Infinite Nexus Ⅲ(脚本)
〇刑務所の牢屋
刑務所での事。
うっ・・・頭が・・・
ここは、どこだ!
僕は、何故ここにいるんだ・・・
くっ・・・頭が痛い
僕は、路地裏で刑事二人に・・・追い詰められ
グラサンの男に気絶させられた・・・
所まで覚えている・・・
バン「(小さい声)おーーーーい・・・ 君ーーー・・・」
バン「聞こえるか・・・・・・ 向かい側のバンだ・・・」
バン「お前・・・新人だろう・・・ 寝れねぇから話、相手になってくれよ」
バン「頼む・・・話相手がいねぇーとさ・・・ 寝れねんだよな・・・」
馴れ馴れしい男だった。
バン「X側同士、仲良くしようぜ・・・ えへへ・・・」
僕は、びっくりした。
話かけられたからではなく、その格好だ。
話相手、にはなるけど・・・
ここについて教えてくれ・・・
分からない事が多すぎる
バン「良いぜ・・・えへへ・・・ 色々・・・教えてやるぜ・・・」
バン「ここは、X側の刑務所・・・ 通称「クロスピイタン」☓の刑務所と言う」
バン「クロスピイタンでは、X同士でグループが あるんだ・・・ 皆んなが、皆んな仲良しではないんだ」
バン「ここにある3つの派閥を教えるぜ」
〇黒背景
バン「コイツは・・・ 通称「鎖のエルジェイ」と言って 鎖を使って相手を仕留める戦い方をする やつなんだ・・・」
バン「コイツはイカレた殺人鬼で何人もの人を 殺してきた・・・ 言葉がたどたどしいやつで コイツに目を付けられたら一貫の終わりだ」
バン「だから・・あまり関わるのは控えたほうが 良いぜ・・・ははは」
バン「噂だが・・コイツはあっち系らしい・・・ なので二重に気おつけろよ・・・」
バン「最近入ったばっかりで この前街中で火炎瓶をまき散らかした クレイジーな野郎だぁ・・・」
バン「入って、そうそう・・・ いきなり派閥を作って今じゃ・・・ 三大派閥のリーダーの一人だぜ」
バン「付けられたあだ名は・・・ 通称「ラビッド・マッドドッグ」 イカレた狂犬だよ・・・ やべーよな・・・」
バン「元々普通のコンビニ店員だったやつが あそこまでイカレるなんて・・・ 世の中大変だせ・・・ ははは」
バン「コイツは・・・まだ、謎が多くて 分からないが・・・ 一つわかるのはコイツもイカれてる事だ」
バン「コイツは通称「ホワイトキラー」と言って なんでホワイトって呼ばれているのかは 知らないけど・・・ 拷問好きの変態だよ・・」
バン「最近なんて、刑務所の刑務官を一人 拷問して殺しているからさ・・・ 相当だよ・・・ははは 笑えねえーよなー」
〇刑務所の牢屋
バン「そんなところだ・・・ でさ、お前は何故ここに?」
男は僕に質問した。
僕にも分からない・・・けど気づいたら
刑事に捕まって今はここだよ・・・
バン「そっか・・・ あまり詮索しないほうがいいね・・・ ははは」
君はなんでここにいるんだ?
☓側には見えないけど・・・
バン「俺かい? 俺はな情報屋で色々なやばい情報持って いるのを刑事に見つかって・・・ ははは・・・今はこのざまぁだよ」
そっか、それは災難だね・・・
バン「今はあまり気にしてないぜ・・・ ここも色んなやつがいて退屈はしないぜ」
バンと夜遅くまで話をした。
〇学食
翌朝、僕は食堂へ行った。
バン「やぁ、おはよう 昨日はサンキュー アンタと話していたら良く眠れたよ あははは」
いやいや、大した事はしてないさ
君にも色んな情報をくれたし
ギブアンドテイクだね
バン「そうだな! あははは」
僕達は食事をもらって席に座った。
その時
アイツは誰だ?
バン「昨日話した鎖のアルジェイだよ オーラがやばいでしょ」
バン「あまり見つめるな・・・ 絡まれるぞ」
わ、分かったよ
その大男は僕を見つめて言った
エルジェイ「何を 見てる の だ」
エルジェイ「きさま 俺 見るな」
ごめんなさい
もう見ません
エルジェイ「だめ だ もう おそ い」
いきなり襟首を捕まえられた。
何をするんだ!
