番外編③ 瑠里乃の過去(脚本)
〇コンサート会場
アイドルのライブ会場
歌と音楽と声援が鳴り響く中、一人の少女はただ無言でその光景を眺めていた。
岡島瑠里乃「・・・・・・・・・・・・」
岡島瑠里乃(あー、やっぱりかっこいいなぁ・・・・・・透子さん)
岡島瑠里乃(私生活はダメダメだけど、身長とライブは好きだなぁ・・・・・・)
〇展示スペース(展示物無し)
係員「続いての方、どうぞ」
岡島瑠里乃「は、はいっ・・・・・・!」
岡島瑠里乃「こ、こんにちは・・・・・・」
瑠里乃は、大量の握手会チケットを置く。
霧島透子「こんなに!?・・・・・・ありがとう」
霧島透子「こんにちは、お名前聞いてもいいかな?」
岡島瑠里乃「る、瑠里乃・・・・・・です」
霧島透子「瑠里乃・・・・・・かわいい名前だね!」
岡島瑠里乃「わ、私・・・・・・透子さんのことが大好きで・・・・・・!」
岡島瑠里乃「いつも家では暴力振るわれるから・・・・透子さんだけが支えで・・・・・・」
霧島透子「そんな・・・・・・警察に相談しようよ」
岡島瑠里乃「もしお父さんにバレたらどんなこと言われるか・・・・・・」
岡島瑠里乃「お母さんは死んじゃって一人っ子だから・・・・・・守ってくれる人もいなくて・・・・・・」
岡島瑠里乃「だから・・・・・・透子さんだけが支えなんです」
霧島透子「私に出来ることがあったら・・・・・・何でも行ってね・・・・・・!!」
岡島瑠里乃「ありがとうございます、では話を買えましょうか」
岡島瑠里乃「とりあえず、私が透子の好きなところをいいますね」
霧島透子「私・・・・・・子供に暴力振るう奴とか大嫌いだから・・・・・・!!」
岡島瑠里乃「かっこいい・・・・・・やっぱり透子さんは凄いですね」
岡島瑠里乃「プライベートは最低なのに、ファンの前では格好良い自分を貫く所とか、凄いと思います」
霧島透子「何の話・・・・・・?」
岡島瑠里乃「何の?」
霧島透子「私のプライベート?」
岡島瑠里乃「ああ、部屋に男連れ込みまくってますよね」
霧島透子「え、は・・・・・・?」
岡島瑠里乃「写真もありますよ?ほら」
そう言って、瑠里乃は盗撮した写真を見せる。
霧島透子「盗撮・・・・・・したの・・・・・・?」
岡島瑠里乃「ええ、そうですよ」
岡島瑠里乃「身から出た錆とはこのことですね」
岡島瑠里乃「さて、話を戻させて頂きますね」
岡島瑠里乃「私、この写真を週刊誌に売ろうと思ってるんです、金欠で・・・・・・」
霧島透子「や、やめて!!!」
岡島瑠里乃「では交渉しましょう」
岡島瑠里乃「私のことが好きで結婚したいと、会見して下さい」
霧島透子「は・・・・・・?」
岡島瑠里乃「現状同性婚は不可能ですが、私が欲しいのは紙切れの契約では無いので」
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瑠里乃さんの過去……本編よりは可愛らしいエピソードでもあるのかと思っていたら、、、甘かったですww 強烈すぎる中学生ですね!
嘘吐き瑠里乃さんのルーツと本音について、すごく気になりますが……闇深そうですねw