第8話、オレオレデーライタ!️(脚本)
〇荒野
松平信綱(知恵伊豆)「・・・」
2月24日
信綱の陣地──
諸侯による最後の軍議が行なわれていた──
水野勝成『総攻撃を!️』
戸田氏鉄『いや、兵糧攻めの延長を!️』
『総攻撃を!️』
松平信綱(知恵伊豆)(このまま乱が長期間鎮圧されないと幕府の威信に関わる もう奴等は兵糧も尽きかけ弾薬も切れかけている──)
松平信綱(知恵伊豆)「・・・」
松平信綱(知恵伊豆)「・・・」
松平信綱(知恵伊豆)「‥総攻撃だ!️」
松平信綱(知恵伊豆)「これより、我が幕府軍は原城の一揆勢に総攻撃をかける!!️」
この後4日ほど悪天候が続き、
攻撃は28日に延期された──
はずだった
ナント佐賀鍋島藩が1番乗りを狙い
抜け駆け(フライング)した結果
攻撃が1日早まり27日になったのである!!️
松平信綱(知恵伊豆)「鍋島藩あんにゃろめ、軍規違反だ・・・」
ちな、しろりん達の陣中旗をフライングゲットしたのも鍋島藩である・・・
作者の私も欲しいが、アレ、ホープダイヤ並みの特級呪物だからな💧
あの絵は人の心を鷲掴みにする様な
ヤラシイ魅力があると思う。
布地は糸を紡がず薄く織った絹で
当時は純白だったはず‥
(待てよ、本物の写真見たら何か金色に見えるし400年近く経って色が変色したのか、染めたのか、詳しい方教えて下さい💦)
「ドウシテ〜?」
ん?なあに?ショパン君??
「‥僕も欲しい(//∇//)」ポッ
〇教会の中
天草四郎時貞「・・・」
2月26日
総攻撃前夜
天草四郎時貞「親愛なる皆さん、」
天草四郎時貞「甘美なる皆さん──」
天草四郎時貞「一揆勢の皆さん・・・」
天草四郎時貞「・・・」
天草四郎時貞「今日は重要なお話です」
天草四郎時貞「もう皆さんご存知でしょうが──」
天草四郎時貞「敵がすぐ側まで迫り、今日明日にでも 襲いかかる気がします」
天草四郎時貞「これが私の最後の説法になるかも知れません」
天草四郎時貞「今のうちに脱出出来る人は しておいて下さい・・・」
天草四郎時貞「特に仏教徒の方々・・・」
天草四郎時貞「貴方がたは生き延びて下さい──」
天草四郎時貞「敵はおそらく私達を皆殺しにするでしょう 私には見えるのです・・・」
天草四郎時貞「万単位の死体が折り重なる姿が──」
天草四郎時貞「1つの死体を殺しただけでは飽き足らず 2つ3つに割って 死後の復活をも阻止しようとする事でしょう」
天草四郎時貞「そして私は首級(しるし)を取られる・・・」
天草四郎時貞「今投降すればまだ間に合う・・・」
天草四郎時貞「始まってからでは遅いのです・・・」
嫌だオラは戦うぞ!!️
天草四郎時貞「!️!️?」
アタシも!!️
最後まで四郎様と一緒に居るだ!!️
そしてパライソまで一緒に行くだ!!️
天草四郎時貞「・・・」
天草四郎時貞「皆、ありがとう、こんなへっぽこピーな 居るだけお飾りリーダーに着いて来てくれて・・・」
天草四郎時貞(ワシはお前等に何もしてあげられないのに ・・・)
山田右衛門作「・・・」
山田右衛門作「・・・」
山田右衛門作「(皆しぶといな‥ 死んでもしろりんの側を離れたくないらしい‥)」
山田右衛門作「(死んでしまっては元もこうも無いだろうに・・・)」
〇綺麗な教会
山田右衛門作「で、こないだの矢文の返信は どうした、18日に出した 無理に一揆勢に加わった者の 助命嘆願書だ。 少し遅れているようだが」
山田右衛門作「ちゃんと届けたんだろうな」
幕府軍の忍者「はい、間違い無く信綱様の陣屋の壁に 刺して置きました」
幕府軍の忍者「それが・・・」
幕府軍の忍者「大変な事になりましたっ!️」
山田右衛門作「え!?️」
幕府軍の忍者「相手からの返信が──」
幕府軍の忍者「届かない!!️」
山田右衛門作「え!?️」
山田右衛門作「何で!?️」
第9話につづく──
陣中旗と呼ばれているけどキリスト教の秘蹟「聖体拝領」を示しているのですね。(~サクラメントとある)
聖なる絵を血みどろで奪いあう。
色々考えさせられます。
あの陣中旗、確かに目を引く逸物ですよね!しかしながら特級呪物とはwww
最終決戦(鍋島藩フライング突入日)前日、何とも胸を打つシーンで。この後の展開がどう描かれるのか、次回を楽しみにしてますね!
ああ〜!全滅が近そうだー!!😭😭💦
しろりん達をラストまで見守りたいです!✨
右衛門作くんは生死不明なんですよね?彼の今後も気になる〜!!💖
あと、雷バックの知恵伊豆さんめっちゃイケメンでした…🤤💕