第二章 花嫁(脚本)
〇明るいリビング
あかり「憧れるな〜結婚式❤️」
「そんなものに憧れているのか? 呑気なものだ」
あかり「わっ!」
あかり「びっびっくりした〜」
あかり「もう〜脅かさないでよ」
デビル「お前が驚いただけだろ?」
〇結婚式場の階段
〇結婚式場のレストラン
カイ「みんなありがとう」
ヒナ「ありがとうございます」
ケンタ「兄貴、おめでとー」
ケンタ「わぁー!」
カイ「なんでお前が泣くんだよ」
ヒナ「うっふふふ!」
〇教会の控室
ヒナ「ちょっとトイレ」
カイ「ふぅー」
カイ「ヒナ?」
カイ「おっお祖父様・・・」
雄二「お前、娘を幸せにできるのか?」
カイ「もちろんです!」
雄二「我が家の跡取りとして、」
カイ「彼女を好きになった時から 覚悟は出来ています!!️」
雄二「フン」
雄二「その甘さが不幸にならん事を願うぞ」
〇結婚式場の廊下
ヒナ「・・・・・・・・・・・・」
〇街中の道路
あかり「じゃあ、お兄さんは跡取りにならないの?」
ケンタ「あぁ」
あかり「でも、ヒナさんは?」
ケンタ「しばらくは家で暮らすことになったよ」
ケンタ「向こうの家の人達が冷たい態度取られてる らしいから」
あかり「そっか。大変だね」
ケンタ「でも、そのうち認めてくれるよ」
あかり「そうだね」
ケンタ「じゃ、また明日」
あかり「うん。またね」
ケンタ「寝坊すんなよー」
あかり「うるさいっ!」
〇大樹の下
ヒナ「お祖父様もお母様も・・・、 どうして分かってくれないの?」
ヒナ「家族なんかいなければ・・・・・・」
「その願い、叶えて差し上げましょうか?」
ヒナ「誰?」
デビル「私は、あなたの味方です・・・・・・」
〇女の子の一人部屋
あかり「なんか嫌な予感がする・・・」
〇女の子の一人部屋
あかり「よしっ!」
「あかり!降りてきてー」
あかり「お母さん?」
〇明るいリビング
あかり「どうしたの?」
母「ヒナさん家のご家族が殺されたって!!️」
あかり「えっ!?」
〇女の子の一人部屋
デビル「人間とは、愚かだな」
〇明るいリビング
あかり(まさか!)
〇シックなリビング
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