!」
  ─8月も、もうすぐ終わる
  この夏を振り返れば、あまり遊びには行かず
  部活ばかりしてた気がする。。
海唯(かい)「ボーッとすんな!気合いを入れろ!」
海唯(かい)「俺たちの夏が 単純に過ぎ去ってしまう。良くない!」
  ─そんな、部活帰り

〇黒
  夏が終わっていくメロウ

〇電車の中
「みひろ!お前は気合いが足りなすぎる」
  俺と、手前に立ってる海唯は
  高一の時から同じクラスで 登下校や部活も
  学校が休みの日も一緒に遊ぶくらいの仲なのだが・・
心広(みひろ)「だからなんで叩いてくるんだよ~」
心広(みひろ)(はぁ......)
  1年一緒に高校生活を 過ごしてきたけど
  まだ理解できないことが多々ある。

〇グラウンドのトラック
海唯(かい)「俺とみひろは、、」
海唯(かい)「兄弟だッ!!」
心広(みひろ)「・・兄弟?」

〇断崖絶壁
海唯(かい)「俺と~ ♪」
心広(みひろ)「兄貴のよ~♪」
  えんや~どっと~♪ えんや~どっと~♪

〇電車の中
  海唯の言動は、俺からするといつも意味不明で 「友達なのにこんな事する?」って思ったり・・
  (さっきみたく叩いてきたり)
  突然・「兄弟だ!」なんて言われても
  意味がわからないし 、
  
  何を考えてるのか さっぱりだ。
心広(みひろ)(何も考えてないのかも?)
海唯(かい)「明日 空いてるか?」
心広(みひろ)「明日?特に予定はないけど、」
海唯(かい)「ヨシっ!じゃあ 昼過ぎに俺ん家集合で 気合い入れにいくぞ!!」
心広(みひろ)(なんなんだ?気合い気合いって・・ お前はアニマル浜〇なのか、、)
心広(みひろ)「何するの?どこかいくの?」
海唯(かい)「それは 明日話す.」
海唯(かい)「じゃ、!遅れんなよ」
心広(みひろ)「えっ!」
  ・・やっぱり理解できない。

〇綺麗な一戸建て
  ─心広(みひろ)の家─

〇綺麗な部屋
心広(みひろ)(ハァ・・今日も疲れたな~)
心広(みひろ)(海唯に・・・)
  嫌いじゃないんだけど・・
  (あ、叩かれたとこがまだ痛い)
(はぁ~ なんで叩いたりしてくるんだろ? 友達と思ってるのは 俺だけなのかな?)
心広(みひろ)「( ˙꒳​˙ )ファ~ 疲れとともに眠くなってきた~」
心広(みひろ)「ラジオでも聴きながら 寝よ~っと」
  ~♪ こんばんは~ 「心とこころを繋ぐハートフルラジオ」 菜森にゃむの にゃむダフルラジオはっじまるよ~♡
心広(みひろ)「おっ!グッドタイミング~」

〇ラジオの収録ブース
菜森にゃむ(ラジオパーソナリティ)「改めまして、にゃむばんわ~🐾໊ パーソナリティの菜森にゃむでーす!」
菜森にゃむ(ラジオパーソナリティ)「この番組は、誰かの声に耳を傾けたい、話を聞いてほしい、」
菜森にゃむ(ラジオパーソナリティ)「そんな寂しがり屋さんの君へ 私・にゃむが少しでも寄り添えたらいいな~という番組です~」

〇綺麗な部屋
  ~♪少しの時間、君の隣に居させてね♡
心広(みひろ)「にゃむちゃん 今日もいい声してる。 カワイイな~」
(こんなカワイイ声になりたかったー)
  ~♪ にゃむ!メールを読みたいと思いまーす。【言世市 時翔町にお住まいの、にゃむネーム:肩がこるよ くん】からです-
心広(みひろ)「ネームが、、w すっごい肩が凝ってるひとなんだろうな~」

〇ラジオの収録ブース
菜森にゃむ(ラジオパーソナリティ)「【好きな人がいるのですが、その人は自分に対して言動がキツかったり・時には叩いてきたりします。】」
菜森にゃむ(ラジオパーソナリティ)「【そして 変なあだ名をちょくちょくつけてきたりします。好きなのですが、相手が何を考えているのかわからなくなってきました】」
「【にゃむ姉〜 こんな悩める 亀みたいな僕に 良いアドバイスがあれば下さい!】」
菜森にゃむ(ラジオパーソナリティ)「とのことです!」

