妖怪探偵アムロ

ミレティー

第6話 初めて染める髪(脚本)

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〇店の事務室
アムロ「このモデル、綺麗だな〜」
朝夢ミキ「デレデレしてないで、 依頼探しでも行けば?」
朝夢ミキ「最近、あんまり依頼入ってないんだから」
アムロ「貞子頭のお前に言われたくねぇよ」
朝夢ミキ「誰が”貞子”だって、 このド変態!!️」
アムロ「ギャアー!!️」
朝夢ミキ「・・・ったく!」
朝夢ミキ「・・・・・・・・・」
朝夢ミキ「茶髪か・・・」

〇綺麗な一戸建て

〇女性の部屋
朝夢ミキ「よしっ!」
朝夢ミキ「・・・・・・・・・」
朝夢ミキ「(カラーか・・・。YouTubeで見てみようかな。)」

〇街の宝石店
モデル「ここ、『ジュエリー店』に 来ています」
モデル「綺麗な宝石がたくさんありますねー」

〇女性の部屋
朝夢ミキ「へぇー綺麗な髪!」
朝夢ミキ「いいな・・・・」

〇おしゃれなリビングダイニング
「いただきまーす!」
朝夢ミキ「可愛い〜」
ミキの父「へぇ〜」
朝夢ミキ「何?」
ミキの父「お前さ、いつもその髪型だけど たまには変えろよ」
朝夢ミキ「何よ。いきなり」
ミキの父「お前も年頃なんだからオシャレした方がいいぞ」
ミキの父「最近の女子は髪染める子が多いし 可愛い髪型の子が沢山いる」
ミキの父「髪だけでも染めてみろよ」
朝夢ミキ「わたしには似合わないと思う」
ミキの父「まぁ、そういうな」
ミキの父「知り合いで美容師やってる奴がいるんだ。 アイツはオレと違って オシャレに詳しいから、 きっと可愛くしてくれるぞ」
朝夢ミキ「別にこのままでいい」
ミキの父「お前だって髪染めてみたいだろ?」
朝夢ミキ「・・・・・・・・・」
朝夢ミキ「まぁそこまで言うなら、やってみようかな?」
ミキの父「分かった! 早速、予約入れてくるから」

〇店の入口
朝夢ミキ「ここだ」

〇おしゃれな受付
朝夢ミキ「すみません。 予約した、朝夢ですが」
「あら?あの子かしら?」
美容師「いらっしゃーい!」
美容師「貴方がミキちゃんね。 待ってたわ〜」
朝夢ミキ「はっはい・・・・・・」
美容師「じゃあ案内するわね」
朝夢ミキ(この人、オカマじゃない・・・・・)

〇美容院
美容師「は〜い」
美容師「担当のです。よろしくね」
朝夢ミキ「はっはぁ〜」
美容師「そんなに緊張しないでいいわよ」
美容師「それで?髪を染めたいんですって〜」
朝夢ミキ「父がうるさくて」
美容師「私に任せなさい!」
朝夢ミキ(不安しか無い・・・・・)
美容師「出来たわ〜」
美容師「いいじゃない!サイコーよ」
朝夢ミキ「少し明るすぎませんか?」
美容師「これくらいがいいのよ〜」
美容師「女はまず外見が大事なの。好きな男を堕としたいなら、ウーンとね!」
朝夢ミキ「好きな人?」

〇店の事務室
「ごめん!遅くなって」
アムロ「よお。ミキ──」
アムロ「はっ!」
アムロ「・・・・・・・・・」
朝夢ミキ「どうかした?」
アムロ「お前、髪に麦茶かけたのか?」
朝夢ミキ「馬鹿!違うわよ!!」
朝夢ミキ「美容院に行ってきたの」
アムロ「美容院?」
朝夢ミキ「お父さんの知り合いの美容師に やってもらったのよ」
アムロ「そっか」
朝夢ミキ「変?」
アムロ「似合ってんじゃん!」
朝夢ミキ「ほんとに?」
アムロ「あぁ」
朝夢ミキ「・・・・・・・・・・・・」
朝夢ミキ「あっありがと・・・・・・」

〇ラーメン屋

〇ラーメン屋のカウンター
朝夢ミキ「大将、こんばんわ!」
店長「へい!いらっしゃ──」
店長「どうしたんだい?その頭」
朝夢ミキ「美容院に行って、 初めて染めてみた」
店長「へぇー似合ってるじゃねぇか」
朝夢ミキ「ありがとう」
店長「やっぱ年頃の子はオシャレさんだね〜」
朝夢ミキ「あっ!ラーメン一つ」
店長「あいよ!」
店長「しっかし、髪染めるなんて ひょっとして男でもデキたか?」
朝夢ミキ「違うからっ!」
店長「まあまあ、そう照れるな」
朝夢ミキ「照れてないからっ!」

〇白いバスルーム
朝夢ミキ「ふぅーさっぱりした〜」
朝夢ミキ「可愛い・・・・・・」
朝夢ミキ「ウフフッ!」

〇おしゃれなリビングダイニング
ミキの父「アイツ、相当気に入ったみたいだな」
ミキの父「アンタに似てきたよ。母さん・・・・・・」

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