後輩との優しくない日常(脚本)
〇学食
先輩「やっと昼休みだ。 今日は何を食べようかな」
りこ「あれ? 先輩じゃないですか!」
先輩「ん? おお!お疲れ」
りこ「はい!お疲れ様です。 先輩、今日は学食ですか? 一人で」
先輩「見たら分かるよね!? 相変わらず優しくない一言だなぁ」
りこ「真面目に受け取らないでくださいよ! それに今日は私も一人ですし」
先輩「何だよ。人の事言えないじゃん」
りこ「先輩、良いんですか? そんな事を言って」
先輩「うん?」
りこ「私と一緒に食べれば一人じゃなくてすみますよ? それなのに良いんですか? そんな態度で・・・・・・」
先輩「べ、別に良いよ。 いつも通りだし」
りこ「そうですか。 では、また」
先輩「ちょっと待ってください! もう一度チャンスを!」
りこ「先輩・・・・・・」
先輩「な、何だ?」
りこ「チョロ過ぎて、先輩の将来が心配です」
先輩「お、おぅ・・・・・・」
〇学校の廊下
別の日・・・・・・
りこ「あれ?先輩じゃないですか」
先輩「おーす!」
りこ「どうしたんですか? あっ、待ってください。当ててみせます!」
先輩「おぉ、当ててみ!」
りこ「休み時間に喋る友達がいないので、暇だからブラブラしていた・・・・・・ そうですね?」
先輩「違う。教室移動だよ!次の時間科学だから」
りこ「そうでしたか。 でも、一人で移動してますね」
先輩「言わないで!!」
〇図書館
また別の日・・・・・・
先輩「(カリカリカリ・・・・・・)」
りこ「あれ?先輩 放課後にどうしたんですか?」
先輩「うん? ちょっと宿題をして帰ろうと思ってな」
りこ「そうなんですね! ちなみに何の教科をしてるんですか?」
先輩「数学だな。 結構得意なんだ!」
りこ「え?数学得意なんですか!?」
先輩「? そうだよ」
りこ「へぇー意外です。 てっきり先輩は『数学とか無理!数字見るだけで駄目!』」
りこ「『そのかわり英語は結構得意なんだ。カッコ良く思われる為に必死に勉強したからね!!』」
りこ「と、ドヤ顔するタイプだと思ってました」
先輩「それはない! というか、アピールの仕方がダサイよ!」
りこちゃんのこの毒舌って、主人公のことをよ~く観察した上での産物ですよね💕 しかも、主人公が受け止められるギリギリの毒っ気で🥰
りこちゃんの言葉の切れ味と、2人の関係性、どちらも楽しませてもらいました😊
ちょっと、このシリーズ癖になるとこありますねww
適度な毒舌が面白いです!
先輩は完全に尻に敷かれてますねww
実はストーカーなのかも?でも先輩も悪い気はしないでしょうね。
なんだか学生時代を思い出しました…楽しそう😊
この毒舌さがいいですね!しっかり毒舌なのに嫌な気がしない塩梅がとても素晴らしいと思います。
りこさんと先輩の絶妙な距離感が好きです。