〇綺麗な部屋
心広(みひろ)「あ、なんかこの【肩がこるよくん】と 俺の悩み似てるかも?」
  ~♪ ん~、メールを読んで にゃむが思ったのは・・
  ~♪ その子、【肩がこるよくん】の事が
  好きなんじゃない?
心広(みひろ)「ん?!」
  ~♪ 叩かれた方は、
  「一体どういうつもりなんだろう?」と思うようね?
心広(みひろ)「まったくその通り、、 (なんなんだ 海唯は。)」

〇ラジオの収録ブース
菜森にゃむ(ラジオパーソナリティ)「好きな子と距離を縮めるために、スキンシップの一環として軽く叩いたり」
菜森にゃむ(ラジオパーソナリティ)「軽く叩く以外にも、さりげなく手に触ったり頬に触れるとか、様々なボディタッチでアプローチってあると思う」

〇綺麗な部屋
  ~♪ その相手にとって 君が接しやすいから
  そんなスキンシップをとってくるのだろうけど
  ~♪ でも叩かれるのは 痛いし 嫌よね?
心広(みひろ)「やだよ、、そんなスキンシップ。 (海唯のは 軽くじゃなくて、後に痛みが残るやつだし。。加減を知らないんだな、)」
  ~♪ そんな元気な人には、 そっと後ろからふいに 優しく抱きついてみたり、、
  ~♪「いつもありがとね。」って、好きな気持ちを そんな感じで表現してもいいのかな~?
  ~♪ まぁ、にゃむは恥ずかしがり屋さんだから 出来ないけどね~w (´▽`) '` '` '`
心広(みひろ)「いあ、出来ないんか~い(^_^;)」
  ~♪ でも、いつも私は僕は 相手を優しい気持ちで受け止めていたいよね? にゃむは そんな感じです。
  ~♪ では、ここで1曲。菜森にゃむで
  「マシュマロな気持ち」聴いてください。
心広(みひろ)「優しい気持ちで受け止めるか~」
「...*(◍ᐡoᐡ◍)💤⁎」

〇水色(ディープ)
  ─翌日─

〇高級住宅街
心広(みひろ)「暑い''~ 陽射しが痛い~」
心広(みひろ)「海唯のやつ、、「明日話す」と言ってたけど 気合いを入れる!って謎すぎるだろ?」

〇昔ながらの一軒家
「いきなり、「空手の稽古場に行くぞ!」とかだったら やだな~」
心広(みひろ)(そんな唐突なことも ありえるから。)
「今行くーーーー」
「イグーーーーぅー!」
海唯(かい)「よっ! 時間通りに来たな!」
心広(みひろ)「遅刻したら、また叩かれそうだからな?」
海唯(かい)「愛だよ 愛!わかんねーのかよ?」
心広(みひろ)(わかんねーわ)
海唯(かい)「じゃー気合いを入れに行くぞ!」
海唯(かい)「兄弟ッ!」
「気合いだ!気合いだ!気合いだーーー!」
  なんか嫌な予感....

〇水色(ディープ)
  着いたぞ!!

〇美容院
心広(みひろ)「えっ?」
海唯(かい)「榎木先輩のお母さんが経営してる「美容室」だ」
榎木先輩のお母さん「いらっしゃい~。ブリーチするのよね?2人.」
心広(みひろ)「ブリーチ??!」
海唯(かい)「はいっ!俺たち2人、髪型から気合いを入れて 夏休みの終わりを楽しみたいので!」
「オナシャッス!!」
心広(みひろ)「は?」
榎木先輩のお母さん「かしこまりよッ!任せといて~」
心広(みひろ)(いや、まじ聞いてないし、、ありえないんだが)
榎木先輩のお母さん「あらっ!よく見ると、海唯く~んイケメンじゃな~い ♡」
海唯(かい)「ありがとうございます!榎木先輩には、陸部でお世話になってるし 今日来させてもらいました!」
榎木先輩のお母さん「まぁ~ 嬉しい」
榎木先輩のお母さん「あらッ?あなた、、」
榎木先輩のお母さん「ま、いいわ」
心広(みひろ)(ええんかい~っ!なんやねん!)
「さっ!早速 ブリーチするわよっ!! (..海唯くんかわいい///)」
心広(みひろ)(はぁ、、まじヤダ、、)

〇水色(ディープ)
  ─数時間後─

〇高級住宅街
「なあ!何これ・・」
心広(みひろ)「お前って、、明日話す・後でって言っときながら 説明しないの何とかしろよ」
海唯(かい)「はっは~w俺たち、相当気合い入ったな💪🔥」
「例えるなら、、ジョンとアンディーって感じだけど・・?」
海唯(かい)「─ジョンとアンディー?」
海唯(かい)「どっちがジョンで、アンディーなんだ?」
心広(みひろ)(どっちでもいいよね・・?)
「手、ほらっ!」
「手?」
  ─心音
海唯(かい)「みひろと一緒に行きたい場所があるんだ」
  ─海唯が手を繋いでくれた。
  嬉しい。やっと気づいた・・
「走れ!」
  人を好きになると言うことに──

