殺人怪盗デビル

ミレティー

第二章 幸せ(脚本)

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ミレティー

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〇黒
  ここはどこ・・・?

〇大樹の下
デビル「殺すのはクリスマス・・・・・」
デビル「それまで、お前の犯した罪を思い出せ」

〇黒
  何?私の罪って・・・・・・
「覚えてないの?」
  誰・・・・・・?
「忘れちゃったの・・・?」
  あなたは誰?
スミレ「私を忘れた?」

〇女の子の一人部屋
あかり「はっ!」
あかり「ハァハァ・・・」
あかり「ゆっ夢・・・?」
あかり「・・・・・・・・・」
あかり「私の罪って何?」

〇黒
  第ニ章 幸せ

〇街中の道路
あかり「また遅刻だ〜」
「わっ!」
あかり「すっすみません!」
「いや・・・」
ケンタ「あかり?」
あかり「ケンタ!」
ケンタ「また遅刻か?」
あかり「そっちも同じでしょ?」
ケンタ「それがさ〜」
ケンタ「こんなことしてる場合じゃない!」
ケンタ「おっ先に〜」
ケンタ「おっおい!」
あかり「私も乗せていけ〜」
ケンタ「暴れんなよ〜」

〇教室
蘭「アッハハハハ!」
あかり「笑わないでよ」
蘭「ごめんごめん!」
蘭「それにしても、朝から夫婦喧嘩なんてね」
あかり「夫婦じゃないから!」
あかり「何であんな奴と!」
蘭「だって二人、いつも仲良いじゃない」
あかり「小さい頃から一緒に遊んでただけだから! ただの幼馴染だからね!」
蘭「はいはい、そういうことにしといてあげる」
ケンタ「何だ?楽しそうじゃねぇか!」
あかり「アンタには関係ない!」
蘭「あのね」
あかり「いいの!」
蘭「分かった分かった!」
ケンタ「何だ?」
あかり「そういえば、アンタさっき何を言おうとしたの?」
ケンタ「えっ?」
あかり「ほら、さっき登校してる時に」
ケンタ「あぁ」
ケンタ「実は、俺の兄貴が結婚するんだ」
あかり「凄いじゃん!」
蘭「おめでとう!」
蘭「確か、お嬢様と付き合ってるのよね?」
ケンタ「大企業の社長の娘さん」
ケンタ「なんだけど・・・・・・」

〇立派な洋館
  その家の家族が二人の結婚に反対しているんだ
  後継ぎ覚悟のないような奴を婿にするなど
  許さんって
  他にも、ワシらの財産を1ミリも渡したくないとか色々揉めちゃってさ〜

〇教室
あかり「そっか・・・・・・」
ケンタ「今朝も早くから家に押し込んできて、 『娘と別れろ』ってすげー叫んでたんだ」
あかり「ありゃりゃ・・・・・・」
蘭「お兄さんが跡継ぎになることは決まってるの?」
ケンタ「兄貴はその気じゃないみたいなんだ。 だから余計言い争ってるんだよな〜」
あかり「結婚も大変だね」

〇川に架かる橋
紗奈「そっか、ケンタも大変なんだね」
あかり「好きな人の跡継ぎなんて羨ましいけど」
蘭「そうかしら・・・」
「えっ?」
蘭「あっ!何でもない!」

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