第6話『店長あみーなの秘密』(脚本)
〇メイド喫茶
客「また来ますね」
月「ありがとうございました」
あみーな「ありがとうございました! またのご帰宅お待ちしてます!」
月「これで、落ち着きましたね」
マイマイ「こっちの片付け終わりました」
あみーな「今日はこれ以上、ご主人様は ご帰宅しなそうだし早めに閉店しようかな」
あみーな「2人とも上がっていいよ」
「はーい」
〇更衣室
マイマイ「帰りに何か食べて行かない?」
月「いいですね! お腹ぺこぺこです」
マイマイ「店長も誘ってみようか」
月「そうですね」
〇メイド喫茶
「お疲れ様です」
あみーな「お疲れ様! 2人とも気を付けて帰ってね」
月「店長、これからマイマイさんと2人で ご飯を食べに行くんですが ご一緒にどうですか?」
あみーな「ごめんね、ホントは行きたいけど この後レジ締めと閉店の確認があるから まだ帰れないんだよね」
マイマイ「分かりました それなら仕方ありませんね」
月「また誘いますね」
あみーな「ありがとう! 2人とも楽しんでね」
月「それじゃあ、お先失礼します」
マイマイ「失礼します」
あみーな「・・・・・・」
〇ファミリーレストランの店内
月「いただきます!」
マイマイ「いただきます」
月「美味しい♫」
月「店長来れなくて残念ですね 一緒に話したかったなぁ」
マイマイ「そうだね」
月「マイマイさんは 店長とご飯食べに行ったことあるんですか?」
マイマイ「まだないかな」
マイマイ「私も入店してから 月ちゃんと3ヶ月ぐらいしか変わらないけど まだないんだよね」
月「いつもお店にいるイメージですね」
マイマイ「誰よりも早くきて誰よりも遅く帰る」
マイマイ「それが店長」
月「凄いですね」
マイマイ「お給仕が大好きみたい」
マイマイ「自分でも趣味がお給仕って 言ってるぐらいだし」
月「さすが、店長」
月「普段どんな感じしてるのかな」
マイマイ「私服とか普段の生活気になる」
「・・・・・・」
「見てみたい」
〇メイド喫茶
翌日
女の子「今日も楽しかったです」
女の子「また来ますね」
月「いってらっしゃいませ お嬢様」
マイマイ「いってらっしゃいませ」
月「これで落ち着きましたね」
マイマイ「ちょうど退勤の時間だね」
「・・・・・・」
月「それじゃあ、昨日、話し合った通りで」
マイマイ「了解」
あみーな「お疲れ様」
「お疲れ様です」
あみーな「もう時間だから、二人も上がってね」
月「はーい」
月「店長、良かったら一緒にご飯どうですか?」
あみーな「いいよ」
「えっ?」
あみーな「そんなに驚いちゃって」
月「あ、いえ、そんなことは」
月(ダメだったら休みの日に合わせて 誘おうと思ったのに)
あみーな「今日は妖精さんが レジ締めもしてくれるから大丈夫だよ」
あみーな「でも、ちょっとやることがあるから 先に外で待っててね」
「はい」
〇電器街
月「店長一体どんな感じなんですかね」
マイマイ「どんな服着てるんだろ」
月「私の予想では、カジュアルな服ですかね」
マイマイ「地雷系な気するかな」
月「店長、そろそろ来ますかね」
???「お待たせ」
「んー?????」
月「どちらさまでしたっけ?」
???「もう冗談上手いんだから」
???「私だよ、私」
マイマイ「こんな凄い美人な人、知り合いにいたっけ」
???「美人って言ってもらえて嬉しいな」
???「ご飯奢っちゃうよ」
月「あ、いや、その・・・・・・」
???「ほら、私のおすすめのお店に 連れて行ってあげるから」
月「店長がまだ」
???「ほらほら 行くよ!」
〇焼肉屋
???「私が適当に注文しちゃうね」
月「あ、はい」
月(誰なんだろ 思わず付いてきちゃったよ)
マイマイ「どうしようか」
月「とりあえず店長に相談しましょう」
マイマイ「うん」
月(送信と)
???「何? こそこそ話し?」
???「あれ? 月ちゃんからだ」
「えっ?」
???「えっと、何かあった?」
???「『今、待ち合わせ場所から離れてしまいました。大丈夫ですか?』」
月「今、私が送った内容だ」
マイマイ「どういうこと?」
???「・・・・・・」
???「そういうことか 道理でなんか話が噛み合わないと思った」
???「私だよ私」
あみーな「あみーなだよ」
「あっ! 店長!」
あみーな「そうだよ」
あみーな「何か反応が変だと思ったんだよね」
月「すみません! 全然気づかなくて」
あみーな「私服見せるの初めてだもんね」
(私服どころの問題じゃない)
(体格と見た目が違いすぎる)
あみーな「どうしたの? 2人とも黙っちゃって」
月「あ、いや、その私服が イメージと違ってまして驚いてました」
マイマイ(私服のイメージなんて もはやどうでもいい)
月(街ですれ違ったら絶対気付かない)
月(前にイワッチさんが問題になったけど 出待ちしてても気付かないよ)
あみーな「本当はいつもちゃんとした服なんだけど 今日はラフにしてみたの」
月「とっても似合ってます」
あみーな「ありがとう」
マイマイ(どうしよう、情報のパンチ力が強すぎて 状況が全然頭に入ってこない)
あみーな「えるるちゃんにも変身してるみたいって よく言われる」
(でしょうね)
あみーな「とにかく楽しみましょう」
あみーな「普段頑張ってるからお礼だよ」
「はい!」
〇電器街
あみーな「それじゃあ、2人とも気をつけて帰るんだよ」
「はーい ごちそうさまでした」
月「イメージとは全然違いましたけど」
マイマイ「あみーな店長はやっぱり」
月「素敵な人でしたね」
月「やっぱり尊敬できます」
マイマイ「そうだね」
月「またみんなで行きましょうね」
マイマイ「うん」
〇メイド喫茶
後日
月「店長、また外で待ってますね」
あみーな「すぐ終わらせるから待っててね」
マイマイ「はーい」
〇電器街
月「早く店長来ないかなぁ」
マイマイ「楽しみだね」
月「はい」
あみーな「ごめん、お待たせ」
「・・・・・・」
「誰?」
〇メイド喫茶
次回予告
店長あみーなの秘密も知り
仲がさらに進展した月
そんな彼女の前に、最大の敵が現れる
次回『クレーマー天使様来店』
月「次回も、もえもえてん!」
月「寝ぼけて よくスマホのアプリを誤作動させます」
誰もが気になっていた(はずの)あみーな店長の私服、「ソッチかぁー!?」と思わず声にしてしまいました😂 今回もまたコンカフェという、ファンタジーとリアルとの境界を絶妙に攻める内容に心動かされっぱなしです😊 そして、ラスト直前のあみーな店長(と思しき魅力的な女性)は一体😱
キレッキレの今回、もう大好きです🥰
あみーな店長!!!!!!😂✨
すごい変身力です!!!!!✨😂✨この能力があればなんでもできそう✨☺️👍
みんな仲良いのがほのぼの癒されますねー✨思わず読みながらニコニコしました✨😊
みんな可愛い💕😍もえもえてん✨