エレメンスストーリー(連合軍結成編)

良し

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〇寂れた村
マルク王子「やぁ!!」
ライアス「うん、その調子っスよ」
トーマス「大分剣筋が良くなりましたね」
マルク王子「ライアスと、トーマスのおかげだよ」
ライアス「そう言って貰えると、嬉しいっス」
マルク王子「ところでさ、まだ姉上とアレックスの居場所がわからないのかな・・・?」
トーマス「まだ何も連絡が無いですね・・・」
マルク王子「そうか・・・無事だといいけど・・・」
ライアス「兄貴なら大丈夫っスよ、姫様も無事っスよ」
マルク王子「うん、そうだね」
光国兵士「お知らせします、帝国の残党狩りが、水国との国境沿いに出現しました」
マルク王子「え!?それは大変だ!!ライアス、トーマス、助けに行こう!!」
ライアス「はいっス、新生光国軍の初陣っスね」
トーマス「マルク王子、無理をなさらないでくださいね」
マルク王子「うん!!みんな出陣だ!!」
「おう!!」

〇草原
帝国兵「居たぞ、スカーレット王女だ!!」
スカーレット王女「ああ、もうしつこいですわ!!これでも喰らいなさい!!」
「うわぁー!!」
マルク王子「す、凄い・・・あの綺麗な人は誰です?」
ライアス「スカーレット王女様っスよ!?」
トーマス「あの方は、水国のスカーレット王女様です」
マルク王子「そうなんだ・・・」
スカーレット王女「あら?貴方達はアレックス様の?」
トーマス「はい、トーマスとライアスです」
スカーレット王女「そうでしたわね、で、其方の方は?」
マルク王子「は、は、はい、初めまして、光国王子のマルクです」
スカーレット王女「まあ、貴方が光国の王子様でしたのね、失礼致しました、水国女王のスカーレットです」
スカーレット王女「ところで、アレックス様はどちらに?」
マルク王子「それが・・・」
スカーレット王女「そうだったのですの・・・光国もですか・・・」
マルク王子「光国もですかって事は、水国もですか?」
スカーレット王女「ええ、バルボアって武将が攻めて来まして・・・」

〇謁見の間
スカーレット王女「どうしました?」
水国兵士「大変です、帝国が攻めて来ました!!」
スカーレット王女「何ですって!?」
大臣「姫様、お逃げください!!」
スカーレット王女「嫌です!!私も水の正統後継者です、ここで逃げる訳にいきません!!」
エドワード「姫様・・・わかりました、このエドワード命をかけて守ります!!」
バルボア「主が・・・スカーレット王女か?」
スカーレット王女「そうですが、まず人に名前を聞く前に自分から名乗るべきでは?」
バルボア「ふむ・・・流石・・・女王だ・・・なかなか・・・気が強い・・・我が名はバルボア・・・帝国の四天王の一人である」
スカーレット王女「その四天王が何の用ですか?」
バルボア「知れたことよ・・・主の命・・・頂戴する」
大臣「姫様、ここは逃げてください!!ここは大臣が引き受けます!!」
スカーレット王女「大臣・・・わかりました・・・エドワード、逃げますわよ」
エドワード「わかりました」
バルボア「ほう・・・主が相手に・・・?」
大臣「ここ大臣、昔は亡き国王の片腕として戦って身、年をとってもまだまだ負けぬ!!」
バルボア「それは・・・楽しみだ・・・」

〇草原
マルク王子「そうだったのですか・・・そんな事が・・・」
スカーレット王女「ええ、それで逃げてる途中でエドワードとも逸れてしまいまして・・・」
マルク王子「あの・・・女王様、一緒に行動しませんか?」
スカーレット王女「いいですわよ、光国の事はわかりませんので」
マルク王子「ありがとうございます」
光国兵士「お知らせします、アレックス様がセリス姫様を救い出したとの報告がありました」
マルク王子「ほんと!?で、今何処に!?」
光国兵士「それが・・・恐らく追っ手から逃げ回っているようで・・・」
マルク王子「そうか・・・」
スカーレット王女「アレックス様なら大丈夫ですわよ、私達も移動したしましょう」
マルク王子「はい!!」