エルジェイ「いい から こい」
僕は襟首にある手を解こととした。
離せ!
痛いじゃないか!?
僕の頭が何かに支配される感覚に陥る。
クソ野郎が!!
離せ!!
エルジェイ「うっ やる な おまえ」
エルジェイ「でも 俺 は つよい ぞ」
大男は鍵穴付きの鎖を出した。
バン「アルジェイが武器を出したぞ お前逃げろ!」
バン「死ぬぞ! お前」
頭が何かに支配される感覚だけど
全部までは支配されてない気がする
この力はなんだ?
力が込み上がる、アイツ怖くない
エルジェイ「くらえ よ おれ の 鎖」
僕は後ろに避ける。
当たらないよ
そんな遅い攻撃当たるわけがない
僕の内なる狂気が目覚めてくる。
エルジェイ「しつこい な むかつく な」
大男は叫んだ!
エルジェイ「ああああああああああ!」
当たらないって言っているだろう
バーカ
その場に誰かが割り込んで来た。
トマス「君達! やめないか! ここは喧嘩するところではない!」
エルジェイ「しる か よ そんな こと」
トマス「やめたまえ! ほかの受刑者に迷惑だ!」
エルジェイ「刑務官 なん て こわ く ない」
トマス「はぁ・・・ 言ってもだめか・・・ 仕方ないな」
トマス「刑務官を舐めちゃいけないことを 教えてあげるよ」
刑務官はメリケンサックを出して
アルジェイに向かって行った。
エルジェイ「い た い よ が はっ」
大男は倒れた。
トマス「ふぅーー 疲れました」
トマス「そこの君・・・ 席に戻りなさい」
はい
分かりました席に戻ります
トマス「それならいいんだ」
刑務官はその場から立ち去った。
バン「お前よ 大丈夫かよ!?」
あぁ・・・
なんともないさ・・・
バン「にしてもよ! お前のその力はなんだよ」
僕にも分からないんだよ
バン「そっか・・・ 席戻ろうぜ ご飯が冷めるから ははは」
〇警察署の食堂
二人の男女の会話
チョア「レッズ・・・ もう大丈夫なの?」
チョア「あの時はわたしも言いすぎたわ ごめんなさいね」
レッズ「いえいえ、チョアさん 気遣いありがとうございます」
レッズ「次はもっと頑張ります チョアさんを失望させませんから!」
チョア「そう・・・ 無理せずに頑張ってね」
チョア「わたしは上司として心配なだけだから」
チョア「次からは、もっと頑張りなさい!」
チョア「あなたに期待しているんだからね」
レッズ「はい! 頑張ります! 任せてください!」
レッズは警察署の外へと出かけた。
チョア(本当にもうー わたしに心配かけるんだから♡)
チョア(いけない! いけない! 彼はわたしの部下よ! チョアしっかりしなさい!)
〇公園のベンチ
男は公園でイスに座っていた。
ミノル「ふぅーー 公園で吸うタバコは上手いなー」
男は気分が良くなり歌いだす。
ミノル「道は続いてる 前進する足跡 迷いながらも 進むその先に 過去の痛みを 抱えたままでも 諦めはしない 新しい未来へ♪」
ミノル「行動の連鎖 繋がるストーリー 時には苦しくても 信じて進もう 未来への選択 心の中に 夢描き続けよう 輝く明日へ♪」
ミノル「気分が良いと歌いたくなるな! あはははは」
人影が近づく。
キリヤJr「ねぇーー あんたさ・・・刑事? それともヤクザ?」
キリヤJr「刑事には見えないから ヤクザかな・・・はは」
ミノル「何だぁ! 失礼なガキ! いきなりヤクザ呼ばわりか!」
ミノル「俺は正真正銘刑事だぁ! あっち行ってろー!」
キリヤJr「あっ・・・そっ 興味ないよー どっちでもいい」
キリヤJr「あんたさ・・・前のニュースで流れた サラリーマン風の中年男性を知らないか?」
キリヤJr「ちょっと・・・気になってさ」
ミノル「悪いがガキ・・・ それについては秘密事項だぁ 教えれない・・・」
ミノル「何でそれを気にするんだ? お前は誰だ?」
キリヤJr「別にいいだろぉ・・・ 聞いただけだし・・・ 教えないならいいよ」
少年が立ち去ろうとした時。