〇水色(ディープ)
  ─ 俺は、海唯のことが好きだったんだ。
  叩かれたり、海唯の意味不明な行動に振り回されても
  好きだから受け入れられているんだ。

〇海辺
  ──優しい気持ちで
海唯(かい)「ふぅ~!!台風が過ぎて 晴れ晴れとした海 最高~♪」
  台風一過の青空が広がる海辺
  暑さの終わりは 遠いが、
  ─清々しい空気を感じる。
海唯(かい)「おっ!あそこにめっちゃオシャレな海カフェがあるぞ!」
海唯(かい)「行こうぜ~♪」

〇カウンター席
海唯(かい)「・・んんんっ、」
心広(みひろ)「どうした?犬みたいに唸って、、ジョンw」
海唯(かい)「お前と居ると、女連れてるみたいで嫌だな」
「はぁ?」
心広くん「俺!かわちい??」
海唯(かい)「・・ヵヮィィ」
心広(みひろ)「え?」
海唯(かい)「・・ん、んん。何頼む?」
心広(みひろ)「ノンアルの、カルーアミルク!」
「ノンアルのカルーアミルクと、アイスコーヒーください!」
「夏休みの終わりに、みひろと過ごせて良かったよ」
心広(みひろ)「ん?」
心広(みひろ)「何?急に、、(海唯は、何でもいきなりなんだよ)」
海唯(かい)「部活ばかりだったし、、」
海唯(かい)「高二の夏、お前と何か思い出作りたかったんだよ」

〇海辺
「説明も無しに、、いつもだけど、ごめんな!」
海唯(かい)「気持ちが、先走ってさ」
心広(みひろ)「いいよ。驚いたりもしたけど、楽しいから」

〇朝日
海唯(かい)「夏も終わっていくな~」
「─うん」
  ─夏が2人の間を駆けていく
「手、、」
「手?」
「お手(  •ω• )⊃」
「ッ!!犬じゃね~し///」
心広(みひろ)「(+。+)イテッ!また、叩く、、」
海唯(かい)「お前がからかうからだろ?!」
「わかった・・・」
「えっ」
「後ろから、ギュっ!」
海唯(かい)「みひろ・・・?」
心広(みひろ)「はぁ、、我慢出来なかった、、」
海唯(かい)「手をかせ、、」
心広(みひろ)「しつこいな~なんだよ」

〇海辺
  グイッ!
  (海唯が、俺の手を握り身体を引き寄せた)
海唯(かい)「俺も我慢出来なかった。(ギュッ)」
「叩いたりしてごめんな・・お前が好きで、、好きすぎて 接し方空回りしてた」
「いいんだ。何となく分かってたし・・」
海唯(かい)「俺の顔みて?」
心広(みひろ)「顔?、、はい」
海唯(かい)「これも思い出」
「うん!」
  ─夕方の海辺を照らす、光と波の音
  2人でいる空気感がすごく心地良くて、
  そして 海唯と、ずっと一緒に居たいと思った・・

〇綺麗な一戸建て
  ─その夜─

〇綺麗な部屋
心広(みひろ)「海唯からだ!」
「よーー! みひろー! 聞こえるかー?」
心広(みひろ)「聞こえる・・」
「え?だれ~?? 話した~い♡」
「待てよ!俺が、先にみひろと話すからー」
(え、誰?)
「おーい?みひろー?! 聞こえてるかー?」

〇黒
  ─夏が終わっていくメロウ─
  END

コメント

  • 「夏が終わっていくメロウ」は、友情と成長を描いたBL作品ですね。心広と海唯の関係性が興味深く、海唯の言動に悩む心広の葛藤がリアルに描かれています。海唯のアプローチ方法もユニークで、スキンシップを通じて心広との距離を縮めようとしている様子が伝わってきます。ただ、叩かれるのはちょっと痛そうですね(笑)。でも、心広と海唯の関係がどう進展していくのか気になるので、続きが楽しみです!

  • 唐突な兄弟船の歌唱シーンwwジョンとアンディーのイラストwwふざけているように見えてずっとイチャイチャしている二人に、好きな相手と過ごす貴重な晩夏のキラメキと優しさが溢れている…と思ったら…。青春は甘いだけじゃないですね。ほろ苦さを感じさせる切ないラストの余韻も👍。

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