〇ファンタジー世界
朝夢ミキ「あれ？」
朝夢ミキ「なんか、いつもと違わない！」
アムロ「そうだぞ。 今回はスペシャル ──」
アムロ「ファンタジー編だ！」
朝夢ミキ「えーっ!?」
アムロ「今回は雰囲気を変えて、 ハンターゲームのストーリー をお届けします」
朝夢ミキ「ファンタジーか〜 弓使いとか憧れるな」
アムロ「いやいや、お前は魔法使い──」
アムロ「魔女だな！」
アムロ「アァァァ！」
朝夢ミキ「というわけで、 ファンタジースペシャルをご覧ください」
アムーロ・ハイク「スタート！」
朝夢ミキ「誰？」

〇綺麗な港町

〇城壁
勇者「集え。冒険者達よ」

〇二階建てアパート

〇島国の部屋
朝夢ミキ「せっかくの休みなのに、 なんでアンタの家で ゲームやんなきゃならないわけ？」
朝夢ミキ「何かの罰ゲーム？」
アムロ「なんでだよ！」
アムロ「お前も興味あるだろ？ 『ハンターアドベンチャー』」

〇ファンタジー世界
　　『ハンターアドベンチャー』
　　全国の皆がゲームの中でパーティーを組み、
　　モンスターを倒しレベルを上げていく、
　　冒険ファンタジーゲーム。

〇シックなリビング
アムロ「ゲーマー達の間でも話題になって、 大人気なんだぜ！」
朝夢ミキ「ふぅ〜ん」
アムロ「ゲームやったことないのか？」
朝夢ミキ「ホラーゲームはやってる」
アムロ「へぇー」
朝夢ミキ「バトル系初めてだからよく分からない」
アムロ「平気！平気！」
アムロ「お前みたいなド素人でも楽しめるさ！」
朝夢ミキ「さらっと馬鹿にしてー」
アムロ「よしっ！始めようぜ！」
アムロ「まずは自分の分身になるアバターを作る」
朝夢ミキ「へぇー色んなパーツがあるのね」
アムロ「お前は魔女っぽいキャラがいいんじゃねぇ？」
朝夢ミキ「じゃあ、アンタは変態騎士ね！」
アムロ「失礼なっ！」
朝夢ミキ「キャラ完成！」
アムロ「俺も出来た！」
朝夢ミキ「これでアクセスできるわね」
アムロ「じゃあこれ！」
朝夢ミキ「ヘルメット？」
アムロ「このゲームにアクセスするには、ヘルメットを被らないといけないんま」
朝夢ミキ「なんか、その設定って・・・・・・」
アムロ「それ以上言うなっ！」
朝夢ミキ「はいはい」
朝夢ミキ「とりあえず被ればいいんでしょ？」
アムロ「いざ！出発！！️」

〇ファンタジー世界

〇黒

〇電脳空間

〇黒

〇ファンタジー世界

〇綺麗な港町

〇西洋の街並み
アムーロ・ハイク「わぁー！スゲぇ！！️ 人がいっぱいだ〜」
アムーロ・ハイク「全員プレイヤーなのか。 結構いるなー」
アムーロ・ハイク「それに・・・・・・」
アムーロ・ハイク「美人がいっぱいだ〜」
アムーロ・ハイク「とりあえず、ミキを待つか〜」
アムーロ・ハイク「すげー美人!! パーティーに入れよう！」
アムーロ・ハイク「そこの方、良かったら 一緒にパーティー組みませんか？」
ミキーナ「すみません。先約がいるんです」
アムーロ・ハイク「そうですか」
アムーロ・ハイク（なんだ、ショック・・・・・・）
アムーロ・ハイク「ところで、ここに”ミキ”っていう 地味な女を見てませんか？」
アムーロ・ハイク「ギャァー！！️」
ミキーナ「誰が地味だって？」
アムーロ・ハイク「えっ？まさか、ミキ!?」
ミキーナ「その悪口とリアクションは間違いなく、 アムロね」
アムーロ・ハイク「キャラ違いすぎだろっ！」
ミキーナ「一回、こういう格好して見たかったの！」
アムーロ・ハイク「似合ってんじゃん（笑）」
ミキーナ「ちょっと！ （笑）って失礼でしょ！」
アムーロ・ハイク「ほんじゃ、行きますか！」
ミキーナ「無視すんなっ！」