〇草原
相棒「ガウ!?ガウガウ!!」
黒騎士アレックス「どうした、相棒!?」
エドワード「アレックス殿、前方に敵影が!?」
黒騎士アレックス「何だと!?」
帝国兵「前方にアレックス発見!!」
べレス「よし、全軍突撃!!」
黒騎士アレックス「くっ・・・仕方ない、応戦だ・・・セリス姫、しばらくのご辛抱を、相棒、姫様を守るんだぞ」
相棒「ガウガウ!!」
セリス姫「お願いしますね、熊さん」
セリス姫(しかし、熊さんの名前・・・どうにかならないのかしら・・・)
相棒「ガウー!!」
帝国兵「ぐっ・・・」
相棒「ガウガウ!!」
帝国兵「グヘッ・・・」
エドワード「何か・・・あの熊怒ってませんか?」
黒騎士アレックス「相棒なりに姫様を守っているんだろう・・・こっちも負けてられんぞ!!」
エドワード「そうですね」
帝国兵「報告します、熊により味方の旗色が良くありません・・・」
べレス「何なんだ、あの熊は!?クソッ!!こうなれば、私が出る!!」
べレス「アレックスよ、一騎打ちを申し込む」
黒騎士アレックス「その前に聞きたい事がある、ラルフ殿はどうした?」
べレス「ふん・・・あの男か・・・ラングルフ殿と八つ裂きにしてやったわ!!」
黒騎士アレックス「そうか・・・ならば遠慮はしないぞ!!」
光国兵士「報告です、前方で戦闘が行われております!!」
マルク王子「え!?」
ライアス「兄貴かも!?」
トーマス「そうかもしれません」
マルク王子「うん!!行こう!!」
スカーレット王女(アレックス様・・・)

〇草原
べレス「思ったよりやるなぁ」
黒騎士アレックス「お前こそな!!」
べレス「ふ・・・そろそろ全力で行くか、それ!!」
黒騎士アレックス「うおっと・・・コレはどうだ?」
べレス「ほほう・・・コレが黒騎士の剣技か、ならばコレはどうだ?」
黒騎士アレックス「何だと!?」
マルク王子「今の音は何!?」
スカーレット王女「アレックス様!?」
べレス「ほほう・・・アレを受けてまだ生きてるとは」
黒騎士アレックス(危なかった・・・もう一度来たら流石にマズい・・・)
べレス「では、はもう一度行くぞ!!」
黒騎士アレックス「そうはさせん!!」
べレス「ぐっ・・・負けた・・・!!」
黒騎士アレックス「ふぅ・・・思ったより手強かった・・・敵ながら見事だ」
マルク王子「アレックス!!」
黒騎士アレックス「王子!?」
スカーレット王女「アレックス様、お怪我はありませんか?」
黒騎士アレックス「スカーレット王女!?何故ここに!?」
エドワード「王女様!?ご無事ですか!?」
スカーレット王女「エドワード!?何故貴方も!?」
セリス姫「マルク・・・ご無事でしたか?」
マルク王子「姉上・・・」
マルク王子「わ!?もしかして釣りに行った時の熊!?」
黒騎士アレックス「そうです王子、私の相棒です」
相棒「ガウ!!」
マルク王子「へぇ、で名前は?」
黒騎士アレックス「え?相棒ですが?」
マルク王子「え!?(名前が相棒・・・アレックスって名前考えて無い・・・?)」
マルク王子「それよりアレックス、僕、城を取り戻したいんだけど?」
黒騎士アレックス「もちろんです、これから城を取り戻しましょう」
スカーレット王女「私もお手伝いいたしますわ」
マルク王子「ありがとうございます、スカーレット王女様」
黒騎士アレックス「ライアスとトーマスはそのまま王子を守ってくれ」
「はっ!!」
黒騎士アレックス「相棒はセリス姫を頼む」
相棒「ガウ!!」
マルク王子「では、行こう!!」
「はっ!!」

次のエピソード:光国奪還

コメント

  • 味方サイドが大所帯になってきましたね。
    これは目が離せません😆

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