完結編パート2(脚本)
〇低層ビルの屋上
〇病院の待合室
モブ「・・・ひ、ひいっ!!」
モブ「どうした?」
モブ「あ、あれ・・・!!」
〇病院の入口
〇病院の待合室
モブ「ぞ、ゾンビ・・・!!いつのまにこんな集まってきたんだ!?」
モブ「バリケードで防げる数じゃないぞ!?もしこいつらが向かってきたら・・・!!」
モブ「おっ、お願いします!!ここから逃してください!!」
活動家「ふざけた事を抜かすな!!」
モブ「でも、ゾンビが・・・!!」
モブ「わっ、私死にたくない!!死にたくないんです!!」
活動家「貴様の意見などどうでもいい!!」
活動家「人間は今まで自分達の繁栄のために自然を歪め、傷つけ、破壊してきた!! その反省をせねばならんというのが何故わからん!!」
活動家「そのあがない切れない罪を償うために、我々は中性子爆弾の炎により浄化される必要がある!」
「・・・なぁんて滅茶苦茶な理論なのかしら つまんないの」
活動家「──────!!!!!! 誰だ今・・・・・・」
活動家「──────────!?!?」
柳生花凛「あはっ☆ヒーロー参上!!」
柳生花凛「足を撃ってあげただけありがたいと思いなさい!!」
活動家「なっ・・・こいつら!?」
青野健次郎「遅いッ!!」
活動家「ぐ・・・ッ!?」
アダド・アダムス「きっ・・・貴様ら!! どうやって拘束を解いた!?」
柳生花凛「・・・・・・!!」
〇地下倉庫
・・・・・・・・・少し前
柳生花凛「んっ?」
葛城乙葉「あっ」
アンナベル羽佐間「やあ諸君!おまたせ」
柳生花凛「おば様!!」
葛城乙葉「アンナベルさん!!」
青野健次郎「先生!!どうしてここに・・・」
アンナベル羽佐間「・・・連中の一人が、今回の件で流石に人道同盟に愛想が尽きたようでねぇ」
アンナベル羽佐間「善意でここの鍵と、武器の部屋を教えてもらったんだよ」
葛城乙葉(ボブさんだ・・・!!)
アンナベル羽佐間「さあ、さっさと脱出して・・・と」
青野健次郎「・・・うぐっ」
アンナベル羽佐間「・・・その様子、体内に弾丸が残ったままかい」
青野健次郎「拘束されていて何もできず・・・お恥ずかしい」
アンナベル羽佐間「しょうがない・・・お嬢ちゃん達!!」
柳生花凛「!!」
柳生花凛「縄が」
葛城乙葉「切れた」
アンナベル羽佐間「たった今緊急のオペが入ったから、武器は二人で回収してきてほしい!」
アンナベル羽佐間「何、武器の部屋に見張りはいないから問題はないさね」
柳生花凛「・・・はい!おば様!」
アンナベル羽佐間「それと・・・」
アンナベル羽佐間「バリバリにチューニングしといたよ、暴れてきな”ファイヤーガール”!!」
柳生花凛「・・・はい!!」
〇病院の待合室
柳生花凛「・・・さあ、あんた達のやり方に愛想が尽きた奴でもいたんじゃない?」
アダド・アダムス「貴様・・・!!」
葛城乙葉「みなさん、こっちです!落ち着いて!」
池谷ミツコ「予定より繰り上げて、脱出計画を開始します! 押さないで!ゆっくり、ゆっくりです!」
青野健次郎「よし、人質は開放した」
柳生花凛「お仲間は無力化、人質は開放・・・これであなたを守るものは無くなったわね」
青野健次郎「年貢の納め時だ!!アダド・アダムス!!」
アダド・アダムス「・・・・・・」
アダド・アダムス「ふざけるな・・・ふざけるなぁ!!!!」
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