〇草原の道
ミキーナ「これからどうするの？」
アムーロ・ハイク「まずはモンスターを倒さないとな」
アムーロ・ハイク「このゲームはモンスター倒すと レベルが上がり強くなっていくからな」
ミキーナ「なるほどね」

〇草原の道

〇草原の道
ミキーナ「来るわよ」
アムーロ・ハイク「でっ出たー！」
　　ミドリマン
　　草原に暮らす野生モンスター
　　見つけたプレイヤーにケンカをふっかける
アムーロ・ハイク「早速キター」
ミキーナ「行くわよ！」
　　戦闘開始！！️
アムーロ・ハイク「ハァッ！」
ミドリマン「ヴヴゥゥ」
ミキーナ「やっ！」
ミドリマン「キィ・・・」
ミキーナ「今よ！」
アムーロ・ハイク「ハァー!!」
ミドリマン「アァァァ・・・」

〇草原の道

〇草原の道
ミキーナ「やった〜」
アムーロ・ハイク「初クリアだぜ！」
　　アイテム獲得──
ミキーナ「アイテムだ！」
アムーロ・ハイク「何が出るかな〜」
アムーロ・ハイク「薬？」
ミキーナ「回復の薬かな？」
アムーロ・ハイク「試しに飲んでみるか」
ミキーナ「どう？」
アムーロ・ハイク「・・・・・・・・・」
アムーロ・ハイク「うっ！」
ミキーナ「アムロ？・・じゃない！ あっアムーロ？」
アムーロ・ハイク「はぁ〜」
ミキーナ「大丈夫？」
アムーロ・ハイク「なんか苦かった・・・・・」
アムーロ・ハイク「なんか書いてある」
アムーロ・ハイク「いるか！こんなもん」
ミキーナ「待って！」
ミキーナ「戦闘で必要になると思う」
アムーロ・ハイク「そうか・・・」
ミキーナ「何考えてんの？」
・・・「フ・・・・・・」
・・・「面白そうな奴がやってきたな」

〇中東の街
アムーロ・ハイク「おっ！街だ」
ミキーナ「あの街で少し休もう」
アムーロ・ハイク「そうだな」

〇中東の街

〇中東の街
　　緊急事態発生！
　　魔軍団の襲撃により、負傷者多数！
ミキーナ「なんで魔軍団が!?」
アムーロ・ハイク「とにかく行くぞっ！」

〇荒廃した市街地
「きゃー！」
「わー！」
「助けて〜」
ミキーナ「ひどい・・・」
アムーロ・ハイク「おいおい、もはや戦争じゃねぇか！」
ミキーナ「アムーロ！あそこ！！️」
カーミナ「くっ・・・！」
ギラギラ「ギャアー」
アムーロ・ハイク「大丈夫か？」
ミキーナ「その子は？」
ミキーナ「アマーロ！」
アムーロ・ハイク「心配ない。気を失ってるだけだ」
アムーロ・ハイク「あぁ」
　　戦闘開始！！️
ギラギラ「ギーっ！」
ミキーナ「今よ！アムーロ!!」
アムーロ・ハイク「ハァー！」
ギラギラ「ギーっ！」

〇荒廃した市街地

〇荒廃した市街地
アムーロ・ハイク「大丈夫かい？」
カーミナ「ありがとうございます」
カーミナ「二人、強いんですねー」
ミキーナ「まだ始めたばかりなので」
カーミナ「良かったら、パーティーに入れてくれませんか？」
「もちろんっ！」
カーミナ「よろしくお願いします」
　　カーミナが仲間に加わった
ミキーナ「私はミキーナ」
アムーロ・ハイク「俺はアムーロ・ハイク」
カーミナ「カーミナです（ミキの父）」
アムーロ・ハイク「・・・・・・・・・」
ミキーナ「・・・・・・・・・」
「お父さんっ！！️」
カーミナ「えっ？」
カーミナ「・・・・・・・・・」
カーミナ「まさか・・・・・・」
「えーっ！！️」

〇おしゃれなリビングダイニング
ミキの父「ミクも参加してやがったのか」
ミキの父「そういやー今日はアムロとゲームやるって 言ってたっけ」

〇荒廃した市街地
カーミナ「まさか二人もこのゲームをやってるなんて 驚いた」
ミキーナ「なんで女性キャラ？」