オヤコドン・オブ・ザ・デッド

情無合成獣スフィアマザコンザウルス

完結編パート4(脚本)

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〇地下駐車場
池谷ミツコ「・・・あっ、先生!皆さん!」
葛城乙葉「・・・えっ!?お母さん!?」
柳生花凛「・・・・・・えっ、お母さん?」
ミス・レディ「乙葉!無事でよかったわ・・・」
葛城乙葉「お母さん・・・でも、どうしてここに?」
ミス・レディ「仕事でちょっと・・・ね」
柳生花凛「・・・言われてみれば」
柳生花凛「たしかに見せてもらった写真と比べたら そっくりだけど・・・」
柳生花凛「どうしたらこんな変人からこんないい子が産まれるの・・・!?!?」
ミス・レディ「ひどっ!?」
アンナベル羽佐間「病院を取り囲んでいたゾンビ達は、ボーヤがリクガニ一号で片付けてくれたよ。後は脱出するだけさね」
葛城乙葉「じゃあ私、お母さんと一緒に行きます!」
ミス・レディ「構わないわ、”あっち”に保護してもらうのが現状一番安全でしょうし・・・」
ミス・レディ「・・・たまには、お母さんらしい事しなくちゃね!」
葛城乙葉「お母さん・・・」
アンナベル羽佐間「んじゃ、アタシは青野先生方とご一緒するかね・・・」
アンナベル羽佐間「・・・その後の目的も同じだろうし」
青野健次郎「・・・勿論です」
青野健次郎「こんなふざけた事をしでかした奴等を、野放しにはできん!」
青野健次郎「・・・ミツコ君、危険な旅になるが一緒に来てほしい」
青野健次郎「出来れば巻き込みたくはなかったが、今回は側にいた方が安全だ」
池谷ミツコ「────はい!! 地獄の果までお供します!!」
アンナベル羽佐間(・・・ふっ、いい相方を持ったじゃないか)
アンナベル羽佐間「そしてお嬢ちゃんは・・・」
アンナベル羽佐間「・・・言うまでもなかったね」
柳生花凛「おば様・・・」
柳生花凛「・・・これ、大事にします!」
アンナベル羽佐間「・・・嬉しいねえ。ま、市販の火炎放射器のパーツがありゃ整備も改良もできるからね」
アンナベル羽佐間「・・・達者でね、花凛」
柳生花凛「・・・はい!」
アンナベル羽佐間「・・・それじゃあ諸君」
アンナベル羽佐間「生き残るよッッ!!!!」

〇病院の入口
柳生摩耶「花凛ちゃん!!」
橘宏美「早く!!こっちだ!!」
柳生花凛「おまたせ!!ママ、オニーサン!!」
橘宏美「よし、早くリクガニ一号の中に!!」

〇コックピット
橘宏美「・・・・・・・・・」
橘宏美「・・・・・まあ、予想はしてたけど」
柳生花凛「んむぅ〜〜〜〜っ!!」
柳生摩耶「せっ・・・狭い・・・っ」
橘宏美(・・・・・・まあ、本来一人乗りの深海作業艇に3人も乗ればこうなるか)
橘宏美「・・・っと、そうじゃなくて!!」
橘宏美「今から、レディさんに教えてもらったルートで脱出する!!」
柳生花凛「レディさんが?どんなルートなの?」
橘宏美「それは・・・」

〇海

〇コックピット
橘宏美「海だぁっ!!!!!!」

〇病院の入口

〇住宅街の道

〇コックピット
柳生花凛「海・・・?」
橘宏美「このリクガニ一号は、陸上も走れるが本来は水中で作業する為のマシン。当然海の中も進める」

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