何にも無い学園生活なんて存在しない

リョウナ

怖がるモノ(脚本)

何にも無い学園生活なんて存在しない

リョウナ

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〇白い校舎
作者「すみません、少しの間、背景音がなくなります!」
作者「申し訳ございません!」
先生「じゃあ灰崎、やっていいぞ」
灰崎悠「はい・・・」
灰崎悠「『エムピースペース』」
他の生徒「何・・・これ・・・」
他の生徒「意識が・・・」
灰崎悠「『解除』!」
灰崎悠「っ、効かない・・・?」
灰崎悠「なんで・・・また・・・」
灰崎悠「もう・・・あんなことには・・・」
?「『解除』」
灰崎悠「消え・・・た・・・?」
内海 玲音「・・・やっぱり」
灰崎悠「玲音!」
内海 玲音「制御できてないの?」
灰崎悠「あ、あぁ・・・」
内海 玲音「怖がってる?」
灰崎悠「・・・ごめん」
内海 玲音「さっき、夢で見たんだ」
内海 玲音「昔のこと」
灰崎悠「え・・・?」
内海 玲音「友達が殺されて、能力を手に入れて・・・」
内海 玲音「今、化け物となった」
灰崎悠「・・・」
内海 玲音「だから、怖がってるのは当たり前」
内海 玲音「うちは・・・こういう運命を辿る存在だ」
灰崎悠「・・・俺も、そうだと思ってた」
内海 玲音「は・・・?」
灰崎悠「怖がられる存在だって、人殺しだって」
灰崎悠「それでも・・・どうにか戻りたくて・・・」
内海 玲音「運命を変えたかった?」
灰崎悠「あぁ、そうだよ」
灰崎悠「だから、ここに来た」
灰崎悠「それで、こんなのでも、友達になってくれた玲音に、凄く感謝してる」
灰崎悠「怖がってるのは、自分自身にだ」
内海 玲音「うちのことは、怖がってないんだね」
灰崎悠「うん」
内海 玲音「そっかぁ・・・」
内海 玲音「あー、なんか嫌な思いが消えた」
内海 玲音「ごめん、ありがとう」
灰崎悠「大丈夫」
内海 玲音「ところでさ・・・」
灰崎悠「ん?」
内海 玲音「倒れた皆、どうする?」
灰崎悠「あ・・・」

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