4話「潜入」(脚本)
〇ヨーロッパの街並み
不知火 白夜「どうなってんだ?ここは?」
新聞を見た瞬間、仮病で学校を休みミカが着いてこないよう、手紙を置いてわざわざ半日かけて西の国まできたわけだが。
到着するないなや兵士達が忙しそうにあちこち誰かを探すように走り回っている。
入国の手続きもやたら時間がかかった。
まぁいいか、ひとまず情報収集から始めよう。
とりあえず一般公開された情報から手にいれようと提示番を探し歩き回りやっと見つけたと思えば人だかりが出来ていた。
町人「脱獄したんだとさ。ほれあの男と女だよ」
おっさんが指差した方を見るとリンカの似顔絵と中年男、だいたい三十代後半の赤い目をした男の似顔絵が張り出されていた。
「なにやってんだアイツ・・・」
不知火 白夜「わざわざ自力で脱獄して探す手間をかけさせやがって・・・」
何か手がかりはないかと隣のおっさんの似顔絵を見る
不知火 白夜「ん?このおっさん誰かににてるような・・・?」