The Justice Twins

どんぐり

夏の家族旅行(その1)(脚本)

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〇シックなリビング
  家族旅行前日の夜。
江川るり子「忘れ物はないわね?」
江川勝「着替えとかは多めに持ったかい?」
江川和美「もちろんよ」
江川和樹「初めての海外だから、ちゃんとルールとか守って楽しむよ。親戚の結婚式もあるしね」
江川るり子「そうね。早くお風呂に入っちゃいなさい」
江川和樹「わかった!!」

〇シックなリビング
  翌日。
江川和樹「おはよう」
江川和美「おはよう」
江川るり子「ちゃんと起きれたわね」
江川勝「朝ごはん、すぐに食べないとね」
江川和美「わかったわ」

〇一軒家の玄関扉
江川和美「鍵はちゃんとかけたわ」
江川和樹「新聞も一時止めておいて良かったよ」
江川るり子「そうしないと泥棒に入られるものね」
江川勝「それじゃあ空港へと行くぞ」

〇駅の出入口
  駅の入り口。
桐ヶ谷昴「姉さんじゃないか」
江川るり子「昴、久しぶりね」
江川勝「昴さん、来てたんですね」
桐ヶ谷昴「家内も一緒だ」
桐ヶ谷文香「おはようございます」
桐ヶ谷沙羅「和樹君たちも来てたのね」
桐ヶ谷拓海「すっかり大きくなったな」
江川和樹「今高校生だよ」
桐ヶ谷拓海「こっちは今大学1年生だよ」
桐ヶ谷沙羅「私は高校2年生になったの」
桐ヶ谷拓海「あ、そうだ。そういえばジャスティスツインズって知ってるよな?」
江川和美「もちろん知ってるわよ。 私たちだって会ったことないんですもの」
桐ヶ谷沙羅「一度でいいから会いたいわ」
江川和樹「そうだね。そろそろ行こうか。モノレールで途中まで行ってそこで乗り換えて空港へ行くんだもんね」
  桐ヶ谷家と合流した一行は空港へと向かうことに。
桐ヶ谷昭雄「いい旅行になるな」
桐ヶ谷文子「息子の結婚式に身内で行けるんですものね」

〇駅前広場
  やがてモノレールは乗り換え駅に着いた。ここから空港直通列車に乗るのだ。
桐ヶ谷沙羅「今度は特急列車で成田空港ね」
桐ヶ谷拓海「特急券はちゃんと買わないとね」
桐ヶ谷昴「パスポートはちゃんとこっちで預かってるから。空港に着くまで出さないでおくよ」
桐ヶ谷文香「そうしないと無くすものね」
江川勝「空港で落ち合うんだろ、残りの面子と」
江川るり子「そうよ」
江川和美「おじさんに会えるの、楽しみよ」
江川和樹「僕もさ」

〇駅のホーム
江川和樹「空港に着いたらお昼ご飯にしようよ」
江川和美「ちょうどお昼時だしね」
江川勝「そうだな」
江川るり子「間も無く列車が来るわね」
  まもなく、2番線に特急成田エクスプレス11号、成田空港行きが6両編成で参ります。この電車は東京駅で併合します。
江川和樹「そろそろ来るね」
江川和美「着いたら乗りましょう」
  一行は、成田エクスプレスに乗車した。

〇空港の外観
  やがて、一行を乗せた列車は成田空港に到着した。
江川るり子「着いたわよ」
江川勝「あとは、空港のロビーで待ち合わせだね」
桐ヶ谷拓海「そうだね。時間も調べたから、飛行機に間に合うように行動しようよ」
桐ヶ谷沙羅「空港でのご飯も楽しみね」

〇空港のエントランス
桐ヶ谷輝「おーい!!」
桐ヶ谷昴「輝!」
桐ヶ谷輝「もう一緒に来てたぜ」
本田眞子「先に来てたのよ」
  やがて、一行も集まってきた。
桐ヶ谷隆「あいつもとうとうすっかりでかくなって結婚か」
桐ヶ谷節子「そうね」
本田紀夫「眞子の結婚はめでたいもんだ」
本田優子「本当ね」
本田純也「父さん、母さん。ちゃんと僕もいい相手見つけるよ、姉さんに倣って」
本田優子「期待してるわ」
本田紀夫「それじゃあ少し時間もあるし、そろそろ昼食にしようか。昼食後に出発だしね」
  メンバーは、昼食を摂る事にした。

〇空港ターミナルビル
  やがて、彼らが搭乗する時間となった。
江川勝「パスポート、みんな出しておくといいよ」
  メンバーは、パスポートを取り出した。
江川和樹「いよいよだね」
江川和美「私たちの初めての海外旅行!!」
  こうして、江川家にとって初めての海外旅行が始まった。
空港のスタッフ「旅券をどうぞ」
江川和美「分かりました」
空港のスタッフ「はい、スタンプを押しました」
江川和美「ありがとうございます」
  係員は、パスポートに一つずつスタンプを押していく。
空港のスタッフ「ではこちらで日本円をドルに両替してください」
江川和樹「分かりました」
空港のスタッフ「では両替します」
江川和樹「これがドル紙幣か。初めて見るよ」
江川るり子「お金は私が持ってるわ」
空港警備員「では金属検査機にお入りください」
  異常はなかった。
空港警備員「結構です。行っていいですよ」
江川和樹「分かりました」
  一行は、飛行機の切符を自動改札機に通し、飛行機へと乗り込んだ。

〇飛行機内
  一行は、飛行機に乗り込んだ。
江川和樹「隣でよかったね」
江川和美「そうね」
  やがて、キャビンアテンダントがやってきた。
キャビンアテンダント「本日は、日本航空をご利用くださいまして、ありがとうございます。 当機は、成田空港発、ホノルル行きです」
  和樹たちはチケットを確認した。
キャビンアテンダント「それでは機長からのご挨拶です」
  こんにちは。私は機長の向井と申します。ホノルルまでのフライトを、安全かつ丁寧に行いますのでお願いいたします。
キャビンアテンダント「それではまずは、こちらのVTRをご覧ください」
  安全のための案内VTRを見た和樹たち。
キャビンアテンダント「以上でVTRは終わります」
  それでは成田空港発、ホノルル行き、間も無く、離陸いたします。シートベルトをしっかり締めてください。
  メンバーを乗せた飛行機は、離陸した。
  次回へ続く。

次のエピソード:夏の家族旅行(その2)

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