ミノル「待て! もしかしてお前は キリヤの息子か! どことなく面影があるぞ!」
キリヤJr「誰ですか? それ・・・しらないし 知っててもおしえない」
キリヤJr「バーカ、バーカ!」
少年は走って行った。
ミノル「ちっ・・・ 逃げ足の早いガキだぁ」
その時また、人影が現れた。
ユウイチ「おう! 元気か、ミノル! 久方ぶりじゃねーか! がははははは」
ユウイチ「そのヤクザ顔! なんとかならねーか がははははは!」
ミノル「ヤクザ顔は生まれつきですよ ユウイチさん お久しぶりです」
ミノル(ユウイチさんは俺の師匠で 警察官になる前に空手を教えてくれた 恩人だ。 たまに変な冗談を言うが悪い人ではない)
ミノル「ユウイチさん・・・ 実は今・・・大変な事が起きてまして・ 一人では解決出来ません その、ユウイチさんの力を借りたいです」
ミノル「ユウイチさん! 刑事に戻って来てください! ユウイチさんがいれば百人力です!」
ミノル「また、昔見たいに一緒に 犯人を捕まえましょうよ」
ユウイチ「ミノル、お前! わかってんだろうが! 俺が戻れない訳を!」
ユウイチ「それを忘れたのか!?」
ミノル「忘れてないですよ! でも、レッズが病院に運ばれた時 俺は、どうすればいいか わからなくなったんだ!」
ユウイチ「俺も聞いたさ、レッズの事は レッズは今、大丈夫か?」
ミノル「最近、退院して今は職場復帰した ばっかりです どうか・・・ユウイチさん俺達を助けて ください」
ミノル「考えていてください。 今日は来てくれてありがとうございました」
ユウイチ「考えておくよ・・・ 後、ミノル気おつけろよ・・・」
ミノル「はい、気おつけます 仕事があるのでこれで失礼します」
ユウイチ「あぁ・・・」
ミノルは公園を出て行った。
〇街中の階段
階段での出来事。
シェロ「お、ラッキー! 女が一人で歩いているぜ ひひひひひっ」
シェロ「高そうなカバンをもって ひひひひひっ 取ってくださいって言ってるような もんだよなー」
男は女性のカバンをひったくろうとした。
ルリー「やめてーーー♡ 誰かぁーーー♡ 助けてぇええーーー♡」
女性の雰囲気が変わった。
ルリー「なんて・・・言うと思ったの・・・?」
ルリー「アタシのカバンを取るつもりだったの? ねえーー!」
ルリー「アタシのカバンを取るってことは・・・ あなたの命を取っても・・・ 大丈夫だよねーー♡」
ルリー「先輩♡ と同じところに送って あ げ る ♡」
シェロ「バカ! やめろよ! あっちいけーー!」
シェロ「やめてくれーーーー! 頼む! お金あげるからさ!」
シェロ「何だぁ! この女イカれてるよ 変なやつに関わってしまった」
シェロ「俺のバカバカ!」
女性は素早くナイフをもって男性との
距離を縮める。
シェロ「がはっ・・・ いてーーーーー!」
シェロ「誰かーーー! 助けてーー! ここにイカれた女がいるんだよー!」
ルリー「アタシはもうーー♡ お さ え ら れ な い ♡」
シェロ「ぐあぁぁぁぁぁあ!!」
シェロ「う・・・・・・ぅっ・・・」
男は倒れた。
ルリー「はぁーーー♡ 気持ちーー良かったわ♡」
ルリー「次から、泥棒は だ め よ メッメ♡」
〇留置所
二人の受刑者の声。
コンビニ店員クマ谷「マジで、使えねなーーー! おらーーー!」
タカシ「痛いッス! 痛いッスよクマ谷さん!」
タカシ「すまないっスー クマ谷さん」
タカシ「俺って昔からドジで 本当にすまないっスー」
コンビニ店員クマ谷「マジでそんな事知るか! 言われた事も出来事ないようじゃ! テメーなんか要らねわーマジで」
コンビニ店員クマ谷「俺の前から出ていけーー! マジで」
タカシ「クマ谷の旦那! それだけは・・・ やめてほしいっスー」
タカシ「派閥にいねぇーーと 俺、殺されんスよー」
コンビニ店員クマ谷「知るかバーカ! マジであっち行ってろ! 次からはもっとちゃんとやれーー! 分かったか!」
タカシ「はーーいっス 頑張りますッス」
