完結編パート3(脚本)
〇病院の待合室
青野健次郎「くそっ、ゾンビが入ってきた・・・!!!」
柳生花凛「アンタねえ!!なんて事を・・・!!」
柳生花凛「・・・って居ないッ!?」
アンナベル羽佐間「ああいうのは逃げ足だけはいっちょ前さね、アタシらも逃げるよ!!」
柳生花凛「お前はくんなっ!!」
〇病院の廊下
アダド・アダムス「はは・・・はははっ!! ざまあみろ!!日本人ども!!」
アダド・アダムス「最後の最後まで俺の邪魔をした罰だ!!ゾンビに食い殺されるがいいさ」
アダド・アダムス「現地人の足止めなんて仕事、引き受けて正解だったぜ これで”彼等”から金が・・・」
???「・・・・・・なるほど」
???「・・・そういう事でしたか」
アダド・アダムス「あ?誰だ・・・」
アダド・アダムス「!!!!!!」
アダド・アダムス「う・・・あがあああっ!!!!!!!! あっ足があああぁああ!?!?」
ボブ「・・・そんな気はしてました。でなければあながこんな事するハズもない」
ボブ「幼稚で身勝手で打算的。そんな人間が地球のために集団心中なんてするハズが無いですもんね」
アダド・アダムス「ボブ貴様・・・裏切り者めがぁ!!!!!!」
ボブ「今まで俺達を騙してきたあなたに言う資格はない!!」
ボブ「・・・あなたに避難なんて許されませんよ、やった事の落とし前はつけてもらいます」
ボブ「・・・俺も、ね」
ボブ「・・・誘導ガス弾、ライオンをハンターから逃がす時によく使いましたよね」
ボブ「肉食動物の喜ぶ血の匂いのするガスをまき散らし、誘導する・・・・・・」
アダド・アダムス「──────────!!!!」
アダド・アダムス「やっ、やめろ!!来るな!!来るな!!」
アダド・アダムス「俺が誰だか解ってるのか!?人道同盟代表アダド・アダムスだぞぉっ!!!!」
「いやだあああああああああ!!!!!!!!!!」
ボブ「・・・・・・・・・・・・」
ボブ「・・・・・・・・・・・・」
ボブ「・・・・・・・あなたに幸あらん事を」
〇学校の廊下
青野健次郎「・・・つい先程ミツコ君から連絡があった。我々を覗いた全員の避難が完了したとの事だ」
柳生花凛「・・・・・・・・・」
柳生花凛「・・・でも、ママとオニーサンは?」
アンナベル羽佐間「あの二人なら心配ないさね、ちゃんと手は回してある」
アンナベル羽佐間「それより今は、逃げる事に集中して・・・」
アンナベル羽佐間「・・・あれはっ!?」
柳生花凛「黒いゾンビ!?こんな時に・・・!!」
青野健次郎「待てッ!!」
青野健次郎「俺が・・・相手だ」
青野健次郎「ムオオオッ!!!!」
柳生花凛「あの黒いゾンビと素手で・・・!!」
柳生花凛(・・・てか冷静に考えたら、刀でやっと切り裂けるバケモノ相手に格闘で圧倒する医者って何者?)
アンナベル羽佐間「・・・!!」
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