魔王?俺達なら余裕っしょ!

フィア🍀🐬

ソフィーユ編(脚本)

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〇けもの道
ゆい「森はやっぱり気持ちいいなぁ」
ソル「確かに森などの自然は、気持ちをリフレッシュさせるのに適しているな」
なおと「こういう所だと、鍛錬にも最適な環境だな!」
ソル「確かに鍛錬にも最適だな」
ソル「誰か居るのか?」
ソルーナ「こ、こうげきしないでください・・・」
ソル「君はソフィーユに住んでる、ソルーナだね?」
ソルーナ「わわっ、ソルさま!? ど、どうしてこちらに!?」
ソル「この方達と魔王討伐へ向かっているんだが、ソフィーユにも行けたらと思ってたんだよ」
ソルーナ「そうだったのですね」
ソルーナ「でもこのかたたち、おとなですよね?」
ソル「大丈夫、彼らは私の仲間だ 危険な事はしない」
ソルーナ「うーん・・・」
ゆい「あの、なんで大人を拒むんですか?」
ソル「昔、ソフィーユに住んでいた大人達が争いをし始め、国全体を滅ぼしかけたのが原因だよ・・・」
ソルーナ「だからぼくたちはおとながきらいなんだ・・・」
ゆい「そう、だったんだね・・・」
ソルーナ「・・・」
ソルーナ「おねぇちゃんたちもソフィーユにきていいよ」
ゆい「えっ、いいの?」
ソルーナ「おねぇちゃんたちぼくをおそわなかったし、ソルさまもしんらいしてるみたいだからだいじょうぶ!」
ソル「ありがとう」
ソルーナ「いえいえ では、あんないするのでついてきてください」

〇児童養護施設
ゆい「ここが子供と妖精だけが住んでいる、ソフィーユなのね」
ソルーナ「はい」
ソルーナ「そういえば、ソフィーユではひとのよびかたがちがうんですが、しってますか?」
ゆい「えっ、呼び方違うの!?」
ソル「ソフィーユは特殊でね 男の子をソルーナ、女の子をソルーニャ、男の子の妖精をフィーナ、女の子の妖精をフィーニャと呼ぶんだ」
ソルーナ「ぼくはにんげんのおとこだから、ソルーナなんだよ」
ゆい「へ~、面白い! 国によっては呼び方も違うんだね」
ソルーナ「ここにすんでるみんなはほんとうのなまえをしらないの だから、きほんはこのよびかたにしてる」
ソルーナ「なかには、じぶんですきななまえをつけてるこもいるよ」
ゆい「そうなんだね」
ソルーナ「あっ、ぼくそろそろかえらないとだ!」
ソルーナ「このさきにやどがあるからそこでやすんでください では、しつれいします」
ゆい「国によって色々違うのって面白いなぁ」
しゅん「俺としてはめんどくせぇけど・・・」
ソル「まぁ、気持ちはわかるが・・・」
ソル「とりあえず宿に向かうか」
「はい」

〇ボロい山小屋
ソルーニャ「ちょっとふべんなところがあるのはもうしわけないです・・・」
ソル「構わないよ 高級な宿屋に泊まるよりは、こうした素朴な宿が好きなんだよ だから気にしないでくれ」
ソルーニャ「はい、ありがとうございます では、ゆっくりやすんでください しつれいします」
ソル「さて、明日も朝早い 早めに夕食を食べて、休もう」
はる「ゆい」
ゆい「うん、わかった 他のみんなはここで待ってて」
ソル「あの2人は何をするつもりなんだ?」
なおと「2人は料理が得意だから、夕食作りに行ったと思いますよ?」
ソル「そうか」
しゅん「よくあの2人で夕食を作ってくれてるんだけど、美味いんだよ」
ソル「ほう、それは楽しみだなぁ」
なおと「特にオリジナルステーキ丼は格別だったぜ!」
しゅん「確かにあれは美味しすぎておかわりしたんだよな」
ソル「オリジナルステーキ丼?」
なおと「2人オリジナルのタレをかけたステーキ丼なんですよ」
しゅん「調味料に関しては2人に聞かないとわからないけど・・・」
ソル「オリジナルのタレか! それは凄いな!」
はる「戻りました 今夜はオリジナルステーキ丼です」
「やった~!!」
ゆい「あれ? ソルさんに話しましたっけ?」
ソル「実はなおととしゅんから聞いてね タレはどんな風に作っているのかな?」
ゆい「えっと・・・」
  5分後
ゆい「という感じで作ってます」
ソル「ほう、手間暇かけて作っていたんだね ありがとう」

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