コンビニ店員クマ谷「次、失敗したら火炎瓶で燃やすぞ! マジで」
タカシ「はーーーいッス! 頑張りますッス」
〇警察署の廊下
男が一人歩いていた。
レッズ「チョアさんは僕に期待されている 頑張らないとな! ミノルと合流して捜査の続きだ」
レッズ「よし! やるぞ! 事件を解決してチョアさんに認められる 男になる!」
宅配の人がレッズの前に現れた。
???「レッズさんですか?」
レッズ「そうですけど・・・ 何かに僕に用事でも?」
???「実は、レッズさんにお届けものが ありまして これなんですけど・・・」
レッズ「プレゼント?」
レッズ「宛先は不明? 誰からだろう・・・」
レッズは箱を開けた。
三枚のコインが入っていた。
レッズ「コインだと!?」
レッズ「頭がーーーーー! 痛いーーー!」
レッズ「頭が何かに支配される・・・ これは・・・ これは・・・ これは・・・」
レッズ「この気持ちはなんだー! ははは!」
宅配の人がニヤリと笑う。
レッズ「捜査、仕事なんてどうでもいい! チョアさんに会いたい! この気持ちを伝えたいんだ」
???「ふふふふ 好きなだけ伝えればいいさ」
???「後で後悔しても遅い ふふふふ ははははは」
レッズは女上司を探しに行った。
〇繁華な通り
女性が男二人に声をかけられた。
レモン「ねぇーー♡ 君可愛いね お店に来てよ安くするからさ すぐ近くだよ」
ヴィン「そうそうー♡ 来てきて サービスするよ♡」
女性はうなずく。
レモン「やったねーー♡」
ヴィン「やった、やったーー♡」
3人はお店に入った。
〇ホストクラブのVIPルーム
お店「ナイト・イズ・ラブ」での出来事
レモン「ようこそ、いらしゃいました! ナイト・イズ・ラブだよ♡」
ヴィン「ラブ♡ ラブ♡ それはーー♪ ナイト・イズ・ラブだよーー♪」
レモン「何か・・・頼むかい?」
エミ「あの・・・実はお酒がほしいーの♡」
ヴィン「はい! お酒入りました♪」
レモン「お酒が入りました♪ わっしょい♪ わっしょい♪」
ヴィン「わっしょい♪ わっしょい♪ 君の為のレモンサワーだよ♡」
エミ「ありがとう・・・嬉しい♡」
レモン「喜んでくれると嬉しいよ♡」
ヴィン「こっちも照れてしまうよ♡」
エミ「本当にぃーー♡ きゃーーーー嬉しい♡」
エミ「実は・・・わたし・・・ 秘密があるの・・・ 聞いてほしいーの♡」
レモン「気になるな あははは」
ヴィン「僕も僕も」
エミ「わたしって本当に綺麗かなー?」
レモン「あなた見たいな綺麗な人初めてだよ♡」
ヴィン「その通りだよ♡ 僕の心はもうーお姉さんに捕まったのさ♡」
エミ「嬉しいわーーー♡ こんな気持ちはーー初めてよ♡」
エミ「素顔を見せて あ げ る♡」
レモン「やったーー♡ 君の素顔を僕の一緒の思い出にするよ♡」
ヴィン「その素顔を僕の記憶に ほ か ん♡」
エミ「ありがとうーー♡ 二人ともーー大好き♡」
女性はマスクを取った。
エミ「わたし・・・綺麗でしょ♡ わたしを見て見てーー♡」
レモン「何に!? キモ!!」
ヴィン「げっ! 気持ち悪い!」
エミ「ねぇーーーー! 可愛って言ってよーーー! ねぇーーーー!」
エミ「わたしはこんな・・・に可愛いのに♡ もっとわたしを褒めてお願い♡」
レモン「ここから出ていけ! 警察を呼んでくれーーー!」
ヴィン「店長!! 警察、警察!」
エミ「わたしを警察に・・・通報したわねーーー! 許さないわーー!」
エミ「わたしの愛を受け止めてよーーーー!」
エミ「わたしを見てーーーーー♡」
その後、悲惨な現場になった。
〇警察署のロビー
二人の男女。
チョア「わたしに用事って何? 忙しいから早くしてよね」
レッズ「チョアさんに伝えたい事があって・・・」
レッズ「気持ちを伝えたいんですよ♡」
チョア「何かしら・・・ 早く言ってちょうだい! 時間がないのだからね」
レッズ「実は・・・前から」
レッズは銃を背中の後ろにした。
レッズ「チョアさんに伝えたい事が・・・」
続く