君と私は

砂糖 雪乃☃❄

読切(脚本)

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〇華やかな広場
  ──私はいつものように公園に来ていた。私のお気に入りの場所には知らない男の子がいた。
瑠海「ねぇ、君は誰?」
優斗「僕のこと?」
瑠海「うん!そう、君だよ!」
優斗「ぼくはね、ゆうとっていうんだ!!」
  そんな言葉に思わず笑ってしまった。
  かわいいなと思ってしまった。
瑠海「私はね、るうなっていうの!」
優斗「そうなんだ!瑠海ちゃん、そこの台座に立ってよ!」
瑠海「わかった」
優斗「僕はここの景色が好きなんだ! ねぇ、瑠海ちゃん、もしよかったらぼくと友だちになってよ!」
瑠海「うん!!」
  それから、私達は毎日遊んでいた。
  でもとある日から、会うことはなくなっていた。
  ────数年後
瑠海 (彼はまだ元気でいるのかしら)
  ふと立ち寄った公園で考えてみた
優斗「あははっ・・・ 瑠海ちゃんどこに行ったんだろう」
瑠海 (あれは優斗くんの声・・・?)
瑠海 (でも私はもうここにいれない。 ごめんね、優斗くん)
瑠海 「ごめんね」
優斗「瑠海ちゃん・・・・・・ またね」
  こうして私達は別れを告げた。

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